SIMフリー版Xperia Aceが2019年10月01日、販売開始されました。
楽天モバイルはローラ、他はMVNOに
これまでNTT docomo専売モデルとして販売されてきたXperia Aceですが、SIMフリー版Xperia Ace (Type ID: PM-1171-BV) が登場したことで他の回線ユーザーでも入手しやすくなりました。
PM-1171-BVはかつてはJ3137としてSONYのファームウェア配信サーバーに登録されていましたが、入力ミスだったのか実際に発売されたのはJ3173でした。
コードネームはHouou (ホウオウ)で、キャリア毎に付けられるコードネームは楽天モバイル向けは「Rola (ローラ)」、IIJmio / goo Simseller / mineo / nuroモバイル向けは「MVNO」となっています。
コードネームは伝統的にNTT docomo向けは「Maki (=堀北真希)」、auは「Anna (=土屋アンナ)」、SoftBankは「Aya (=上戸彩)」と各社のCMに登場していた人物名が付けられており、楽天モバイルも同様にCMに登場している「ローラ」が使われることになりました。
これまでSIMフリーモデルは「nuroモバイル向け」という位置付けだったのかコードネームは「Momo (So-netのイメージキャラクター)」でしたが、今回は「MVNO」にまとめられてしまいました。これまでのSIMフリーXperiaは「発売から数ヶ月遅れで登場」「回線セットでしか買えない」「なのに割引がほぼない」とSIMフリーのうまみがゼロでしたが、SIMフリーモデルはMVNO向けに売るものだ、と新体制下で考えを改めたのだとすると今後のXperiaには期待できそうです。
なお、各キャリアのコードネームはXperia 5からは頭文字だけに省略されることになったため、Xperia Ace以外で今後「Rola」を見かけることはなさそうです。
Xperia 5のコードネームは「BAHAMUT (バハムート)」で、現在「N (=NTT docomo)」「K (=KDDI)」「S (=SoftBank)」の3キャリア向けのほか「M」も開発中であるため、MVNO向けSIMフリーモデルがあることはほぼ確実です。