広告あり
デル アンバサダープログラムのモニターに参加し、ゲーミングノートPC、NEW ALIENWARE m15をお借りしました。
一目で違いが分かる4K有機ELディスプレイ
NEW ALIENWARE m15にはなんと、15.6インチ 4K 有機ELディスプレイが搭載されています。スマートフォンではようやく一般的になってきた有機ELディスプレイですが、ノートパソコンでは搭載しているものはほとんどありません。
応答速度1ms、100,000:1コントラスト比という圧巻のディスプレイでスムーズなゲームプレイができるよう、NVIDIA GeForce RTX 2060も搭載されています。
NEW ALIENWARE m15 | |
---|---|
OS | Windows 10 Home |
メモリ | 16GB 2x8GB DDR4 2666MHz |
ストレージ | 256GB PCIe M.2 SSD |
プロセッサ | Intel® Core™ i7-9750H (最大 4.5GHz) |
ビデオカード | NVIDIA® GeForce RTX™ 2060 6GB GDDR6 (オーバークロック対応) |
ディスプレイ | 15.6インチ 4K 有機EL (3840 x 2160) 60Hz,1ms,400-nits,DCI-P3 色域,100,000:1コントラスト比,Eyesafe® ディスプレイ+Tobii Eyetracking |
サイズ | 276×360.5×20.5mm |
重さ | 約2.16kg |
端子 | 1 Power/DC-inポート 1 Killer™ネットワークE3000ギガビット イーサネット ポート 2 タイプA USB 3.1 Gen 1ポート 1 タイプA USB 3.1 Gen 1 ポート(PowerShare テクノロジー対応) 1 Thunderbolt™ 3 ポート(USB 3.1 Gen 2 10Gbps、40Gbps Thunderbolt™、およびDisplayPort 1.2 をサポート・USB Type-C™) 1 Alienware Graphics Amplifierポート 1 HDMI 2.0 b出力ポート (HDCP 2.2 対応) 1 Mini-DisplayPort 1.4 (認証済み)出力ポート 1 オーディオ出力用1/8インチ ポート (インライン型マイク ヘッドセットと互換性あり) 1 Nobleロック ポート( ケーブルとロックは別売) |
(掲載日 2019/10/19) 【Dell】NEW ALIENWARE m15 プレミアム・RTX搭載 VR
NEW ALIENWARE m15は15.6インチのディスプレイを搭載したノートパソコンで、ゲーミングノートPCと名乗るだけあってデザインも独特です。
天板のエイリアンのロゴは起動中に光ります。
ゲーミングノートPCとしては薄い5.6 mmの左右ベゼルで、
- 15.6インチ FHD (1920 x 1080) 60Hz 25ms 300-nits 72%色域
- 15.6インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 9ms 300-nits 72%色域
- 15.6インチ FHD (1920 x 1080) 240Hz 7ms 300-nits sRGB 100%色域
- 15.6インチ 4K 有機EL (3840 x 2160) 60Hz,1ms,400-nits,DCI-P3 色域
の4種類からディスプレイを選択できます。
今回お借りしたのは4K 有機ELディスプレイなのですが、見た瞬間にレベルが違うことが分かるほどのきれいさでした。
写真だと伝わらないですが文字もくっきりと表示されるので、もはやMacTypeなどの小細工は不要です。
視野角も十分で、有機ELディスプレイの特性で黒も引き締まっており、ゲームはもちろん映画鑑賞にもぴったりです。
これぐらいのサイズの4K 有機ELモニターが売られていたら即ポチってしまうところでした。危ない危ない…。
今のところ54.6インチの有機EL 4K 120Hzゲーミングモニターは販売されているのですが、27~32インチぐらいの中間サイズも発売してもらいたいところです。
ディスプレイの下でピンク色に光って見えるのはTobii視線追跡機能のセンサーです。写真だと光って映るのですが、実際は見えません。センサー周りが静電気でほこりが付きやすいので、次モデルではぜひ改善していただきたいです。
Tobii視線追跡機能とは人の視線を検知してさまざまなアクションができる仕組みで、対応ゲームなら視線での操作アシストなどができます。
ゲーム以外にもPCの前から離れたら画面の明るさを下げる、スリープにさせない、などの便利な機能を使えます。視線をロゴに合わせるだけで起動するなど、ユーザーのしたいことを先読みしてサポートしてくれます。
地味に便利なのが「マウスポインターを視線の先にワープ」です。特にマルチモニターだと別のモニターに移動している内にポインターを見失ってしまうことがよく起こるのですが、この機能をオンにしておけば、マウスポインタがどこにあろうと動かした瞬間に視線の先に出てくるので、手を大きく動かさず操作できるようになります。
ノートPC単体で操作するときタッチパッドを何回も触って移動しないといけないのは疲れますし、長時間の操作でこれが効いてきます。
ThunderboltやHDMI、有線LANなど豊富なポート
デザイン重視という言い訳でポート数が少ないノートパソコンと異なり、NEW ALIENWARE m15はHDMI 2.0 b、Mini-Display Port 1.4、Thunderbolt 3、有線LANポートを備えるなど、実用的な構成になっています。
ACアダプタは240Wの超大型サイズです。Thunderbolt 3ポートでのUSB PD充電はできず、USB PD 100W充電器であっても受付されません。
最大 4.5GHzIntel Core i7-9750H と NVIDIA GeForce RTX 2060を最高の状態で動かし続けられるよう、NEW ALIENWARE m15には最新サーマル テクノロジーのAdvanced ALIENWARE Cryo-Tech v3.0が搭載されています。
6フェーズのCPU電圧レギュレータと8フェーズのGPU電圧レギュレータ、CPUファン ブレードの直径10%増加、GPUファン ブレードの直径20%増加といった強化のほか、デュアル吸気、デュアル排気などの技術も合わされています。
ノートパソコンという性質上、机の上だけでなく膝の上に載せて使うこともあると思いますが、なんとNEW ALIENWARE m15はジャイロ・加速度センサーを使うことで「今どこで使っているか」を検知し、膝の上で使っている時は側面の排気口で放熱し、底面から放熱をあまりしないように調整してくれます。火傷しないように考えてくれるとは、素晴らしい気遣いです。
右側面にはUSB 3.1 Gen 1 / USB Type-Aポートが2つあります。
左側面は有線LANポートとUSB 3.1 Gen 1 / USB Type-Aポート、3.5mmイヤホンジャックです。
ゲーミングノートだけあって、キーボードも光ります。設定から無効化することも可能です。
キーストローク1.7mmで押しやすく、nキーロールオーバーやアンチゴースト機能も備えています。タッチパッドはなんとガラス製で、触ると少しひんやりとします。
4Kでのプレイも可能なパフォーマンス
GeekBench 4でのシングルコアスコアは5178、マルチコアスコアは20154でした。
GPU性能を測るCompute Benchmarkでは、OpenCLスコアは73753でした。
お借りしたNEW ALIENWARE m15に搭載されているNVIDIA GeForce RTX 2060はリアルタイムレイトレーシングや最新のアンチエイリアシング技術に対応するなど、ダルビッシュ有も理解を諦めたとんでもないスペックを誇っています。
4K・HDR10対応のファイナルファンタジーXVベンチマークにて、4K解像度でシャドウ品質などをすべて最高に、NVIDIA DLSS / Turf Effects / HairWorks / Flowなども全部オンにした状態で計測してみると、スコアは2943・やや重いという結果になりました。
FHDに比べると重いとはいえ、ノートパソコンなのに4K解像度で全部のせした状態で普通にプレイできるレベルというのは凄いです。
DLSS (Deep Learning Super Sampling、ディープラーニングとAIを活用したアンチエイリアシング) と通常のTAA (Temporal Anti-Aliasing) で比較をしてみると、TAAだとポーチなどが若干ジャギっているのがDLSSだとなめらかな表現になっていることが分かりました。
TAAよりきれいな結果になっているのにパフォーマンス面でもDLSSのほうが上なので、対応ゲームではオンにしておいた方が良いでしょう。
4K解像度でのスクリーンショットはこちらに保存しています。
…しかもすごいことに、NEW ALIENWARE m15はオプションとしてより上位のi9-9980HK (最大5.0Ghz) や GeForce RTX 2070・GeForce RTX 2080を搭載することもできます。もうノートパソコンというより薄型デスクトップPCにモニターを付けた、というレベルで、通常のノートパソコンは比較対象にもなりません。
これまでは「4K解像度で快適なゲームプレイはほぼ無理」という状態でしたが、グラフィック設定をあまり犠牲にしなくても快適に遊べるぐらいにまでパフォーマンスが向上しています。
FFXVのようなやたらと性能を求めるゲームだと最高設定では重たくなりますが、ドラゴンクエストXのようなゲームであれば、4Kで最高品質にしても「すごく快適・14645」という評価になります。
もちろん解像度をFHDに下げれば「すごく快適・20717」となります。
カスタムオーダーメイド 3D2のベンチマークでは4K解像度にて「非常に快適・11147」というスコアでした。捗りますね。
ストレージ性能も高く、PCIe M.2 SSDを搭載しているためQ32T1で読み込み3202MB/s・書き込み2431MB/sという桁違いの速度が出ます。Q1T1でも読み込み41MB/s・書き込み114MB/sです。
NEW ALIENWARE m15は並のデスクトップPCなら余裕で超えられるスペックを持っており、そのスペックを活かせる美しい4K 有機ELディスプレイを選べるというのはかなり魅力的です。
「快適な環境でゲームをプレイしたい」「4K 有機ELディスプレイを使いたいが、40インチ以上は大きすぎて置けない」「どこでも最高品質でプレイしたい」という方にNEW ALIENWARE m15はおすすめです。
2019/10/20現在、DELL オンラインストアにて10/28まで有効な10%オフクーポンが配布されています。
