Zeblaze Thor 4 PRO 4Gスマートウォッチレビュー。Android OSがそのまま動く

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ごつい

Android 7.1.1搭載のスマートウォッチ、Zeblaze Thor 4 PROをTOMTOP様にいただきました。Wear OSではなく、Android OSそのままです。

4G対応で通話も可能

Zeblaze Thor 4 PROはなんと4G LTEに対応した、Android 7.1.1を搭載しているスマートウォッチです。

スマートウォッチといえばWear OSですが、Zeblaze Thor 4 PROではAndroid 7.1.1をWear OS風に仕立て上げているため、Wear OS対応でない普通のアプリもインストールできちゃいます。結局画面サイズに合わなくて使えないアプリも多いですが…。

Zeblaze Thor 4 PRO
OS Android 7.1.1
RAM 1GB
ストレージ 16GB
プロセッサ MediaTek MTK6739
ディスプレイ 1.6インチ 320×320
サイズ 9 x 9 x 8.7cm
重さ 76g
SIM Nano SIM
Dual SIM
メインカメラ 2MP
バッテリー 600mAh
ネットワーク

GSM: 850(B5)/900(B8)/1800(B3)/1900(B2)
WCDMA: 850(B5)/900(B8)/1900(B2)/2100(B1)
4G FDD: 2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/850(B5)/2600(B7)/900(B8)/B12/800(B20)
TDS-CDMA: B34/B49
TDD: B38/B39/B40/B41

Zeblaze Thor 4 PROは円形の1.6インチディスプレイを搭載し、バンド部分にはイタリア製レザーが使用されています。

バンドは好きなものに付け替えることも可能です。

付属品

裏面に心拍数センサーや充電端子があります。充電は付属のマグネットケーブルで行います。

結構固めなカバーを外すとnano SIMスロットが現れます。4Gスマートウォッチの名の通り、SIMを挿せば通信できるのでスマホと連携させなくても、単独で動作できます。

基本的にはスマートフォンをそのままスマートウォッチの形にした、というイメージで、なんとサイドに付いたカメラで写真撮影することもできます。

スピーカーやマイクも付いており、しっかりとした音を出してくれます。

マグネット

Mi Band 4と比べるとやはりゴツめです。画面はLTPSとのことで、屋外でも見やすくなっています。

ごつい

バンドはよくある腕時計と同じスタイルです。

ベルト

初回セットアップ時には、まず言語を選択する画面になります。一番下の方にちゃんと日本語があります。

日本語

Android 7.1.1をベースにカスタマイズされているため、元のAOSPにない部分は英語表記が目立ちます。

言語選択の次はプロフィールを設定する画面になるのですが、ここは英語です。体重・身長・目標とする歩数・性別を選ぶだけなので、それほど難しく考える必要はありません。もちろん数字の入力もThor 4 PROの画面上で行います。

英語表記

アプリと連携させて記録する場合は、WiiWatch 2アプリをインストールします。PlayストアApp Storeでも配布されています。

接続を後からする場合は、メイン画面で上の画面を開き、スマートフォンのアイコンを押すと接続用QRコードが出てきます。

アプリ連携

アプリの日本語は残念ながら機械翻訳です。単語が少ないのでまだマシですが…。

アプリ

スマホからThor 4 PROへファイルを送ったり、腕を動かしたときに画面を点灯させるオプションなどを有効化したりできます。

設定

アプリの通知は個別にオンオフができます。デフォルトではすべてオンになっていて、スマホの画面上では出てこないシステム内部向けの通知まで出てきてしまうことがあるので、通知が必要なアプリだけに絞っておいた方が良いと思います。

アプリ通知

歩数や消費カロリーなどもアプリ上で見られます。

アプリ

ウォッチフェイスは数十種類から選べるようになっています。

ウォッチフェイス

アプリでできることはほとんどThor 4 PRO上でもできるので、ちょっと歩数や心拍数を確認したい、というときにわざわざスマホを取り出さなくてもすぐ確認出来ます。

ファイルマネージャーや天気アプリも入っており、Google Playストアも開けます。

256MBや512MBメモリしか搭載されていないスマートウォッチが多い中、Zeblaze Thor 4 PROは1GBメモリにMTK6739搭載のため、操作はスムーズです。

アプリ

画面はデフォルトでは自動消灯しますが、設定で常に表示させたままにすることもできます。

常時表示

スマホと接続するだけでWi-Fiなど接続しない場合は一日に15%ほど、Wi-Fiもつなぐと一日で30~40%ほどのバッテリー消費でした。画面を常時点灯させたりGPSや4Gを使ったりするとさらに消費が激しくなり、一日持たなくなります。

スマートウォッチにはつきものなバッテリー持ちの問題はあるものの、Zeblaze Thor 4 PRO単体でいろいろな事ができるので、ちょっとしたメールに返信するぐらいでスマホを取り出したくない、通話もスマートウォッチで済ませたいという方におすすめです。

Zeblaze Thor 4 PROはクーポンTTSBJPにて10,439円で購入できます。

Zeblaze Thor 4 PRO

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