TWRP 3.0.0公開、多言語表示が可能に

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TWRP 3.0.0

Android用カスタムリカバリ、TWRP 3.0.0-0が公開されました。


TWRP 新テーマ 端末エミュレータ

TWRP 3.0.0-0では、

  • マテリアルデザイン風の新テーマ
  • 端末エミュレータに矢印キーやTabなど追加
  • 日本語を含む、多言語表示に対応
  • 一部端末で工場出荷時イメージを一部だけ焼くことが可能に
  • Adopted storage (SDカードを内部ストレージと統合する6.0の新機能) に対応
  • 6.0以降のROMの場合、SuperSU をインストールするか聞かないよう変更
  • 新しい形式のグラフィックに対応
  • その他コードの更新・修正

と様々な新機能・変更が追加されています。

また、今回から端末毎の個別アップデートの場合はバージョン名の
4番目の数字で示すように変更されました。(例: 3.0.0-2)

公式にサポートされている端末の場合は、公式サイトより
各端末用のイメージがダウンロードできます。

TWRPの多言語対応とは

これまで非公式に多言語対応版が開発されていましたが、
ついに公式に翻訳した状態でTWRPを使えるようになりました。

リカバリ領域のサイズが制限されている端末も多いため、
標準ではアジアの言語 (日本語、中国語) には対応していません。

TW_EXTRA_LANGUAGES := trueをBoardConfig.mkに追加して
ビルドするとアジアの言語ファイルも追加される…のですが、
日本語フォントは取り込まれておらず、中華フォントとして
名高い、DroidSansFallbackが使われてしまいます。

さらに、そのまま日本語フォントを追加してビルドすると、
サイズの問題なのか起動しなくなってしまう、という
厄介な問題があり、一筋縄ではいきません。

公式対応がどうなるかはともかく、Xperia Z5向けのTWRPでは
中華フォントを削除して日本語対応しました。
ここからダウンロードできます。

言語選択

言語選択は設定の一番右端のアイコンのメニューでできます。

翻訳ファイルはgerrit.omnirom.orgで見られるので、間違っている箇所、
改善案などがあればコメントなどでお知らせください。

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技適の無い機器の使用は自己責任です。
中国版デバイスは日本語に対応していないものが多いため、ADBコマンドでの日本語化が必要です。
root化済み・非rootそれぞれのやり方はこちらの記事を参考にしてください。