先日日本進出を正式発表したばかりのXiaomiから、総合力ではMi Note 10を大きく上回るミドルレンジスマホ、Redmi K30が発売です。これまでSamsung製しかなかった64MPカメラに、ついにSONYが参入します。
世界初IMX686 + 120Hz + 4500mAh
Redmi K30は3万円を切る低価格なミドルレンジモデルですが、なんと世界初となるSONY IMX686を搭載した64MPクアッドカメラに、120Hzリフレッシュレートのヌルヌルディスプレイ、4500mAhもの大容量バッテリーに3.5mmイヤホンジャック & micro SDカード対応と、ハイエンドモデル顔負けのスペックにかゆい所に手が届く便利機能を搭載しています。
Xiaomi Redmi K30 | |
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OS | MIUI 11 |
RAM | 6/8GB |
ストレージ | 64/128/256GB UFS 2.1 micro SD 256GBまで対応 |
プロセッサ | Snapdragon 730G |
ディスプレイ | 6.67インチ FHD+ 2400 x 1080 |
サイズ | 165.3×76.6×8.79mm |
重さ | 208g |
SIM | Nano SIM Dual SIM |
メインカメラ | 64MP (Sony IMX686) + 2MP (マクロ) + 8MP (超広角) + 2MP (ポートレート) |
フロントカメラ | 20MP + 2MP |
バッテリー | 4500mAh |
USB端子 | USB Type-C |
ネットワーク |
4G:FDD-LTE :B1 / B3 / B5 / B8 |
Redmi K30の最大の特徴である64MPクアッドカメラは、64MP (SONY IMX686) + 2MP (マクロ) + 8MP (超広角) + 2MP (ポートレート) という構成になっています。
これまでは64MP・108MPといえばSamsung製センサーしかありませんでしたが、SONYが高画素合戦に参入することでよりきれいな写真が撮影できるようになりそうです。48MPカメラのときもSamsung製にくらべSONY IMX 586のほうがディテールに優れた撮影が可能だったため、IMX686でもおそらくSamsungを超えてくることでしょう。
64MPのおかげで拡大しても細部までくっきり撮影できるそうです。
Samsung製カメラだったMi Note 10では夜景が少し苦手でしたが、Redmi K30ではIMX686を搭載したおかげで改善されていそうです。実際の作例を見ないと分かりませんが…。
6.67インチFHD+のディスプレイはアスペクト比20:9となっており、21:9のXperia 1並の縦長になっています。
パンチホール型ノッチを採用しており、フロントカメラは20MP + 2MPのデュアルカメラです。
ハイエンドスマホでは90Hzリフレッシュレートが当たり前になりつつありますが、Redmi K30はなんと120Hzと、ゲーミングスマホ並のリフレッシュレートに対応しており、さらにヌルヌルとした操作感を得られます。Game Turbo 2.0と呼ばれるCPUやGPUなどを調整するゲーム用モードも搭載されています。
120Hzかつ画面内指紋認証に対応したディスプレイがなかったのか、Redmi K30では指紋認証センサーは右側面に付いています。
ストレージは64GB / 128GB / 256GBから選択でき、なんとmicro SDカードにも対応しています。
ただでさえ省電力なSnapdragon 730Gに、4500mAhという大容量バッテリーが搭載されており、27Wでの急速充電も可能です。
USB Type-Cポートに3.5mmイヤホンジャックが搭載されており、有線イヤホンを使いたい人も安心です。
64MP SONY IMX686、20:9の縦長、サイドの指紋認証センサーにイヤホンジャック付き…SONY内部の足の引っ張り合いがなければ、こんなXperiaも生まれていたのかもしれません。
レッド・ブルー・パープルの三色が用意されています。
Redmi K30はAliExpressで販売されています。Mi Global Storeでは6GB + 64GBモデルが$269.69 (約29,300円) で購入できます。これを日本展開して欲しかった…。