アメリカ・イギリス転送業者Planet Expressの使い方。$6~の格安送料で個人輸入に便利

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AliExpressのおかげで中華通販が人気になってきましたが、まだまだAmazon.comやBest Buy、OnePlus.comなど、アメリカやイギリスの住所がないと購入できないサイトは数多くあります。そこで今回、どうしても買いたいものがあるという時に役立つ、輸入代行を格安でしてくれるPlanet Express (プラネット エクスプレス) を紹介します。

小型商品の輸入にぴったり

Planet Express様に協力いただき、実際にサービス開始から輸入までの流れを試させていただきました。

Planet Expressは無料登録するとアメリカ オレゴンまたはカリフォルニアの住所を使用できる転送サービスで、日本語表示にも対応しています。初回はデポジットとして$5の前払いが必要になりますが、$5はそのまま送料の支払いに使えるので無駄になりません。

手数料は一つの荷物につき$2で、配送方法はDHLやFedEx、USPSなどが選べます。中でも独自の配送方法「Planet Mail Express」は追跡ありで$4.49~とかなり安く、小さい荷物などに最適です。他社だと国際宅急便しか扱っておらず最低料金が$20以上になる、というものもあるので、時間が掛かっても良い時のために安い発送方法が選べるのは良いですね。

住所は無料プランだとカリフォルニアのものを使えますが、有料プランなら税なしのオレゴン倉庫も使えます。

ちなみに、輸入・転送だけでなくショップでの購入から転送まで全部代わりにしてもらえる「購入代行」サービスもされています。

Planet Express

1. アカウント作成

Planet Expressへの登録は簡単で、こちらの登録ページで名前やメールアドレス、パスワードなどを入力するだけです。名前はアルファベットで入力し、CountryはJapanを、デフォルトの言語をJapaneseにしてください。

登録画面

「Account activation」という件名のメールが届くので、メール内の「メールアドレスを確定しアカウントを再開する。」を押してメールアドレスの認証を済ませます。

初回のみ、アメリカの住所を作るためにデポジットとして$5を支払わないといけません。支払い方法はPayPal、クレジットカード、Amazon Payといろいろ用意されているので、好きなもので支払ってください。

ドル支払いになるので、海外利用の手数料が少ないカードや、Sony Bank WALLETでのドル払いがおすすめです。

支払い

支払いが完了すると、「New SuiteID」という件名のメールが届き、専用の住所を使えるようになります。ダッシュボードでは微妙に日本語に翻訳されてしまっているので、「詳細」を押して確認した方が良いです。

【2020/07/08追記】
いつの間にかイギリスの住所も手に入るようになりました。EU限定商品などを手に入れるときに役立ちますね。

住所

後はアメリカの住所がないと使えない通販サイトで、自分の住所の代わりにこの専用住所を入力すれば、購入できるようになります。

OnePlus.comなど一部の通販サイトではP.O.Boxには送れない、とエラーが出ることがありますが、住所の「#」を「.」に変えてしまえば問題ありません。今回私はOnePlus.comにて、OnePlus Warp Charge Type-C Cable 150 cmを購入しました。

2. 到着 ~ 発送

Planet Expressに荷物が到着するとすぐ「New package arrived」という件名のメールが届きます。OnePlus側のお届け完了メールと同時にメールが来るというスピーディな対応なので、配達が終わっているのになかなか連絡が来ない転送業者と比べると安心感が違います。

ダッシュボードで荷物の写真や重さなどを確認出来るので、「メールアウト」を押して発送準備をします。

送料決定

税関申告に必要な情報を記入します。名前は商品名をそのまま記入し、購入価格や電池の有無を記入してください。

品名

発送の目的を追加情報のところで確認されるので、「Merchandise」(商用)か「Gift」(ギフト) を選びます。「保存しメールアウトをする」を押して発送準備を完了させてください。

配送

次に届け先の住所を選択します。入力済みの住所があればその住所の欄を押してください。登録していなければ、右側の方にある追加ボタンで追加できます。

住所

住所を選ぶと、配送方法の選択画面に進みます。

今回は25.40 x 15.24 x 7.62 cm、0.23 kgと小型サイズでしたが、以下の通り2~4日で届く代わりに高いDHLから、時間が掛かる代わりに安いPlanet Mail Expressまで、いろいろな配送方法を選べます。

何故か追跡のないPlanet Mail Economyより追跡があるExpressのほうが安いので、安いアクセサリやTシャツなどならPlanet Mail Express、スマートフォンやタブレットなどなら保険込みのDHL・FedExを使う、という使い分けが良いと思います。

【2021/04/02追記】
重量とサイズによって制限されるようで、33.02 x 22.86 x 10.16 cm・1kgの荷物の場合は安い送料のものが選べず、$50ほどかかりました。大きめの荷物で別にそこまで速く到着しなくても良い、という場合はBuyandshipのほうが良さそうです。

配送方法

Planet Mail Expressは保険なしですが後から付けることもできます。追加料金を払えば、配送途中で万が一行方不明になってしまっても商品代金を含め全額返金になるので安心です。

配送にかかる時間が短いほど紛失されるリスクも低減できるので、Planet Mail Expressに保険を付けるならいっそFedEx International Economyなどにしたほうがもっと安心できて良いと思います。

保険

配送方法を決めたら、ダッシュボードのデポジット欄に「合計オーダー数」に支払いが必要な金額が表示されます。

初回は住所の作成のときに入金した$5を支払いに使えるので、残りの差額分だけの支払いとなります。

デポジットの追加

支払いはPayPalやAmazon Pay、クレジットカードなど、最初のデポジットを支払ったときと同じ支払い方法が使えます。

支払い

支払いが完了するとだいたい1日で「Package A has been sent from Planet Express」という件名のメールが届き、発送されます。

3. 配達完了

Planet Mail Expressでの発送は私の場合、11月29日 (金) 16時頃に発送準備され、土日を挟んで12月02日 (月) に実際の配送が始まりました。

およそ14日程度と目安の配送時間よりも早く届きました。タイミングが良ければ土日を挟まないので、もっと早く届くと思います。

Date Time Status Location
12/12/2019 11:03 Arrived At Destination Chbrnz
12/12/2019 02:36 Arrival At Border Point In The Destination Country Jp
12/08/2019 02:21 Departure Transit Facility Chgval
12/08/2019 01:21 Departed Transit Country Ch
12/07/2019 06:13 Arrived At Transit Facility Chgval
12/07/2019 05:13 Arrived In Transit Country Ch
12/03/2019 15:08 Departed Asendia Facility Us
12/03/2019 08:51 Departed Asendia Facility Uslaxc
12/03/2019 07:51 The Consignment Has Left The Origin Border Point Us
12/02/2019 07:45 Check-In Asendia Facility Lax

箱はOnePlusの梱包なので置いておくとして、外箱への大きな損傷などもなく無事届きました。

箱

OnePlusスマートフォンなど新製品が発売されたての頃は、他の通販サイトで買うより公式で買った方が転送料金を含めてもまだ安いぐらいですし、Planet Expressを使うことでお得に買える選択肢が増えます。

クリスマス・年末のタイミングでアメリカ限定の特価セールが行われることも多いですし、日本へ直送できない商品を買うときにはPlanet Expressを使ってみてはいかがでしょうか。

プレミアムプランでは税が掛からないオレゴン住所を使えたり同梱発送してくれたりします。バウチャー「workingtogether」「30days」のどちらかを入れると30日の無料お試しができます。(有効期限は不明ですが2020/07の時点では使えています)

Planet Expressを使ってみる

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