どこでも印刷、ハンディプリンタPrinCubeがCAMPFIREに登場。1.2万円で自由なハンドメイドを

どこでも印刷、ハンディプリンタPrinCubeがCAMPFIREに登場。1.2万円で自由なハンドメイドを

紙はもちろん、木、段ボールにレザーなど、あらゆるものにフルカラー印刷できる画期的なハンディプリンター、PrinCubeがCAMPFIREにて出資受付中です。

リコーの1/4価格でインク入手も簡単

ハンディプリンターといえばこれまでは業務用のモノクロのものが一般的で、一般向けはリコーが2019年にやっと販売しだした程度でした。リコーのハンディプリンターは4万円以上する高価な商品であるにもかかわらず、黒色でしか印刷できず、インクカートリッジも5,500円という高額なものしか対応していませんでした。

そんな中CAMPFIREに登場した「PrinCube (プリンキューブ)」は、なんと1/4の約1.2万円という低価格ながらも、フルカラー印刷ができるようになっています。

それでいてインクは純正品が3,000円台と低価格で、なんとHP 62HP 804といった他社カラーインクも使用できます。XLサイズにも対応しているので、HP 62XLでもAmazonで約2,400円と大容量のインクが国内ですぐ手に入ります

PrinCube

従来のプリンターとは異なり、小型で持ち運べるためどんな場所でも使えます。

ラクラク印刷

あらゆるものにフルカラー印刷できるので、例えば段ボールに宛名を印刷したり、スマホケースに文字やイラストを入れてアレンジしたり、といったことができます。

ただ、金属やプラに印刷する際は事前にワニススプレーでコーティングしたり、耐久性インクを使ったりする必要があります。

印刷

日本語や絵文字なども問題なく印刷できます。TTF形式のフォントファイルがあれば毛筆体など好きな字体に変えられます。

紙

布への印刷では若干薄く印刷されますが、十分きれいです。

毛羽だった布

暗い色合いの木だとカラー部分は見にくくなるものの、黒色なら問題ありません。

木

引き出しの中などでも印刷できます。印刷するときインクヘッドが乾いていて少しかすれてしまいましたが…。

木材

インクには二種類あり、金属やガラスなどに印刷したい場合は「耐久性インク」と呼ばれる、溶剤系インクが推奨されています。

標準の染料インクが肌に優しく、水などで消せるのに対して、「耐久性インク」はアルコールを含ませた布などで拭かないと取り除けなくなります。

水洗いした後も耐久性インクのほうが残りやすいようです。

耐久性インク

濡れたりなめらかな面に印刷したものは消えやすいため、ワニススプレーでコーティングすることが推奨されています。

ワニススプレー

印刷は一行だけでなく複数行に対応しています。

アルファベットだけでなく、絵文字や日本語など、様々な言語・文字に対応しています。ただし、縦書きには対応していません。

日本語印刷

コップやギザギザした段ボール、帽子など、平らでない曲面の場所にも印刷できます

平らな場所よりは印刷するのが難しそうですが、これならオリジナルグッズがいろいろ作れちゃいますね。

曲面にも

印刷はウェブアプリで画像や文字を設定した後、PrinCubeのボタンを押してスライドするだけ、と簡単です。

印刷の様子

印刷の様子はデモビデオでも確認出来ます。

160g、軽量コンパクト

PrinCubeは重さ160g、51x72x68mmと、かなりコンパクトです。

軽量なのにバッテリー持ちは6時間連続使用可能、スタンバイは1年間、と十分です。

コンパクト

しかもPrinCubeの充電はUSB Type-Cケーブルで行えるので、わざわざmicro USBケーブルを持ち歩かなくても、スマートフォンやタブレットの充電ケーブルで約2時間で充電できます。

リコーの4万円もするハンディプリンターだと連続稼働たったの2時間で充電に4時間かかるmicro USB搭載ですし、$99と安いからといって充電周りの手を抜かないのは素晴らしいですね。

USB Type-C

PrinCubeの標準パックにUSB Type-Cケーブルも付属しています。

インクの交換も簡単です。

インク交換

インクが乾きやすいのですが、ティッシュで拭けばすぐ復活します。ちょっとインクがもったいないですが…。

インク乾燥

印刷はアプリで

PrinCubeへ印刷内容を送るのはウェブアプリを使うため、Android / iOS / Windows / Mac / LinuxとOSを問わず使用できます。こちらのデモサイトでウェブアプリがどんな感じか確認出来ます。

PrinCubeにサーバーが内蔵されているため、PrinCubeをWi-Fi・USB接続してしまえば、後はローカルの通信だけで印刷できます。

マニュアルは準備中…とのことですが、私の方で先に日本語に翻訳しておきました。ここで日本語の説明書を見られます

 

フルカラー印刷できることで単なる宛名書きだけでなく、メッセージの印刷やワンポイントのイラストを入れる、スマホケースを自分好みにカスタマイズする、など様々な使い方ができるようになっています。

インクも国内で簡単に手に入りますし、ハンディプリンターを使いたいけれど維持費がかさんで嫌だった、高すぎて手が出せなかったという方にPrinCubeはおすすめです。

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