Inateck 60W デュアルUSB-C充電器レビュー。格安なのに2ポートで45W+15W同時充電も

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Inateck 60W デュアルUSB-C充電器レビュー。格安なのに2ポートで45W+15W同時充電も

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Inateck 60W デュアルUSB-C充電器を購入しました。

二千円でデュアルポート

Inateck 60W デュアルUSB-C充電器は二千円台前半という価格ながらもUSB Type-Cポートを2つ搭載しており、1ポート60W・2ポート45W+15W出力が可能です。

海外用アダプターが付いているため、海外旅行する人にもおすすめです。

Inateck 60W デュアルUSB-C充電器 CC01001
サイズ 77 x 73 x 30mm
重さ 実測200.7g
USB Type-C出力 (60W) 商品説明:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3A
実際のPDO:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3A
USB Type-C出力 (15W) 商品説明:5V/3A、9V/1.66A
実際のPDO:5V/3A、9V/1.66A
ポート数 USB Type-C x2

Inateck 60W デュアルUSB-C充電器には2mのUSB Type-C to USB Type-Cケーブル、日本向けプラグとEUプラグが付属しています。

付属品

プラグを自分で取り付けるようになっているため、海外旅行時はEUプラグに取り替えて使用できます。

残念ながらプラグは折りたたみできませんが、取り外しておけば邪魔になりません。

側面は光沢があり、汚れや指紋が付きやすいです。

プラグ装着

ポートは2つあり、ポート1は最大15W、ポート2は最大60Wです。

2ポート両方に挿した場合、ポート2は45Wまでに制限されます。

2ポート

Amazonの商品画像だとPSEマークがありませんが、実際には表記されています。ちゃんと検査機関と事業者名「Inateck株式会社」が書かれています。

PSE

意外とまとも

Cold Socket (非Vbus Hot) –

USB Type-Cの規格では、機器が接続されたことを確認してからVbusに電圧をかけるよう定められています。

この充電器は機器が接続されていない状態ではVbusに電圧をかけておらず、規格に適合した動作をしています。

Bridged CCs –

USB Type-Cポートは別個のRpでプルアップされています。

e-MarkedケーブルでもSinkの接続を検出できるため、問題なく充電できます。

PDO –

仕様とTotal Phase USB Power Delivery Analyzerで確認した実際に通知されているPDOは一致しました。

ポート1では5V/3A = 15Wとして通知されます。9V/1.66Aとはまた微妙な…。

15W

ポート2単体では最大20V/3A = 60Wとして通知されます。

60W

どちらも接続してすぐ通知されたため、Split PDOではありませんでした。

2ポート両方を同時に使うと、2のほうが20V/2.25A = 45Wまでに制限されます。

45W

高速充電規格 –

USB PD以外の急速充電規格に対応していないため、規格違反ではありません。

USB DCP対応のため、USB PD非対応のレガシー機器でも充電できます。

急速充電規格

過電流防止機能 –

ポート2 (60W) 20VのPDOでは、3.65Aで出力がシャットダウンされました。

60W 20V

ポート1 (15W) 9VのPDOでは2.14Aで出力がシャットダウンされました。

15W 9V

格安なのにデュアルUSB Type-CにUSB PD 60W出力対応しているため、とにかく安くデュアルポート充電器が欲しいという方におすすめです。

Amazonで購入する

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