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2019年12月からメインのノートPCとして使っているONE-NETBOOK OneMix 3 Proですが、バッテリー残量が77%~81%の間以上に上がらなくなってしまいました。
目次
結局修復できず
OneMix 3 Proは日本語キーボードに第十世代 Core i5-10210Yを搭載した、8.4インチUMPCです。
バッテリーは8600mAh・33.11Whとなっています。
しばらく問題なく動いていたのですが、2月に入って「シャットダウンする前は100%充電完了していたのに、翌日起動すると完全放電していた」という現象が起きました。
その後再充電したのですが、いくら充電しても80%~81%から先に進まなくなりました。
HWMonitorで容量を確認したところ、Designed Capacityが43000mWh、Full Charge Capacityが40950mWhとなっており、Current Capacityは31600mWhでした。Designed Capacityが33110mWhとなるのが正しいはずですが、10000mWh近く多く認識されてしまっています。
放電→充電…✕
メモリ効果のような現象が起きているのかと思い、自動シャットダウンされるまでBIOS画面で放電してから再充電したところ、今度は77%から上がらなくなってしまいました。
ドライバーのアンインストール→再スキャン…✕
コンピューターの管理→デバイスマネージャーで、Microsoft ACPI-Complaint Control Method Batteryを右クリックし「デバイスのアンインストール」をした後、「ハードウェア変更のスキャン」をして再インストールさせてみましたが、変化はありませんでした。
ドライバーのアンインストール→再起動…△
上記の通りドライバーをアンインストールした後、そのまま再起動したところ、数百mWhほど充電が進み77%から79%まで増えました。79%でまた止まってしまい、容量の誤認識は解決しませんでした。
コネクタの取り外し…✕
裏蓋を取り外し、バッテリーのコネクタを一旦取り外して3分ほど放置した後、コネクタを挿し直して起動しましたが、改善されませんでした。
高負荷な状態で充電し続ける…×
4K HDR動画をYouTubeで再生させて高負荷な状態をキープしつつ充電してみました。2時間ほど経過しましたが変わりありませんでした。
ただ、OneMix 3 Proは負荷が低いと充電を止めてしまうようなので、充電し続けるという意味では高負荷な状態をキープしたほうが良いようです。それでもたまに止まってしまうので、上記のドライバーのアンインストール→再スキャン→充電ケーブル挿し直しが必要になります。
GeekBuyingのサポートに問い合わせ
OneMix 3 ProはGeekBuyingで購入したものだったのでGeekBuyingのサポートに問い合わせたところ、
- 中国工場へ送って修理する (往復2ヶ月かかる)
- $40の補償金をもらう
という選択肢を提案されました。テックワンの保証でも国内修理できなければ1~2ヶ月かかると書いてあるので修理期間は妥当なところだと思いますが、コロナウイルスが原因で工場がストップしている中修理に送ったら2ヶ月以上かかりそうなので、一旦見送ることにしました。タイミングが悪すぎる…。
ThinkPad X1 Carbon買っちった
バッテリー残量の表示が問題なだけで、充電自体はちゃんとできていて使用可能な時間も6時間程度と問題が起こる前と変わりありませんが、不安なのでLenovo ThinkPad X1 Carbon (2019) を買ってしまいました。
2020年になってようやくThunderbolt3・USB 3.1 Gen2対応PCを買えました。これでUSB PD 100Wのためだけに買ったHP Thunderbolt3ドック 120W G2が役立たせられるはず…。
14インチの頑丈なボディで約1.09kg、とサイズ感を考えると軽量な部類ですし、20万円 & サイズが大きいだけあってCore i7-10510UにNVMe SSD搭載、日本メーカー製かと思うほどの多彩なポートで約18.9時間のバッテリー持ち、とOneMix 3 Proより高性能です。
私は追加しませんでしたがLTE (nanoSIM) 対応にすることもできるので、A4に近いサイズ感な上OneMix 3 Proに400gほど足すだけでこれほどスペックアップできるならアリではないでしょうか。
届いたらThinkPad X1 Carbonをメインにして、UMPCはサブに使うことにします。