AfterShokzより、テレビ用トランスミッター付き骨伝導ワイヤレスヘッドホンが発売されました。
軽量26g、aptX対応で低遅延
AfterShokzは骨伝導ヘッドホンで有名なブランドですが、これまでの製品ではスマートフォン向けが多い印象でした。
今回発表された AS801-ABT01 はTV用のトランスミッターが付属しており、TVと接続するだけで音声を楽しめるようになっています。
トランスミッターはペアリング済みのため、開封してTVに繋ぐだけで音が聞こえるようになります。
トランスミッターはテレビのS/PDIF出力、RCA、3.5mmステレオミニジャック出力に対応しており、USB接続すればPCでもDACとして使用できます。
ヘッドホン側はaptXまでの対応ですが、トランスミッター側はより低遅延なaptX Low Latency対応です。aptX LL対応イヤホンがあれば操作がシビアなゲームでも遅延無く楽しめます。
基本的にはAeropexがベースとなっているのですが、なんと本製品ではaptXに対応しており、より高音質・低遅延 (低レイテンシー) で聞けます。
Bluetooth 5.0対応で送信距離最大30mなので、隣の部屋など少し離れた場所でもクリアに聞こえます。
骨伝導ヘッドホンというと音漏れが気になることが多いですが、AfterShokz製品では数々の技術により音漏れが最小限に改善されています。
TVの音声を自分だけに聞こえるようにできるため、家族がリモートワーク・在宅勤務でリビングにいるときでも邪魔することなくTVを楽しめます。耳を塞がないため、周囲の音も聞きやすくなっています。
逆に自分がリモートワークでビデオ通話したい、というときでもPCにペアリングすれば使えます。マイクはノイズキャンセリング機能付きで、周囲の雑音・ノイズを打ち消してくれるため、クリアに聞こえます。
私は実際にリモートワーク中のビデオ通話をAeropexでしていますが、声がクリアに聞こえると好評でした。テレワークと聞いてウェブカメラを買う人は多いですが、意外とマイクには無頓着な人が多いので、会議で雑音混じりになってしまわないようにするためにもAfterShokz AS801はおすすめです。
また、ヘッドホン自体の重さがたったの26gと軽量で、耳に入れない形状のため長時間付けていても耳が痛くなりにくい、というメリットもあります。
充電はマグネットケーブルで行います。専用ケーブルを使う必要はありますが、ケーブルをいちいち挿さなくても済むので楽です。防水防汗仕様のため、スポーツ・エクササイズでも使いやすいです。
一度の充電で8時間の連続再生が可能です。
高性能なマイクと軽量さでテレワークに便利ですし、耳を塞がず環境音が聞こえるためランニング・ジョギングといった外出時にも使いやすい一台です。
2020/04/21現在、26,268円で販売されています。