Sony MobileがこれまでXperiaに付けてきた個性的なコードネームが、ついにXperia L4より廃止されることになりました。
ネーミングまでOne Sonyに
これまでのXperiaシリーズでは、Xperia 10が「Rachael (レイチェル)」、Xperia acro IS11Sが「Akane (茜)」、Xperia Z1が「Honami (穂波)」といったようにコードネームが付けられていました。
端末毎に付けられるコードネームのほか、SoC別にプラットフォーム名も付けられており、「Mogami (最上)」や「Kumano (熊野)」といった川の名前が主に使われていました。
最近ではXperia初の5G試作機 J8010が「Sphinx (スフィンクス)」と名付けられたりXperia 1が「Griffin (グリフォン)」だったりと伝説の生き物寄りになっていましたが、Xperia 5のコードネーム「Bahamut (バハムート)」 を最後として2020年モデルからはこの個性的なコードネームが廃止されることになりました。
2020年モデルであるXperia L4ではコードネームは「PDX-202」となり、他のSONY製品のようにただの型番となってしまいました。
かろうじてプラットフォーム名は「Huaihe (淮河)」でSony Mobileらしさが残っていますが、これはあくまで2019年モデルのSoCと同じものを使っているため。おそらくXperia 1 IIやXperia 10 IIではプラットフォーム名も変わってしまうと思われます。
また、モデル番号もG8188やJ9110といった形式ではなく、XQ-AD51・XQ-AD52といったものに変更されています。
また一つ新Xperia発表時の楽しみが減ってしまいました…。