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SONYがSM8250 R2搭載のXperiaを開発していることが判明しました。
未発表のR2
今回Sony Mobileのファームウェア配信サーバーにて、未発表のプラットフォーム「SM8250R2」に関するファイルが見つかりました。
現在国内での発売が延期されているXperia 1IIではSnapdragon 865を搭載していますが、Snapdragon 865のモデル番号は「SM8250」です。
プラットフォーム関係のファイルはこれまでMSM8974ABなど、通常版とは別でオーバークロック・動作クロック改良版が出る場合だけ別ファイルとしてリリースされてきたため、「SM8250R2」に関してもSnapdragon 865の動作クロック改良版である可能性があります。
Snapdragon 865を搭載したOnePlus 8 ProなどではAnTuTuベンチマークスコアは57万~60万に達していますが、動作クロック改良版が出ればさらにスコアが伸びることになりそうです。
【05/14追記】
- PM-1320-BV
- PM-1321-BV
- PM-1322-BV
- PM-1323-BV
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が登録されました。おそらく国内3キャリアでも発売されるモデルでしょう。SM8250R2とほぼ同時に追加されているので、関係している可能性が高いです。
Qualcommは5月10日にSnapdragon 765Gの動作クロックを上げた「Snapdragon 768G」を発表したばかりですし、コロナウイルスで開発が停滞している間は新規SoCの開発はあまり推し進めず、動作クロック改良版をリリースすることでやり過ごそうとしているのかもしれません。
例年通りのスケジュールで発売されるのだとするとXperia 1IIを発売してすぐ新モデルが出て型落ちになってしまう、といういつもよりガッカリ感が増してしまうことになりますが、SONYがどう動くか注目です。
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