VANKYO MatrixPad S8 8インチタブレットをいただきました。
1万円切りタブレット
VANKYO MatrixPad S8は1万円切りの激安タブレットです。
安い分スペックが控えめなため、メインというよりは動画やBGM再生用、子供用といった使い方に向いています。
VANKYO MatrixPad S8 | |
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OS | Android 9 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 32GB microSDカード対応 |
プロセッサ | Unisoc SC7731e |
ディスプレイ | 8インチ 1280 x 800 |
サイズ | 約23.19 x 14.59 x 3.99 cm |
重さ | 実測312.3g |
SIM | — |
メインカメラ | 5MP |
フロントカメラ | 2MP |
バッテリー | 4000mAh |
USB端子 | micro USB |
VANKYO MatrixPad S8には充電ケーブルと説明書が付属していますが、充電器は付属していません。
ディスプレイは8インチで、解像度は1280 x 800です。ベゼルが十分あるため、横持ちしたときでも画面に手が触れません。
発色を良く見せる目的なのか表示される色合いが少し濃いめですが、並べて比較して分かる程度なので大きな問題にはなりにくそうです。
最初から保護フィルムが貼られているため、光沢フィルムで十分だという方には嬉しいですね。
ディスプレイのリフレッシュレートは56Hzと、一般的な60Hzからは少し落ちています。
背面はシボ加工されたプラスチックです。(光の反射でグレーっぽく見えますが実際は黒色です)
ガラスや金属を使っていないことで高級感はありません (そもそも1万円切りですし) が、軽量になっているため片手でも持ちやすいです。
スピーカーはモノラルで、背面左下にあります。音量はあまり大きくなく、動画を見るときは音量バーを半分以上にしないと聞こえにくかったです。
スマホだと200gを超えるとずっしり来ますが、312.3gのVANKYO MatrixPad S8は薄型なのもあってか、あまり重く感じません。
充電やデータ転送はmicroUSBで行います。3.5mmイヤホンジャックがあるため、最近のスマホと違って変換アダプターなしで有線イヤホンを使えます。
内部ストレージは32GBですが、microSDカードで128GBまで増やせるので、音楽や動画を大量に入れたい人も安心です。SIM CARDという表記はありますが、SIMスロットはありません。
ちなみに内部ストレージは初期状態でシステムなどに6.9GBほど使用されています。
電源・音量ボタンは右側面に付いています。
背面カメラは5MPです。
ピントがあまく、暗い写りになってしまいますが、メモ用途での撮影なら十分でしょう。
クセのないOS
VANKYO MatrixPad S8のOSはAndroid 9.0で、ほとんどカスタマイズされていません。
プリインストールアプリもGoogle系のアプリのみで、激安端末にありがちな妙にカスタムされたUIなどはなくAOSPそのままなので、違和感なく使えます。
普段の使い勝手に影響するナビゲーションバーの配置は変更できるようになっているので、戻るボタンの位置をメイン端末に合わせることができます。
通知領域を開くボタンも追加できるので、大画面でも片手で簡単に開けるようになります。
「外出時ガイシュツジ」のようなミスもありますが基本的にはちゃんとした日本語になっているので、英語だと分からないので困るという方も心配なく使えます。
AnTuTu v8でのスコアは41848でした。
動きはもっさりとしていてキーボードの日本語・英語切り替えにも数秒かかるぐらいですが、YouTubeなど動画を見ているときにはとくに止まったり途切れたりはしません。
3万円以上するタブレットに比べるとやはり動きがスムーズではありませんが、1万円未満というお手頃価格なので潰れてしまっても気軽に買い換えやすいのはメリットです。
GPS対応なので簡易的なナビにしてみたり、子供の暇つぶし用に与えたりしてはいかがでしょうか。