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MUSON MK3 Bluetoothトランスミッターをいただいたのでレビューします。
BT非対応機器でも低遅延で無線化できる
大人気ゲーム機Nintendo Switchは家庭用ゲーム機では初となるUSB Type-C形状のポートを搭載しており、USB DACもサポートしています。
しかし、Bluetoothには対応していないため通常は有線イヤホンを使わないといけない…のですが、MUSON MK3 Bluetoothトランスミッターがあればケーブルを気にすることなく、お気に入りのBluetoothイヤホンでSwitchでのプレイを楽しめます。
小型ながらもaptX・aptX Low Latency (aptX LL) に対応しており、高音質かつ低遅延です。
MUSON MK3の付属品はUSB Type-A to Type-C変換ケーブル、マイクアダプター、日本語説明書です。
MUSON MK3本体にはキャップが付いているため、使わないときは保護しておけます。
マイクアダプターを3.5mmイヤホンジャックに付けると、音声チャットなどができるようになります。
USB Type-A to Type-C変換ケーブルはUSB Type-C規格上存在してはいけないものなので、このUSB Type-Cポートに対して充電器に接続したUSB Type-Cケーブルを挿してしまうと、電圧・電流をうまく制御できず機器が壊れるなど大変なことになる可能性があります。
本体はNintendo Switchのネオンブルー / ネオンレッドのようなカラーになっています。
重さはわずか8.8gで、全く重さを感じさせません。Switchに付けたまま使っても負担が増えることがないので良いですね。
本体裏面には技適マーク ? 208-170105 が書かれており、安心して使えます。
側面にUSB Type-Cポートがあります。
このUSB Type-Cポートにケーブルを挿せばパススルー充電できるため、USB Type-Cポートが一つしか無いNintendo Switchやスマホでも、Bluetoothイヤホンを使いながら本体を充電できます。
超小型なBaseus GaN 65W 3ポート充電器で充電してみたところ、USB PD 2.0・5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3.25Aで出力できました。
横側にポートが付いているおかげでゲームプレイ中にケーブルが邪魔になりにくいですし、スマホスタンドなどに置いて使う場合もケーブルに負担が掛かりにくくなります。
ペアリングは簡単です。Nintendo SwitchのUSB Type-Cポートに挿して、中央の黒いボタンを長押しするとLEDライトが点滅してペアリングモードになります。
接続したいBluetoothイヤホンをペアリングモードにして近づけると、自動的にペアリングされます。
動作中のLEDライトで使用しているコーデックが分かるようになっており、
- 青いLEDがゆっくり点滅…SBC
- 赤いLEDライトがゆっくり点滅…aptX
- 赤いLEDライトが点灯…aptX LL
です。
aptX LLに対応したイヤホンだと音質を犠牲にせずに低遅延で聴けるようになるため、ボタン操作と音のラグが気になることがほとんどありません。
もちろん無線である以上ほんのわずかな30〜40msのラグは残りますが、音楽・対戦ゲームぐらいでしかこのラグは影響してこないでしょうし、大半の人には全く問題ないレベルです。
付属のUSB Type-A to Type-C変換ケーブルを使うことで、Nintendo Switchドックを初めとするUSB Type-Aポートしかない機器でも使えます。
送信範囲は10mのため、ドックに付けた状態で離れてプレイしても途切れることは全くありませんでした。
変換ケーブルに挿した状態では、絶対にMUSON MK3本体のUSB Type-Cポートにケーブルを挿さないでください。
MUSON MK3はNintendo Switch専用というわけではなく、USB Type-Cポートを搭載しているスマートフォン・タブレットでも使用できます。
ゲーミングスマホでさえaptX LLに対応しているものは今のところないですし、MUSON MK3を使ってaptX LL対応にすることで「できるだけ低遅延にしたいけれど、有線イヤホンだとケーブルが邪魔」という悩みを解決できます。
MUSON MK3 BluetoothトランスミッターはAmazonにて、2020/07/21現在3,299円で販売されています。
USB Type-C製品のレビューが役立った場合、私のほしい物リストから何か贈っていただけると嬉しいです。