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スマートフォンなどに取り付けることで接写や広角撮影ができるようにする外付けレンズ、「リアルプロクリップレンズ」の使用感などを紹介します。
リアルプロクリップレンズ 接写+広角120°
今回購入したのは、ケンコー・トキナー社製「リアルプロクリップレンズ 接写+広角120°」です。
この商品はクリップ型になっており、スマホのカメラレンズにあわせて挟むだけで手軽に装着できます。また、レンズキャップ、ポーチ、クリーナーやストラップ付きと付属品も充実しています。持ち運びしやすく、装着も簡単にできるので外でも使いやすいです。
なお、厚さ30mm以下、機器の端からカメラレンズの中心まで25mmの端末でないと装着できないので注意してください。厚みのあるケースを付けているとうまく撮影できないこともあるので、裸の状態で装着するのがおすすめです。
nano SIMもくっきり撮影できる接写レンズ
スマホのカメラでは小さいものを撮影しようとするとぼけてしまい、綺麗に撮影するにはフォーカスした状態でズームするなど少しテクニックが必要です。
しかし、「リアルプロクリップレンズ 接写+広角120°」を使えばnano SIMや花など小さいものでも手軽に撮影できるようになります。
印刷物だと文字がくっきり撮影できるどころか、濃淡や模様まで見えます。
nano SIMサイズでもdocomoロゴやSIM番号がくっきり撮影できます。
葉っぱに付いている水滴でも綺麗に撮影できるので、野外での撮影が楽しくなりそうです。
注意点としては、撮影した写真がゆがんで見えるため、ズームしたり切り取ったりしないといけないことがあります。例としてXperia Z5 Premiumの電源ボタンを撮影してみましたが、側面のところがまっすぐになっていないのが分かると思います。
風景撮影に便利な広角レンズ、ただし注意点も
広角レンズは接写レンズに取り付けて使う形になっています。
通常 (左) だと撮影できない部分も広角レンズを装着すれば右の写真のように撮影できます。
Xperia Z5だとレンズのサイズが微妙に合わなかったのか、四隅に黒い影 (ケラレ) が出たので、切り取ったり丸い枠で囲んだり、といった工夫が必要です。
また、広角レンズを接写レンズから取り外そうとしても固いうえ小さいので力を入れられず、なかなか取り外せなくなってしまいました。
その場合、ファンヒーターなどで少しの間暖めると取り外しやすくなります。
クリップに取り付ける接写レンズとは逆向きに回すと取り外せる、といったような仕様になってくれればもう少し取り外しやすくなると思うのですが、外でも簡単に取り外しができるよう、今後の製品では改善していていただきたいです。
シリーズに7倍望遠レンズや魚眼レンズも
リアルプロクリップレンズには、接写+広角120°以外にも様々な種類があり、単眼鏡としても使える「7倍望遠」や、さらに広角で撮影できる「超広角165°」、180°まるまる写せる「魚眼180°」があります。
価格も通常のカメラレンズに比べればリーズナブルなため、必要に応じて取り替えることでカメラ撮影がさらに手軽に楽しくなりそうです。