prerooted.zipを使わずに現時点で最新バージョンのXperia Z2、A2、ZL2、Z1、Z1 f、Z1 Compact、Z Ultraをroot化できるツールが公開されました。
6月までにビルドされたカーネルを使っていれば他の4.4.2のXperiaでも使用できます。
geohot氏が公開したTowelrootにパッチをしてric対策をしたものとなります。
Xperia Z2 D65xx (17.1.1.A.0.402・17.1.2.A.0.314)
Xperia Z2 SO-03F (17.1.B.0.318・17.1.1.B.2.73)
Xperia A2 SO-04F (14.3.B.0.279)
Xperia ZL2 SOL25 (17.1.C.0.307)
Xperia Z1 C69xx (14.3.A.0.761)
Xperia Z1 SO-01F (14.1.H.2.119・14.3.B.0.288)
Xperia Z1 f SO-02F (14.1.H.2.119・14.3.B.0.288)
Xperia Z1 Compact D55xx (14.3.A.0.761)
Xperia Z Ultra C68xx (14.3.A.0.761)
6~7月までに配信されたファームウェアであれば対応していると思います。
!注意!
8/12に配信され始めたSO-01F/SO-02F 14.3.B.0.310では修正され、
Towelrootの脆弱性ではroot化できなくなりました。
root化できるバージョンに戻した上でprerooted.zipを使って更新しないといけません。
今後配信されるファームウェアでは基本的に修正されているはずです。
root化ツールはこのページで配布されています。
まず設定→セキュリティで提供元不明なアプリにチェックを入れ、
設定→開発者向けオプションでUSB デバッグにチェックを入れてください。
また、パソコン側ではadbのPATHやadbドライバなどの設定もしてください。(詳しくは検索してください)
[追記]
キューブキューブさんがrootkitXperiaを更新し、Easy Root Toolを使わなくても良いようになりました。
こちらのツイートからダウンロードして解凍し、install.batを実行してください。
再起動されて— all finished —と表示されれば成功です。
[追記] root化とリカバリのインストールを同時にしたいときはXZDualRecoveryのinstallerをダウンロードし、
install.batを実行して3と入力してください。
EasyRootToolを使ってroot化したあとリカバリがインストールされます。
この場合以下の操作は必要ありません。
EasyRootTool v*.zipをダウンロードしたら解凍して、install.batを実行してください。
Check your phone and click “make it ra1n”と表示されたら、端末でTowelrootが起動しているので
“make it ra1n”ボタンをタップしてください。
Enjoy root!と表示されれば完了です。
途中でadb error: protocol fault (no status)と表示されて失敗している場合、または
Waiting for Device, connect USB cable now…
Make sure you have only one Android device connected
と表示される場合は、
別のコマンドプロンプトを開いてadb kill-serverと入力するか、
タスクマネージャでadb.exeを右クリックして「タスクの終了」をクリックしてください。
また、adbのPATHが設定できているか、端末の「開発者オプション」で「USB デバッグ」が有効になっているか確認してください。
このままだとSuperSUはインストールされていないので、Playストアからインストールしてください。
以前はzip版でないとバイナリの更新ができませんでしたが、
6/18に2.00に更新されたのでバイナリの更新ができるようになっているはずです。
Playストア版で駄目なら、XZDualrecoveryをインストールしてSuperSUのzipをインストールしてください。
TowelrootだけではricというSony独自の仕組みによりsystemをRWにマウントできなかったのですが、
キューブキューブさんのfindricaddrとwritekmemなどにより無効化できるようになっています。
ぜひ「お気持ち」のところから寄付をしてください。