OnePlus 8Tレビュー。5万円台で120Hz AMOLED + S865 + UFS 3.1 + 65W充電はコスパ最高!

この記事の賞味期限は切れています。掲載内容や情報が古い可能性があります。

OnePlus 8T KB2005を購入しました。これこそ本当の意味でコストパフォーマンス最高です。

120Hzフラット画面が快適すぎる

OnePlus 8TはOnePlus 8のマイナーチェンジ版のような扱いですが、「120Hzリフレッシュレートのフラットディスプレイ搭載」という大きな違いがあります。

OnePlus 8 / 8 Proではエッジがありましたが、ジェスチャー操作はしやすいものの画面端が反射で黒ずんで見えたり、動画などフルスクリーン表示で違和感があったりとデメリットが大きいものでした。

OnePlus 8Tでは8 Proと同じヌルヌルさでエッジがなくなったため、かなり快適になりました。

OnePlus 8Tは8と変わらないか安いぐらいの価格なのに、使い勝手が大きく向上しています。

  • 約5.6万円~と格安 (8と同程度)
  • Snapdragon 865
  • 120Hz フラットディスプレイ
  • UFS 3.1 超高速ストレージ
  • LPDDR5に匹敵する速度のメモリ
  • 65Wでの高速充電
  • 急速充電でも低い発熱
  • すばやい画面内指紋認証 + 顔認証
  • 4500mAhバッテリー
  • カメラがIMX586のまま
  • 65W充電はピーク時のみ
  • 机の上に置いたまま操作するとグラつく
OnePlus 8T
OS Android 11
RAM 8GB/12GB LPDDR4X
ストレージ 128GB/256GB UFS 3.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 865
ディスプレイ 6.55インチ FHD+ 120Hz
サイズ 160.7 x 74.1 x 8.4mm
重さ 188g
SIM nano SIM + nano SIM
メインカメラ 48MP (Sony IMX586) + 16MP (超広角) + 5MP (マクロ) + 2MP (白黒)
フロントカメラ 16MP
バッテリー 4500mAh
USB端子 USB Type-C (USB 3.1 Gen1、DP Alt Mode・USB PD/PPS 18W対応)

今回購入したのはアメリカOnePlusのPOP-UP バンドルです。

POP-UP バンドル

OnePlus Budsケースが付属している…のですが、中国版があまりにも安いのでお得感は薄いです。

POP-UPバンドルの商品ページが目立たない位置にあった上、同じ価格で平行して販売されていた通常版OnePlus 8Tを買った人には$99割引という名目で$20のボトルしかプレゼントされない、とよく分からない売り方がされていたので、がっかりしたアメリカのOnePlusファンが多いようです。

ファンをないがしろにする上に価格も高くなる一方なので、もうアメリカから輸入するメリットは全くありません。

付属品

ついにWARP Chargeが両端USB-Cに

OnePlus 8Tの箱はいつも通り真っ赤です。

OnePlus 8T

ステッカーやクイックスタートガイドが付属しています。

OnePlus 8 Proでは保護ケースが付属していましたが、8Tでは付属していません。

付属品

WARP Charge 65充電器とケーブルが付属していますが、今回ようやくUSB Type-C to Type-Cケーブルに刷新されました。

OnePlus 8T自体も5Vを超えるUSB PD/PPSでの高速充電に対応したため、OnePlus専用の充電器/ケーブルを用意しなくてもそこそこ速く充電できるようになります。

充電器

  • WARP Charge 65: 5.0V 3.0A or 10.0V 6.5A (65.0W MAX)
  • PDO: 5.0V 3.0A / 9.0V 3.0A / 12.0V 3.0A / 15.0V 3.0A / 20.0V 2.25A
  • PPS: 3.3-16.0V 3.0A MAX (45.0W MAX)

となっており、実際に通知されるPDOも一致しました。

せっかくならUSB PDも65Wにして欲しかったですが、USB Type-Aをやめただけでも大きな前進です。

PPS

120Hzのなめらかディスプレイ

OnePlus 8ではリフレッシュレートは90Hz、8 Proでのみ120Hzに対応していましたが、OnePlus 8Tでは8 Proと同じ120Hzへ進化しました。

単純計算で60Hzの2倍になり、90Hzよりもさらに残像感が少ないなめらかな表示になっています。

 

DisplayMateでも最高評価A+を得たAMOLEDディスプレイは発色や視野角どれをとっても素晴らしく、5万円台で手に入るスマホの中では最高峰でしょう。

ディスプレイは最高1,100 nits、HDR10+対応で、明るさの自動調整は8,192段階にパワーアップしています。

OnePlus 8 Proでは一部の個体で暗所で緑がかった色になることがあった (私の個体では起きませんでした) そうですが、OnePlus 8Tではそのような現象は起きませんでした。

ディスプレイ

ちなみに保護フィルムは最初から貼られています。

表示エリアはフラットで、端のベゼル部分のみ少しだけ曲面になっているので、表示に影響を与えないようにしつつ角が当たらないよう配慮されています。

OnePlus 8 Proのエッジは本当にひどく、正面から見ると光の反射で見えにくかったり黒っぽく見えたりしていましたが、8TのフラットディスプレイならAMOLEDディスプレイの美しさを最大限発揮できます。

カーブ

さらに、保護フィルムや保護ガラスも貼り付けやすいというメリットもあります。

ミヤビックスさんに作成していただいた保護フィルムOverLay Plusならアンチグレアなので、反射を大幅に低減してくれるため見やすくなります。さらに指紋も残りにくく、さらさらとした手触りで快適です。

インカメラはパンチホール型ノッチとなっています。設定で隠すこともできます。

パンチホール

OnePlus 8Tは画面内指紋認証センサーを搭載しており、認証はかなり高速です。

アンビエントディスプレイ状態やスリープ時でも、電源ボタンを押すことなく直接指紋認証できます。

焼き付き防止のためアイコンは画面を触っていないと消えるので、センサー位置を覚えておかないといけませんが…。

Xperia 1では使っている内にエラーが起きる (センサーや指が汚れていないのに) ことが多かったのですが、OnePlus 8Tではそんなエラーが起こることもなく快適に使えています。

画面内指紋認証

なお、OnePlus 8Tでは指紋認証と顔認証を併用することもできます。

顔認証

いまどき顔認証だけしか使えないハイエンドスマホなんて売っているはずがありませんが、8Tならマスクを付けている外では指紋認証で、自宅では顔認証で素早くロック解除するといったことも簡単です。

メーカーの勝手な押しつけでロック解除の選択肢が狭まることがないので、この点は素晴らしいです。

顔認証

指紋が付きにくい背面

前面・背面ともにCorning Gorilla Glass 5製で、耐衝撃性能に優れています。

ガラスと言えば指紋が付きやすくて汚くなりがちですが、OnePlus 8Tの背面は指紋が付きにくい加工がされています。

シルバーはギラつきすぎず落ち着いた雰囲気で、メタリックで格好良いです。

背面は曲面が大きいため、持ちやすいです。大画面ながらも188gと8 Proより軽く、一応片手操作もできます。

 

カメラモジュールは左上にまとまっているため、中央よりだったOnePlus 8 Proに比ると、机の上に置いたまま操作するときにグラグラしがちです。

Cyberpunk Editionだと横幅一杯にしてグラつきにくくされていますし、通常版でも考慮して欲しかったです。

背面

カメラはほぼ据え置き

OnePlus 8Tのカメラは48MP (Sony IMX586) + 16MP (超広角) + 5MP (マクロ) + 2MP (白黒) の4眼です。

OnePlus 8では48MP (Sony IMX586) + 16MP (超広角) + 2MP (マクロ) だったところ、マクロが強化され白黒カメラが追加されました。

正直メインカメラ以外はおまけのようなものですし、数ではなく質を高めて欲しいところです。

 

5MPにアップグレードされたおかげで、スーパーマクロ撮影も十分実用的なレベルになりました。

マクロカメラ

一つ驚いたのが「夜景モードの進化」。

以前OnePlusカメラで夜景モードを使ったときは明かりが少ない場所ではほぼ何も写らなかったのですが、OnePlus 8Tの夜景モードではGoogleカメラ並に明るく写そうとしてくれます。

下の写真もガーデンライトの明かりが少しあるだけで真っ暗でしたが、明るいうちに撮ったのかと思えるほど綺麗に撮影できています。

夜景モード

ただし空をやたらと青空にしたがる傾向にあるため、灰色に曇った空でも晴れているかのように写ってしまいます。

SNS映えしやすいとは思いますが、見たままを残したい場合にはOnePlusカメラの夜景モード・HDRは使わない方が良さそうです。

夜景モード

相変わらず赤色を変に強くしがちだったりとソフトウェア処理のクセが強めなので、もっと自然な色合いが良いという場合はGoogleカメラ (Urnyx05版) を使った方が良いと思います。

OnePlus 8Tの箱をオートで撮影してみましたが、Googleカメラのほうがまだ見たままに近いです。

赤が強い

OnePlusカメラでは48MP撮影することも出来ます。

ソフトウェア処理が最小限になる代わりにデティールに優れた写真を撮影しやすく、印刷や切り取りにも耐えられる解像度なので、使い分けると便利です。

ぱっと見はあまり違いがないのですが、12MPだと細部がぼやけたように写るところが48MPだとよりシャープに写ります。

12MP & 48MP

モノクロカメラはカラーフィルターのように使われ、純粋なモノクロ撮影ができるわけではありません。

OnePlus 8 Proの全く使い物にならないカラーフィルターカメラよりかはマシですが、モノクロカメラを付けるぐらいならその分でIMX689にして欲しかったです。

ソフトウェア処理よりも表現力に優れるのは分かりますが、OnePlus 8Tを買う層が普段からモノクロ撮影するか、するとしても2MPのおまけで満足するかというと…。

モノクロ

他の写真はこちらに保存しています。すべてオート・手持ちです。

ビデオは4K/60fps撮影もでき、OIS+EISで強力に手ぶれ補正してくれます。

65W充電はがんばらない?

OnePlus 8Tの下部にはデュアルSIMスロットとスピーカー、USB Type-Cポートがあります。

ステレオスピーカーで、同じようなタイプのXperia 1と比べて低音もそこそこ出ています。

 

OnePlus 8TはWARP Charge 65での65W充電に対応しており、ついにUSB PD 18W (9V/2A) にも対応するようになりました。

これでもうOnePlusスマホのためだけにUSB Type-Aの充電器を用意しなくても済みます。

(pm8150bのqcom,default-sink-capsでは9V/3Aと12V/2.25Aまでとなっていますが、OnePlus独自の制限で9Vまでになっているようです)

ちなみにUSB 3.1 Gen1対応のため、DisplayPort Alt Modeでの映像出力にも対応しています。

WARP Charge 65

WARP Charge 65では39分で満充電できる…という触れ込みだったのですが、実際に充電してみたところバラツキがあり、あるときは27%から100%まで約50分かかり、またあるときは15%→100%が約30分で充電できました。

バッテリーの安全性を重視する設計になっているのか、なかなか65Wの本領発揮をしてくれないようです。(バッテリー寿命を延ばすオプションもありますが無効化しています)

 

30分で85%充電できたときは、3~4A以上で充電される時間が長かったのですが、50分掛かったときはBattery Charging Monitorで見ても最初の数分しか5Aが出ておらず、2~3A程度で推移していました。

充電速度が遅い反面、バッテリー温度はなんと最高でも27℃ほどと低く抑えられています。

30分で85%充電できた時は最高でも34℃まででした。温度や使用状況は同じような条件なのに充電速度に違いが出るのはよく分かりません。

発熱せずにそこそこの高速充電をしてくれるほうがバッテリー寿命的には良いとはいえ、宣伝通りの速さになりにくいのは残念です。

【追記】
カーネルソースを見てみると、「skin thermal temp」をもとに調整されているようです。肌で感じる温度を推測し、34~36℃あたりで「暖かくなってきている」として出力を抑えようとするようです。

充電

アラートスライダーを引き続き搭載

右側面には、マナーモードやサイレントモードを切り替えられるアラートスライダーと電源ボタンがあります。

アラートスライダー

左側面の音量キーは電源ボタンよりも少し上の位置にあるため、握ったときに間違って押しにくいです。

音量キー

かゆいところに手が届くOxygenOS

OnePlus 8TにはAndroid 11ベースのOxygenOS 11が搭載されています。

こんにちは!

OxygenOS 11ではついに、アンビエントディスプレイの常時表示 (AOD) が可能となりました。

スケジュールで夜中はオフにしておくこともできます。

アンビエントディスプレイといえば消費電力が気になりますが、8Tの場合1時間に1%未満の消費のようです。

アンビエント表示

アンビエントディスプレイ時の表示は、「カスタマイズ」から変更できます。アンビエントディスプレイのところにショートカットがあればもっと分かりやすいと思うのですが…。

自分で選んだ画像を線画のように変換して表示する「Canvas」、使用状況に合わせて表示が変わるものや文字で時刻を表示してくれるスタイルなどがあります。

 

ちなみに、言語設定を英語にしたときだけ「Font」という項目が出てきます。

私の場合デフォルトで「Roboto」でしたが、ここが「OnePlus Sans」になっているといわゆる中華フォントの表示になるため、もし漢字がおかしいと感じたら「Roboto」に変えましょう。

テーマ

ジェスチャー操作も豊富で、「ダブルタップでスリープ解除」はアンビエントディスプレイと併用できます。

また、ロック画面で空きエリアをダブルタップするとスリープさせられます。通知だけ見たいような時に地味に便利です。

ジェスチャー

ブルーライトカット・読書モードに相当する「ビジョンコンフォート」も設定からオンオフできます。

名前からして「画質を改善するモードかな?」と思いがちですが、ビデオのコントラストを改善するモードは別にあるので注意してください。

デフォルトではオフなので問題ないと思いますが…。

ビジョンコンフォート

リフレッシュレートはデフォルトで120Hzです。

開発者向けオプションにリフレッシュレートを表示するオプションもあるのですが、あくまで上限値であってリアルタイムな値ではないのが残念です。

通常は画面が動いている内は120Hz、2~3秒止まっていると60Hzに切り替わってバッテリー消費を抑えてくれるのですが、ダークモードにしていると120Hzのままになることが多くなるようです。初期ファームウェアなので、このあたりは後ほど改善されるでしょう。

画面のキャリブレーションでは、sRGBやAMOLED広色域、DCI-P3など色温度等の調整が出来ます。

リフレッシュレート

対応アプリを複製できる「パラレルアプリ」やアプリ毎にロックをかけられる「アプリロッカー」、「ポケットモード」などの便利機能も搭載されています。

パラレルアプリ

ゲームモード・Fnaticモードも続投されています。CPU・GPU・RAMが最適化される上、Fnaticモードでは邪魔な通知などが無効化されます。

シャドウのデティールなどを向上できるオプションや触覚フィードバックを改善するオプションもあります。

ゲームモード

北米版のみ何故か気圧計を搭載

アメリカで販売されているKB2005では、何故か他の地域のモデルにはない「気圧計」が搭載されています。

(公式の仕様ページでも北米版のみBarometerが掲載されています)

頭痛など体調が悪いときに気圧の変化があったのか調べたい、天気の変動を見たいという場合には便利です。

気圧計

VoLTEはroot化必須に

OnePlus 8Tでも、docomo・au・SoftBank・楽天モバイルなどでのVoLTE通話はデフォルトではできません

OnePlus 8 Proなどでは非rootでもEngineering Modeなどを使ってVoLTEを解放できていたのですが、Android 11ではセキュリティ強化の影響かQPST/PDCが動かなくなってしまいました。

Full-port switchやRndis, diag switchをONにすること自体はできるのですが、ツール側で認識されない状態になります。

PDCがAndroid 11に対応していないというわけではなく、root化すれば使えるようになります。

【追記】
FTMを使うことで非rootでもPDCを使えるようにする方法が発見されました。

PDC

OnePlus 8TでVoLTEを使えるようにする手順は

  1. Bootloader Unlock & root化する
  2. OnePlusLogKitをダウンロード&インストールする
  3. 電話アプリで*#800#をダイヤルする
  4. Function Switch→VoLTE、VoWifi、VT switchをそれぞれONにして再起動する
  5. このページで配布されているドライバーをインストールする (署名チェックを無効化する必要あり)
  6. adb shellにて下記コマンドを実行する
    su
    setprop sys.usb.config diag,serial_cdev,rmnet,adb

    (EFS Explorer等を使う場合はsetprop sys.usb.config diag,diag_mdm,qdss,qdss_mdm,serial_cdev,dpl,rmnet,adb)
  7. PDCを開く
  8. Oversea-Commercial DSをSub0とSub1ともにDeactivateした後、Removeで削除する
  9. VoLTE-PTCRBを選び、右クリック→SetSelectedConfigでSub0 (SIM 1の場合)・Sub1 (SIM 2の場合)を選ぶ
  10. Activateを押す
  11. OnePlus 8Tのモバイルネットワーク設定でVoLTEを有効化する

です。PDCの使い方など詳しくは調べてください。

これでY!mobile楽天モバイル (MNO、Rakuten UN-LIMIT 2.0) でもVoLTEで通話できるようになりました。

楽天モバイルではRakuten LinkのSMS認証等もちゃんとできました。

VoLTE

なお、対応バンド自体は過去のOnePlusハイエンドスマホと同じく幅広く対応しており、中国版では

WCDMA: B1, 2, 4, 5, 8, 9, 19
LTE-FDD: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 32, 66
LTE-TDD: B34, 38, 39, 40, 41, 42
5G:NSA-N1, 3, 7, 28, 41, 78; SA-N41, 78
MIMO:LTE:B1, 3, 7, 38, 41; NR:N1, 3, 7, 78

となっています。プラチナバンドも含まれていて素晴らしいです。

S865 + UFS 3.1で高いパフォーマンス

OnePlus 8TはSnapdragon 865 + UFS 3.1の組み合わせで、OnePlus 8 Proより2万円以上安くなりつつも8 Proに匹敵するパフォーマンスを発揮します。

こちらのベンチマーク結果一覧を見てもらえば分かりますが、Snapdragon 865 PlusとSnapdragon 865は劇的な性能差があるわけではありません。

865 Plusになると上がる性能分以上にコストが上がりますし、OnePlus 8TをSnapdragon 865にしたのは正解でしょう。

 

3DMarkのWild Lifeでは、スコア3809、平均FPSは22.80でした。

Wild Life

PCMark Work 2.0ではスコア9617でした。

ベンチマーク中も温度が低いままで推移しています。

実際に使っている中でも本体が熱くなることは少ないですし、冷却性能は抜群です。

PCMark

CPDT Benchmarkではランダムライトで33.06MB/sと、OnePlus 8 Proを超える数値をたたき出しています。

読み書きの高速さと120Hzリフレッシュレートが合わさり、アプリの切り替えなどもスムーズに感じます。

メモリはLPDDR4Xなのですが、コピー速度は10.06GB/s出ておりLPDDR5のOnePlus 8 Proと同等の数値です。

LPDDDR5ではないとはいえ、最適化技術のおかげでその差は埋められているようです。

CPDT

まとめ

  • 約5.6万円~と格安 (8と同程度)
  • Snapdragon 865
  • 120Hz フラットディスプレイ
  • UFS 3.1 超高速ストレージ
  • LPDDR5に匹敵する速度のメモリ
  • 65Wでの高速充電
  • 急速充電でも低い発熱
  • すばやい画面内指紋認証 + 顔認証
  • 4500mAhバッテリー
  • カメラがIMX586のまま
  • 65W充電はピーク時のみ
  • 机の上に置いたまま操作するとグラつく

OnePlus 8Tは最高スペックではないものの、5万円台という価格にしては破格の性能を持っています。

OnePlus Nordに1万円ちょっと足すだけでこれほどのスペックが手に入るわけですし、OnePlus 8Tはかなりお買い得です。

ただでさえ存在意義が薄かったOnePlus Nordがますます要らない子になってしまいます…。

個人的にはパンチホールはそこまで気になりませんし、フラットディスプレイで見やすく、背面はカーブしていて持ちやすいためお気に入りです。

 

OnePlus 8TはグローバルROMが入った中国版が激安価格で販売されており、11.11セールではOnePlus Official Store (元Venter Store) では$417、FANTACY TECHNOLOGYでは$442で購入できます。すぐ売り切れるでしょうけど…。

AliExpressだと11.11の近くは大幅な配送遅延が起きやすいですが、素早く配送してくれるGIZTOPでも$549~と安めです。

はてブ Pocket Mastodon タイトルとURLをコピー
カテゴリ:

技適の無い機器の使用は自己責任です。
中国版デバイスは日本語に対応していないものが多いため、ADBコマンドでの日本語化が必要です。
root化済み・非rootそれぞれのやり方はこちらの記事を参考にしてください。