Android版Chromeで画面が黄色くなる・点滅する原因はコレ。設定変更で回避できる

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Android版Chromeで、たまに画面が黄色くなったり点滅したりする現象が発生しているようです。

色域が勝手に変更されることが原因

OnePlus 8TGalaxy Tab S7などのAndroidスマートフォン・タブレットでGoogle Chrome 84以降を使用しているとき、特に背景が白いサイトなどで画面が黄色っぽく表示され、読書モード・ビジョンコンフォートがオンになったかのような色温度になることがあります。

動くバナー画像が設置されているサイトなどでは、動くたびに「元の色合い」と「黄色っぽい色合い」が切り替わるため点滅しているように見えることもあります。

写真を撮るのが難しいのでスクショで再現してみると、以下のようなイメージになります。

Yellow Tint

これはAndroid版Chrome 84で搭載された機能、「Dynamic color gamut」が原因です。

説明には「Displays in wide color when the content is wide. When the content is not wide, displays sRGB – Android」とあり、コンテンツがワイドカラーならワイドカラー表示する、それ以外ならsRGBで表示するという (本来は) 便利な機能です。

カラー判定が緩すぎる上に切り替えが瞬時に行われるため、不要な場面でも切り替えられてしまい、最悪点滅してしまうという状態になっているようです。

 

この問題の対処は簡単で、

  1. Chromeのアドレスバーに「chrome://flags」と入力する
  2. 「Dynamic color gamut」を探す
  3. 「Disabled」に変更する
  4. Chromeを再起動する

で解決できます。

chrome://flags

「いきなりブルーライトカットモードのようになってしまったけれど、オンにした覚えはない」「Chromeの色がおかしい」という方は、「Dynamic color gamut」の設定を見直してみましょう。

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