6月1日大阪開催「Xperia(TM) X Performance タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに参加しました。これまでアンバサダーなのに全然ミーティングに行かない(行けない)状況でしたが、ようやく参加できました。
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参加者にはXな特典が
今回の
会場に着くとXperia Xのロゴが大きく入った紙袋が渡されました。この紙袋の中には3週間貸し出されるXperia X Performance本体、充電器、USBケーブル、さらにXperia Xのロゴが入ったポーチまで入っています。紙袋の他にもXperia Xロゴが大きく入ったTシャツももらえました。サイズはXLでないと着られないのでは…と思ってXLをお願いしたところ、Lしか無かったのですが、Lでも十分大きく、カッターシャツの上から着られました。
CMでおなじみ、東 真子さんが急遽登場
Xperiaの「だから私は、Xperia。」シリーズのCM動画にも出演されている、プロカメラマンの東 真子さんが急遽登壇されるというサプライズもありました。東さんはこれまでXperia Z5のプレミアムおまかせオートを使って写真撮影されていたそうですが、これからXperia X Performanceでも撮影していくそうです。
東さんが撮影した鹿の写真が映し出されると、会場では「とくめいさん…?」と少しざわついていました。
Zの終わり、Xのはじまり
ハードウェア面、システム、カメラ、アプリの4つの観点からそれぞれの開発者の方からプレゼンがあり、HP上では公開されていないような情報まで詳しく解説していただきました。
「Sonyの技術を結集した」Zシリーズから「高い知能を備え、スマートフォンの本質を追求した」Xシリーズに移行したとのことで、ブランドカラーが黒に変更されました。特に後述のカメラの機能がXperia Z5から大きく進化しており、このXシリーズの「高い知能を備え」という部分を強く感じられました。
日常使いでの消費電力を大幅削減
Xperia X PerformanceはSnapdragon 820 (msm8996) を採用しており、Snapdragon 810 (msm8994) を搭載したXperia Z5に比べおよそ35%~40%消費電力を削減しているそうです。さらに負荷分散をソフト的にチューニングすることで日常使用でより消費電力を削減できるようになっています。実際にLTE/Wi-Fiをオンにしっぱなしで使ったり放置したりしていても、Xperia Z5よりも動きがサクサクなままなのにバッテリー消費が緩やかになっているように感じます。
ちなみに、bigコアのことは内部的にはGoldコア、LITTLEコアはSilverコアと呼んでいるそうです。
放熱性能がZ5比30%アップでより快適に
Xperia X PerformanceはSnapdragon 820を採用したことに加え、銅板やGraphite sheetなどを追加したことでXperia Z5に比べ30%放熱性能がアップしています。実際にスライドで説明されている一時間ほどの間ずっとカメラを起動しっぱなしにして撮影していましたが、発熱は少し熱い程度で、カメラが強制終了されるようなこともありませんでした。
USB接続の検出方法が改善
Xperia Z3+/Z4以降ではキャップレス防水を実現しましたが、「USB機器の検出」をしないとUSB接続が認識されないことがありました。Xperia X Performanceでは検出方法が改善され、何も操作しなくてもUSB接続できるようになりました。ただ、欲を言えばUSB接続した後の接続モード (MTPなど) も充電のみをデフォルトにせず、選んだモードで固定するようにして欲しいです…。
高い知能を備えたカメラ機能
Xperia Xシリーズのスローガンである「高い知能を備え、スマートフォンの本質を追求」は、X Performanceではカメラの面で特に強く感じられます。
カメラパートの解説は、SONYのデジタル一眼カメラ、αの開発に携わり、現在Xperiaのカメラの開発に関わっている方からされました。Xperia X Performanceでは高速起動・撮影、先読みオートフォーカス、フロントカメラの三つが大きく進化しています。
まず高速起動・撮影では従来機種 (Xperia Z5など) にあった、撮影時に一瞬画面が止まる時間が大幅に削減されており、Xperia X Performanceでは撮影から保存までほんの一瞬しか止まらないため、サクサク写真撮影できます。これに被写体の動きを推測してフォーカスを当てる「先読みオートフォーカス」が加わることで、取りたいときにサッと撮影できるようになっています。
フロントカメラでは、カメラレンズとセンサーの性能向上はもちろん、ノイズを抑えた最大ISO 6400を実現したり、自撮りする際に自然にカメラ目線になるようカウントダウンをフロントカメラの位置の近くに出したりと様々な強化がされています。
普段見られない内部部品やカメラテスト用の機材の展示も
開発者によるプレゼンの他にも、Xperia X Performanceのパーツの展示や、海外のプレス向け発表会などで使われるカメラ機能の体験用の機材などの展示もされていました。
しっかり銅版が追加されていて、放熱性能が高まっていることが分かります。
バッテリーはやはり表記が実際に使用できる容量のみになっているだけで、実際のバッテリー容量は2,700mAhでした。
オートフォーカスのテストができる、勝手に動く玉とモグラたたきの箱がありましたが、モグラたたきの方は人が多くて触れませんでした…。玉は不規則な動きをしているにも関わらずフォーカスの追尾が速く、過去機種からの進化を感じられました。
Twitter読み上げでぶっちゃけトークも
プレゼン後は、展示品の前で開発者に質問できる時間と平行して、Twitterのハッシュタグ「#Xperiaアンバサダー」のツイートの読み上げもされ、某社のパクリ疑惑やグローバル版のローエンド端末の話など、記事には書けない話をされていました。他会場ではもっとぶっちゃけトークがあったようですが、普段見られない開発者の方の本音が垣間見えて楽しかったです。
これから3週間の貸し出し期間中に、Xperia X Performance SO-04H Lime Goldを使った記事を書いていきます。