Android 11端末のGoogleフォトで出る「写真の変更を フォト に許可しますか?」を消す方法とは?

Android 11端末のGoogleフォトで出る「写真の変更を フォト に許可しますか?」を消す方法とは?

Android 11が国内のスマートフォンでもアップデート開始されることが多くなってきましたが、「急にGoogleフォトが編集や削除の許可を求めるようになった」ということはないでしょうか。実はそれ、Android 11の仕様変更のせいです。


ストレージ権限周りの仕様変更が原因

Android 10以前でGoogleフォトを使う際には、写真を編集して上書きするときには特に何も出ずスムーズに保存されていました。

ところがAndroid 11にアップデートしたあとは、下の画像のように「1個の写真の変更を フォト に許可しますか?」といったダイアログが出て許可・許可しないを選ばないといけないようになってしまいました。

地味な変更ですが、上書きするかコピーを保存するか選んだ後にもう一回許可を押さないといけない、というのは結構手間です。

1個の写真の変更を フォト に許可しますか?

また、削除するときにも「1枚の写真をゴミ箱に移動することを フォト に許可しますか?」というダイアログが出るようになりました。

削除

これはAndroid 11で「Scoped Storage」と呼ばれる新しい仕組みが導入され、アプリがストレージを使用する時の権限が細かく制御されるようになったためです。

Android 10以前ではストレージの許可を一度すればファイルの読み取りから削除まで全て許可されていましたが、「Scoped Storage」が導入されてからはファイルの作成や削除は (原則) ユーザーの許可を得ないとできなくなったのです。

Scoped Storage

この制限は端末のデフォルトで設定されているギャラリーアプリには適用されないため、最初からGoogle フォトだけが入っているPixelシリーズなどではこの現象は起きません。

OnePlus・ASUSスマートフォンなどGoogleフォト以外のアプリが使われている端末では、今回xdaのQuinny899氏が発見したadbコマンドを使うことで制限を解除し、Android 10以前のように許可ボタンを押さなくても済むようにできます。

Google フォトの制限を解除するには、adbをセットアップした後コマンドプロンプトで

adb shell cmd role add-role-holder android.app.role.SYSTEM_GALLERY com.google.android.apps.photos

を実行してください。(成功すれば特に何も表示されません)

root化していればTerminal Emulatorのroot shellでも実行できます。

上記コマンドを実行するだけで、余計な許可ダイアログが出なくなります。

元に戻したいときは

adb shell cmd role remove-role-holder android.app.role.SYSTEM_GALLERY com.google.android.apps.photos

を実行してください。

 

なお、この方法は「デフォルトのギャラリーアプリがGoogle フォト以外」かつ「Google フォトがシステムアプリとして入っている」端末でないと使えません。

そのためGalaxyやXiaomiスマホなどでは使えず、カスタムROMでもGoogle フォトをシステムアプリとして入れていない場合は効果がありません。

コマンドが使えない環境では

Package does not qualify for the role, package: com.google.android.apps.photos, role: android.app.role.SYSTEM_GALLERY

などのエラーが出ます。

 

対処できる環境が限られていますが、Android 11にアップデートした端末でGoogleフォトの挙動にイラッとしていた方は、一度試してみてください。

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