広告あり
2021年のフラッグシップ、Xiaomi Mi 11のグローバル版が発表されました。
Snapdragon 888搭載
Xiaomi Mi 11は正式発表された中では最速のSnapdragon 888搭載スマートフォンです。
Mi 11は左上にパンチホールのある6.81インチ 2Kディスプレイを搭載しており、1500nitというかなりの明るさを誇っています。格安なパネルを使うことが多かったXiaomiですが、高価格帯にシフトするにあたり相応のパネルを採用するようになったようです。
低画質なコンテンツでも綺麗に表示できるよう超解像技術も搭載し、例えば720pを1440pにアップコンバートすることもできます。コントラスト比は5,000,000:1で、100% P3、DisplayMate A+評価を受けています。
リフレッシュレートももちろん120Hzに対応し、AODでは電池持ちが良い30Hz、そこまで高速な応答が必要ない場面では60Hzや90Hzに自動的に変更する機能があります。
最薄部0.9mmと薄型化しており、208gだったMi 10に比べると12g軽量化した196gとなっています。
200g越えが多い中軽量化されているのは嬉しいですが、もう少し軽くしてもらいたいところ…。
メインカメラは1/1.33″と巨大な108MPで、13MPの123°超広角カメラと5MPのマクロカメラも搭載しています。
ズームレンズがないですが、108MPでカバーできるということでしょう。
撮影速度は30%高速化されており、8K動画の撮影も可能です。
55Wの有線充電と50Wの無線充電に対応し、有線充電だと4600mAhのバッテリーを100%まで45分、無線でも53分で充電できてしまいます。
55W GaN充電器は中国盤だと本体に付属されていませんでした (充電器とセット購入で無料) が、グローバル版では同梱されています。
QC4+ / QC3+ / PD3.0対応で、無線充電は10Wのリバース充電もできます。
スピーカーはあのHarman Kardonとコラボしたものになっており、クオリティがさらに高まっているそうです。
デュアルステレオスピーカーで迫力ある音を楽しめます。
グローバル版Mi 11の対応バンドは
- 5G: n1 / n3 / n5 / n8 / n20 / n28 / n38 / n41 / n77 / n78 / n79
- 4G: LTE FDD: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B20 / B28 / B32 / B66
- 4G: LTE TDD: B38 / B40 / B41 / B42
- 3G: WCDMA: B1 / B2 / B4 / B5 / B8
- 2G: GSM: 850 900 1800 1900 MHz
となっており、中国版では含まれていたLTE B19がありません。
中国版では
- 5G :n1 / n3 / n28a / n41 / n77 / n78 / n79
- 4G:FDD-LTE :B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28A
- TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
- 3G:WCDMA:B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 ; CDMA EVDO : BC0
- 2G:GSM:B2 / B3 / B5 / B8 ; CDMA 1X : BC0
となっており、LTE B19などのプラチナバンドも含まれています。
他に通信面では最大3.5GbpsだというWi-Fi 6の強化版や、Bluetooth 5.2 (AAC / LDAC / LHDC対応) を搭載しています。
メモリは高速なLPDDR5、ストレージはUFS 3.1が採用されています。
Mi 11 グローバル版は8GB + 128GBが749USD (約7.9万円)、8GB + 256GBが799USD (約8.4万円) で発売されます。
Mi 11のグローバル版はAliExpressにて発売予定です。
Mi 11の中国版は現在GIZTOPでは$699~で販売されています。
レザー版は今のところ中国版のみのようです。