電源メニューに様々な再起動方法を追加したり、元からある項目を隠せたりするXposedモジュール、
Advanced Power Menuの開発者さんが新たに作り直した後継版、
Advanced Power Menu+ (APM+)を紹介します。
APMと違い、APM+はカードスタイルのUIになっています。
個別に設定したり、電源メニューの並び替えをしたり出来るようになりました。
1. 初回設定
初回起動時は、元からある電源メニューがどうなっているか認識させないといけません。
(端末/バージョンによって元からある項目が異なるため)
APM+を起動してから電源ボタンを長押ししてメニューを出し、
その後APM+に戻って「再読み込み」をタップしてください。
認識されると、このようにメニューアイテムを編集できるようになります。
2. メニューの詳細
メニューアイテムをタップすると、詳細な設定が出来ます。
例えば、「再起動」をタップするとこのような画面になります。
「このアイテムを削除」をタップすると電源メニューに表示しないように出来ます。
「表示」では、いつでも表示する、ロック画面では表示しない、ロック画面でだけ表示する、
の3種類の表示方法が選べます。(「ロック画面でだけ表示する」は後述するATHで使います)
アイテム(ここでは「再起動」)を使うときにパスワードを入力しないと使えないようにするには、
「このアイテムをパスワードで保護する」にチェックを入れ、
「パスワードのセット…」でパスワードのセットをしてください。
アイテムの削除、表示、パスワード保護の三つはどのアイテムにも表示されますが、
一部のアイテムにはさらに設定できる項目が追加されます。
例えば、「再起動」アイテムでは、どういった再起動方法を表示するか、
再起動するとき確認するか、などを設定できます。
ちなみに、Xperia 4.4ではソフトリブートは正常に動作しないようです。
3. メニューの追加
メニューアイテム一覧の右上にある「追加」をタップすると、
メニューに表示するアイテムを追加できます。
削除したアイテムもここから追加し直せます。
(次に翻訳を更新するときに「標準アイテム(削除済み)」に直します)
4. 盗難防止機能
APM+には、端末を落としたり盗まれたりした時に電源を切られたり再起動されたりする
可能性を低くする、ATHという機能があります。
泥棒が強制再起動する方法や初期化する方法を知っていると意味が無いので気休め程度ですが…。
左上のをタップしてドロワーを出し、ATHを選ぶと設定できます。
ロック画面で指定したメニューアイテムを隠したり、
フェイクの「電源を切る」を追加して、タップするといわゆる
「スリープ死」してしまったような状態にさせたりできます。
5. テーマ
→テーマでは、
電源メニューアイテムのアイコンやダイアログのテーマを変更できます。
アイコンテーマを自分でカスタマイズすることも出来ますが、有料版でないと選べません。