Sony Remote Device Labで最新機種を触る&アプリの動作確認

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Xperia端末をブラウザ上で操作して、アプリの動作確認ができるサービス、
Sony Remote Device Labがベータ版で公開されました。
最新機種を持っていなくても、実際のXperia上でのアプリの動作を確認できる、
というのがウリなのですが、なんと操作制限がないためアプリだけではなく
端末全体の動作や設定などの確認までできるようになっています。


Sony Remote Device Labはこのページにアクセスすると利用できます。
利用するには、
Windows OS上ではChrome 31+、Firefox 28+、 IE 8+
Linux OS上ではChrome 31+、Firefox 28+
Mac OS上ではFirefox 28+
(+=それ以降のバージョン)で、Javascriptを有効にしないといけません。
また、Java 6+もインストールされていないといけません。
環境が整った状態でページを開くとSystem requirementsのところにステータスが表示され、
Select a deviceでリモート接続する端末をえらべるようになります。
今のところ、Xperia Tablet Z、Z、Z1、Z1 Compact、Z Ultra、Z2、Z3、Z3 Compactが利用できます。

Connectボタンをクリックすると、利用規約が表示されます。

同意する場合は…というより利用するなら必ず同意しないといけないので、Acceptをクリックします。
Sonyに個人情報を渡したくないのであればDeclineをクリックし、ページを閉じてください。
次に、Xperia、Facebook、Googleのどれかのアカウントでログインします。
利用規約に反する行為、たとえばアプリでroot化するなどすればBANされるのかもしれません。

初回ログイン時は追加で情報を入力しないといけません。
自分の国 (Japanでいいです)を選び、メールを受け取るか、個人情報の取り扱いに同意するかチェックし、Saveをクリックします。

これでリモート接続したXperiaを触れるようになります。
プラグインを自動ブロックする機能があるブラウザの場合は、Javaプラグインを有効にしてください。
全体的に反応が少し遅れるように感じるので、間違えてボタン類を二回クリックしてしまわないように注意が必要です。

右にあるメニューで表示方法を変えられます。
Normal…開始時の表示
Resize…拡大して表示する
Fit to screen…ブラウザのウインドウサイズに合わせたサイズにする
Rotate…端末を回転させる
デフォルトだとすぐ画面がスリープしてロック解除しないといけなくなるので、
まず設定を変えておくと良いと思います。
Install APKの下にある「Upload APK」ボタンを押してapkを選ぶと、すぐ端末にインストールされます。
基本的にこれで動作確認したいアプリをインストールすることになると思います。

Loggingの下にある「Start logging」ボタンをクリックすると、デバッグログの記録が始まります。
「Stop logging」ボタンに変わるのでそれをクリックすると、「Download logs」ボタンが出てダウンロードできるようになります。
ログはevents、main、radio、systemの4種類に分けられてzip圧縮されています。
「Stop logging」ボタンを押した後反応が遅いからといってもう一度クリックしてしまうと、
「Start logging」をクリックしたことになってしまい、その時のログをダウンロードできなくなるので注意してください。
注意なしにログを破棄するのはちょっと考えられていないかなぁ、と思いました。
「Instrument」ではインテントの動作確認が出来ます。
端末の右 (横向きでは上)に側面が映っていますが、これは飾りではなくて、
ちゃんと音量キー、カメラボタンをクリックすると動作します。
電源ボタンは動作しないようですが、普通のアプリであれば
音量キーとカメラボタンが動作させられれば十分ではないかと思います。
音の再生や通話などは出来ませんが、カメラや設定などは触れます。
adbも使えませんが、端末エミュレータをインストールすれば良さそうです。


ユーザー補助にある「満充電時に音を鳴らす」は、SystemUI Patcherで音を鳴らすタイミングを
満充電時 (100%)以外に変えられるはずですが、動作確認は出来ていません。
どうやらZ3ではZ1と同じく、ペンモードを無効化できるようです。
Z2は常に有効になっていて敏感すぎたので、これは良さそうですね。

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