Remix OS搭載タブレット、Chuwi Vi10 Plusレビュー。2 in 1で様々な場面に対応

当サイトで紹介するMODやアプリなどの内、システムファイルの改変やシステムに深く関わるものはroot化やリカバリが必須となります(root化の必要なしと明記している場合は除く)。導入は自己責任で行ってください。また、技適の無い機器の使用は自己責任です。

Chuwi Vi10 Plus

海外通販サイト、GearBest様よりChuwi Vi10 Plusをプレゼントでいただいたので、レビューします。


Remix OS搭載 10.8インチタブレット

今回はレビュー用提供品ではなくプレゼントとして送られてきましたが、梱包は外の袋が少し破れている程度で、中は二重になっていたため、中の箱には傷やへこみなどはなく、綺麗な状態でした。消費税などは合計で1070円ほどかかりました。

GearBestで購入する際、日本郵政を使いたい場合は、発送方法の選択の画面で「Priority Line」を選んでください。なお、日本郵政を使った時、到着まで時間が掛かってしまう問題が起きているそうですが、GearBestの担当の方によれば、商品到着が遅れる原因はほとんどが電話番号など連絡先の不備が原因なのだそうです。電話番号や住所などは正確に入力するようにしましょう。

日本郵政を発送方法に使うと、通常通り荷物の追跡も可能ですが、国内での追跡しかできません。海外倉庫から発送されて日本に着くまで1~3日程度かかりますが、その間は追跡できない、ということになります。

いつも通りの梱包
いつも通りの梱包

今回プレゼントでは、Chuwi Vi10 Plusとキーボード付きケースをセットでいただきました。キーボード付きケースは別売りのため、購入される際はキーボードも同時に購入するようにしないといけないのでお気を付けください。

Chuwi Vi10 Plus用キーボード付きケース

Chuwi Vi10 Plusとキーボード付きケースの箱
Chuwi Vi10 Plusとキーボード付きケースの箱

今回いただいたChuwi Vi10 PlusはRAM 2GB・ストレージ 32GBのモデルで、Remix OSを搭載しています。9月20日にはWindows + Remix OS搭載の2GB/32GBモデルと4GB/64GBモデルが登場しますが、一応このRemix OSのみのモデルでもWindowsやAndroidを焼けます。(詳しくは後述)

Chuwi Vi10 Plus 4GB/64GBモデルを予約購入する

シングルOS
シングルOS

Chuwi Vi10 Plusのスペック

Chuwi Vi10 Plus 2G+32GB
OS Remix OS 2.0
メモリ RAM 2GB/ROM 32GB
プロセッサ Intel Z8300
ディスプレイ 10.8インチ WUXGA(1920 x 1280)
サイズ 27.64 x 18.48 x 0.88 cm
重さ 686g
ネットワーク Wi-Fi 802.11b/g/n
メインカメラ 2MP
フロントカメラ 2MP
バッテリー 8,400mAh

USB Type-C端子やMicro USB端子を搭載

Chuwi Vi10 PlusはUSB Type-C端子に加え、Micro USB端子なども搭載しています。充電やデータ転送に使えるのはUSB Type-C端子だけのようですが、他の端子ではHDMI出力などができるそうです。128GBまでのmicroSDカードにも対応しています。

USB Type-C端子
USB Type-C端子

日本語表示にも対応

Chuwi Vi10 Plusはデフォルトでは日本語が言語一覧に表示されないのですが、GearBestかChuwi側 (Chuwi公式サイトでも注文前に連絡すれば他言語に対応できるようにすると書かれています) で設定の「実験的機能」にある「グローバル言語」を有効にされているため、日本語表示にも対応しています。

格安タブレットではサイズ削減のため日本語フォントが削除されることがありますが、Chuwi Vi10 Plusではモトヤマルベリが残されているので中華フォントを見ずに済みます。ただし、あくまで実験的機能として提供されているので、設定では日本語訳が微妙なところがあったり、訳されていない箇所もあります。

日本語表示にも対応
日本語表示にも対応

日本語IMEはオムロン iWnn IME for Androidを搭載しているようです。もちろんGoogle 日本語入力なども後からインストールできますが、デフォルトで日本語入力までできるのは良いですね。

オムロン iWnn IME for Android
オムロン iWnn IME for Android

マルチウインドウ対応のAndroidベースROM、Remix OS

Chuwi Vi10 Plusに搭載されているRemix OS 2.0とは、Androidをベースとしてタブレット・PC向けにカスタマイズされたROMのことです。WindowsやAndroid 7.0 Nougatで利用できるようなマルチウインドウに対応しており、特にタブレットでは通常のAndroidより使いやすくなっています。

一部ウインドウサイズを変更できないアプリ (Chromeなど) もありますが、変更できるアプリでは上端あたりをスワイプするとWindowsのタイトルバーに似たバーが表示されるので、X (閉じる) ボタンの左側にあるボタンを押すとウインドウサイズを小さくできます。小さくなったウインドウは端の方を引っ張ってサイズ変更できます。

さすがに何個もアプリを同時起動しているとメモリが足りなくなりますが、ブラウザで調べつつWordで文章を書く、といった操作をしたいときには便利です。

多忙なプロデューサーもにっこり
多忙なプロデューサーもにっこり

Remix OSではAndroidではおなじみのステータスバー・通知領域はないのですが、代わりにWindows 10のようなタスクバー・通知センターがあります。バック・ホームボタンの横にアプリアイコンが並んでおり、タップで切り替え、長押しして上にスワイプすれば終了といったタスク操作ができます。

時計やWi-Fi接続、明るさなどは右下の各アイコンから表示・変更できます。もちろん全画面ではなくポップアップで表示されるので、アプリを表示したまま各種操作ができます。

マルチウインドウ
アプリを開きつつ時計やカレンダーの確認ができる

通知は右上に出てくる形で、数秒経つと自動的に隠れます。隠れた通知は右下の三本線のアイコンを押して通知センターを開くと表示されます。

通知はWindows 10風
通知はWindows 10風

撮影時に範囲を調整できるスクリーンショット機能

Remix OSはマルチウインドウ以外にも、スクリーンショットを撮影するときに範囲をその場で調整できる機能が搭載されています。共有したい部分だけ切り取ることができ、保存せずすぐ共有メニューを出せるので便利ですね。

なお、下の画像で分かるとおりChuwi Vi10 Plusにデフォルトで搭載されているRemix OSは2.0で、Androidバージョンとしては5.1.1です。Remix OSは3.0でAndroidバージョン 6.0にアップデートされたのですが、今後Chuwi Vi10 PlusにRemix OS 3.0が提供されるかは不明です。

範囲を調整できるスクリーンショット
範囲を調整できるスクリーンショット機能

Playストア対策? 独自のアプリダウンロード機能も

Chuwi Vi10 PlusにはGoogle Playストアが入っているのですが、何故か他にアプリをダウンロードできるアプリが搭載されています。

アプリダウンロード機能
アプリダウンロード機能

このアプリではユーティリティ、エンターテインメントなど各カテゴリからおすすめアプリが一覧化されており、インストールしたいアプリを選んでインストールできます。

ゲームアプリなどを選べる
ゲームアプリなどを選べる

インストールしたいアプリを選んだ後は、Wi-Fi接続したときに自動でダウンロード・インストールされます。

ダウンロードはPlayストア以外から…?
ダウンロードはPlayストア以外から…?

ただ、どうもこのアプリではPlayストアからのダウンロードではなく、独自のソースからダウンロードしているようです。有名なベンチマークアプリ、デレステがリストにあったのでインストールしてみたのですが、Playストアで配信されているバージョン (8/27現在 2.2.1) ではなく、2.0.3でした。

その後Playストアで更新できたので、Playストアで配布されているアプリをそのままコピーして配布しているようですが、配布サーバーがハッキングされておかしなアプリをインストールされてしまう…ということが起きないとは限らないので、普通にPlayストアから直接ダウンロードしたほうがいいでしょう。

Playストアで配布されていない古いバージョン
動いたら負けな古いバージョン

なお、動作設定は2D軽量がデフォルトになっていました。Remix OSは独自のジェスチャー機能などが邪魔になっているのかマルチタッチが苦手なようで、10点タッチまで対応しているにもかかわらず、2点タッチが必要な場面でミスばかりしてしまい最後までプレイできませんでした。

素のAndroidを焼いたときはちゃんと反応するので、Remix OSはマルチタッチが必要なゲームでの利用には向いていないのかもしれません。バッテリーが8,400mAhと大容量なので、そのままではゲーム用途に使えないのは少し残念です。

2D軽量
2D軽量がデフォルト

便利なキーボード付きカバー

キーボード付きカバーは、Chuwi Vi10 Plusの下部にあるマグネットで接続する仕組みになっており、近づければすっと装着されるので接続が簡単です。

Chuwi Vi10 Plusが倒れないようにカバーを折りたたんで三角形にできるので、支えなどは必要ありません。三角形にする時もマグネットでくっつくので、本体の重みや揺れなどで三角形が崩れるようなことを防げます。

ただ、惜しいことに閉めるときに途中で止まらないので、手を離してしまうと勢いよくキーボードに画面がぶつかってしまいます。閉じるときは手を離さず、ゆっくり閉めるようにしましょう。

マグネットで装着が簡単
マグネットで装着が簡単

キーボードレイアウトは日本でよく見かける形式ではないので、少し慣れが必要かもしれません。USキーボードが好きな人は問題なく使えるでしょう。Xperia Z4 Tabletのキーボードだとコピーなど特殊キーが付いているのですが、Chuwi Vi10 Plus用キーボードは通常のキーボードレイアウトそのままです。

キーボードレイアウト
キーボードレイアウトはUS

Android 5.1を焼いてみる

Chuwi Vi10 PlusはRemix OS搭載モデルの他にAndroid、Windows搭載モデルがある兼ね合いで、この2GB+32GBモデルにもAndroidやWindowsを焼けます。ただし、焼くとGearBestの保証対象外になるので、理解した上で焼くようにしましょう。

Androidを焼く手順 開く

Windows 10 Proも焼けるようにイメージが用意されているのですが、ハブやUSBメモリの相性が悪いのかACPI_BIOS_ERRORが出たり、The system cannot find the drive specifiedとインストール途中でエラーが出たりして焼けませんでした。Chuwiのフォーラムでは焼けている人がいるので、焼けることは確かなようです。

一万円台なのに満足できる一台

普通のAndroidを搭載しているだけのタブレットなら他メーカーの製品でも大量にありますが、Remix OSを搭載しているタブレットは少なく、AndroidもWIndowsも焼けるというChuwi Vi10 Plusは魅力的です。

Windowsも使いたい場合は2GB/32GBモデルだと厳しいかも知れませんが、Remix OSでマルチウインドウ操作をするだけなら十分快適に利用できます。

Chuwi Vi10 Plus 2GB/32GBモデルは現在セール中で、$129.99 (約1.3万円) で販売されています。Remix OSをタブレットで触ってみたい方は、ぜひこの機会に購入してはいかがでしょうか。

Chuwi Vi10 Plus 2GB/32GBモデルを購入する

Chuwi Vi10 Plus 4GB/64GBモデルを予約購入する


Sony Mobile Communicationsのスマートフォン、Xperia向けのカスタマイズや便利なツールを紹介しています。OnePlus 3T A3010とXperia XZ F8332を使用中で、Androidアプリも開発しています。

Twitter: @AndroPlus_org

コメントフォーム右上の「ログイン」メニューで各種SNSアカウントでログインできます。
匿名でコメントしたい場合は、名前とメールアドレスを入力した後「アカウントを作成せず投稿する」にチェックを入れてください。
Disqusに登録すると、返信通知を受け取れます。