Xperia XZ Dual F8332をEXPANSYSで購入したものが届いたので、まずは外観をメインにレビューしていきます。ちなみに、ヤマト運輸で10/7に発送され、10/10に届きました。消費税は3,400円でした。
Xperia XZ Dual F8332のスペック
幅 | 高さ | 薄さ |
---|---|---|
![]() |
146mm | ![]() |
72mm 重さ 161g |
8.1mm |
Xperia XZ Dual F8332 | |
---|---|
OS | Android 6.0.1 Marshmallow |
RAM/ROM | RAM 3GB/ROM 64GB |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820 (MSM8996) |
ディスプレイ | 5.2インチ FHD(1920×1080) |
サイズ | 146 x 72 x 8.1 mm |
重さ | 161g |
SIM | nano SIM Dual SIM Dual Standby |
メインカメラ | 23MP |
フロントカメラ | 13MP |
バッテリー | 2,900mAh |
その他 | RGBC-IRセンサー TOF方式距離画像センサー |
落ち着いた色合いが印象的
Xperia XZのカラーにはForest Blue、Mineral Black、Platinum、Deep Pinkがありますが、どれも落ち着いた色合いとなっています。今回私はXperiaでは久しぶりに出た濃いブルー、Forest Blueを選びました。

Xperia X Performanceと同じく、外箱のデザインはシンプルで、中面の四方が各カラーの壁紙で彩られています。

付属品としてQuick Charge 3.0に対応したUSB Type-Cケーブルやイヤホン MH410c、充電器 UCH12などが付いていますが、イヤホンの音質はおまけ程度、充電器は日本では使えない形式なので、実質的に使えるのはUSB Type-Cケーブルだけです。

Xperia X Performanceと同じく、フロントデュアルスピーカーを搭載しています。
正面から見るとXperia Zのような角張った印象を受けますが、チューブデザインで左右が丸くなっており、Xperia X Performanceよりも引っかかりが少なくなっているので、さらに持ちやすさが向上しています。

スピーカー穴のネットはおそらく金属製で、穴が空いた形になっています。Xperia X Performanceでは穴が見えない形でした。

背面には神戸製鋼所のALKALEIDO (アルカレイド)が使用されており、さらさらとした手触りで指紋もあまり目立ちません。神戸製鋼所ではアルミ製品としてアル○○シリーズが開発されており、カレイドとは「美しい形」という意味です。カレイドスコープ (万華鏡) のように、傾ける角度によって色合いが変わって見える、美しいデザインに仕上がっています。下部が電波強度の関係で樹脂になっているのが少し残念ですが、同じような色合いなのでそれほど目立ちません。

上面にはイヤホンジャックがあります。

電源ボタンや音量ボタン、カメラボタンはこれまで通り右側にあります。電源ボタンは指紋センサーも兼ねており、センサーにはFingerprint Cards社のFPC1145が採用されています。使い始めだからかも知れませんが、体感ではXperia X Performanceよりさらに高速に指紋認証されています。

そして下部にはXperiaシリーズでは初めての採用となる、USB Type-Cポートがあります。ただし、「USB 3.1対応のケーブルは太く取り回しが悪くなる。USB 3.1に対応することが必ずしもユーザーのためになるわけではないと判断した」 ため、USB 2.0となっています。

確かに付属のUSB Type-Cケーブルは手持ちのどのUSB 3.0/3.1対応ケーブルに比べてもコンパクトで柔らかく、取り回ししやすい形状になっています。ただ、SONYは過電流・電圧が発生する可能性を過剰なまでに嫌がる傾向にあるので、取り回しのしやすさは表向きの理由で、本当は規格外のケーブルが使われてバッテリーへの負荷がかかってしまう可能性をできる限り潰しておきたい、という思惑があるのではないかと思います。

なお、USB Type-Cを採用したおかげで、Xperia XZから他の機器へ電源供給できるオプションが追加されました。スマホを大量に持っている人でも、スマートバッテリーとして活躍させられます。

NFCのかざし位置はXperia X Performanceと同じくフロントカメラの左にあります。位置を示すシールのNFCアイコンがリーク時のものと違い、何故か右下に寄っています。

外観が良い分スペック据え置きが余計に残念
Xperia XZはX Performanceから持ちやすさがさらに改善されており、色もこれまでのXperiaとはまた違った落ち着いた色合いで、USB Type-C採用でケーブルの抜き差しの時に裏表を気にする必要が無いなど、いろいろな部分で改良が加えられています。
ただ、他社のハイエンド端末ではRAM 4GB搭載が当たり前になっているような時代に、まだ3GBしかRAMを搭載していないことが余計に残念に思えます。もちろん3GBでも十分日常使用できるのですが、AndroidではRAMはあればあるだけ活用の幅が広がります。次世代のXperiaではハード的な部分も改善されることを期待します。
現状のXperiaの中では間違いなく最高のパフォーマンスを誇っているので、Xperia Z3やZ5を使っているような人にはおすすめです。
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