Xperia XZ F8332をroot化する、たったひとつの冴えたやりかた

この記事の賞味期限は切れています。掲載内容や情報が古い可能性があります。

AndroPlusKernel for Xperia XZ

広告あり

やっていることは単純なのですが、とりあえずXperia XZ F8331/F8332のBootloader Unlockでのroot化方法を書いておきます。この手順はAndroid 6.0の時に書いています。

Xシリーズ以降は今のところBLU必須

最近のXperiaではricに加えdm-verityというシステム改変防止機能が有効化されているため、脆弱性が見つかってもなかなかroot化されるまで至っていません。そのため、Bootloader Unlockしてカスタムリカバリをインストールし、そこからroot化するという方法でないとroot化できません。

Unlock codeは他機種を選んでも発行可能

Xperiaでは、Bootloader UnlockするにはSony Developer Worldでunlock codeを発行する必要があります。10/14現在、Xperia XZはリストにありませんが、他の機種を選んでも説明が少し変わる程度なので、Xperia Xなどを選んでもunlock code自体は正常に発行されます。

リカバリとカーネルのインストール

手順通りBootloader unlockしたら、root化できるようカスタムカーネルとカスタムリカバリをダウンロードしてインストールします。

カスタムカーネルはAndroPlusKernelをここからダウンロードしてください。ダウンロードしたら、zipからboot.imgを取り出してください。

 

次にカスタムリカバリ、TWRP (Team Win Recovery Project) をダウンロードします。Xperia XZでは私が公式配信のメンテナをしているので、TWRP公式サイトからXperia XZ向けのTWRPをダウンロードできます。(ただし、新しいバージョンが出た場合、テスト版を非公式でビルドしてから公式版をアップデートします。カーネルのChagelogに書くのでそちらで確認してください。)

TWRPをダウンロードしたら、SuperSUをダウンロードして内部ストレージなどに保存します。system-lessが最近のトレンドですが、カーネルを焼く度にインストールし直さなくて済むので、私はsystemに直接インストールするタイプを使っています。

[2016/12/29追記] Android 7.0ではsystem-lessでないと起動しないようです (他メーカーだと動くようなので何らかの対策が必要?)。このページでSuperSUをダウンロードしてください。

TWRP、SUperSUがダウンロードできたら、fastboot modeに入ります。電源を切った状態で、音量キー上を押しながらUSB接続してください。fastbootコマンドやドライバを利用できるようにする方法については検索してください。

fastboot modeに入ったら、
fastboot flash boot boot.img
fastboot flash recovery twrp-3.0.2-0-kagura.img
fastboot reboot
を実行します。
再起動してSONYロゴになったとき、LEDが点灯するので音量キーを押してください。TWRPが起動します。

TWRPInstallでSuperSUのzipを選び、インストールします。インストール後にChache/Dalvikを消去して再起動すれば、root化は完了です。

なお、AndroPlusKernelではBootloader Unlockで失われる、DRMキーが必要な機能もパッチを当てて使えるようにしています。基本的には自動で有効化されますが、もしパッチが効いていなければ/data/credmgr/credmgr.dbを削除して再起動してください。

X-Realityも動作可能
X-Realityも動作可能

Xperia XZはEXPANSYSなどで販売されています。Dual SIM版のF8332では内部ストレージが64GBになっているので、F8331よりお得です。

EXPANSYSでXperia XZ F8332 Forest Blueを購入する

EXPANSYSでXperia XZ F8332 Mineral Blackを購入する

EXPANSYSでXperia XZ F8332 Platinumを購入する

はてブ Pocket Mastodon タイトルとURLをコピー

カテゴリ:

技適の無い機器の使用は自己責任です。
中国版デバイスは日本語に対応していないものが多いため、ADBコマンドでの日本語化が必要です。
root化済み・非rootそれぞれのやり方はこちらの記事を参考にしてください。