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Omaker様よりUSB Type-Cケーブル 2mをいただいたのでレビューします。
2mと長めで使いやすい
今回いただいたOmaker USB Type-C 充電ケーブルは2mと、長めのケーブルです。1.5mなどのケーブルを充電器に挿して使っていると、少し離れて使おうとしたら微妙に届かなくなってイラッとする…なんてことがありますが、2mあれば余裕が有り、充電しているときでも快適に使用できます。

しっかりと張りのあるケーブルですが、固すぎることもありません。ケーブルをつまみ上げて曲がった状態にすると、すぐには端子部分は浮き上がらず、端子の近くが曲がります。多少の曲げでは端子部分に負担が掛からないので安心です。

ケーブルはナイロン編みで、端子部分にはメタル素材が使用されているので、低価格ながら高級感があります。USB 3.0のためUSB 2.0に比べるとケーブルがどうしても太くなってしまいますが、これは仕方が無いでしょう。

USB Type-C規格にもちゃんと適合
USB Type-Cケーブルはまだまだ普及し始めたばかりということもあり、市販されているケーブルの中には規格に適合していないものが販売されていることがあります。そこで、USB Type-C端子を搭載しているXperia XZ F8332やLe Max 2 X820で確認してみました。

規格に適合しているか調べるには、Type-A側をPCのUSB 3.0ポートに接続した状態でType-C端子を端末に接続し、コマンドプロンプトでadb shell "cat /sys/bus/i2c/drivers/fusb301/*/fclientcur"
やadb shell "cat /sys/class/power_supply/usb/current_max"
などを実行します。(※充電器に挿した状態では不正確な値になります)この方法は規格に適合しているかチェックするアプリ、CheckRで採用されている方法で、3000以上の値が出たら規格に適合していないケーブルということになります。
ただ、コマンドを見ると分かるように端末毎にばらばらなsysfsを見ないといけない上、確認するためのsysfsが用意されていない場合もあります。上記のコマンドで調べられない場合、代わりにUSB 最大電流を表示できるAmpereを使うこともできそうです。Xperia XZ、Le Max 2で調べてみましたが、USB 最大電流の値はコマンドで調べた値と一致していました。
Omaker USB Type-Cケーブルでテストしたところ、コマンドでもAmpereでも500 mAという結果だったので、USB Type-C規格に適合したケーブルということになります。
【2019/01/25追記】
この記事を投稿した時点では知らなかったのですが、この記事で書いているとおり、片側がレガシー (USB Type-A、micro-Bなど)のケーブルの場合、USB 3.0 (3.1 Gen1)にしか対応していないケーブルは規格違反となります。

商品説明では「最大5V/3A急速充電可能」ということでしたが、Xperia XZでもLe Max 2でも3Aにはなりませんでした。Quick Charge 2.0での充電と同じような電流で充電することはできるので、これまでQuick Charge 2.0を使っていた人なら充電速度に不満は出ないでしょう。どうしてもスマホを3Aで充電したい、という人は、入出力共にUSB Type-Cのケーブルを買えばできると思います。

低価格ながら見た目・性能共にOK
1,199円と2mのUSB Type-Cケーブルとしては安めの価格ですが、見た目は価格以上に高級感があり、性能もQuick Charge 2.0の速度で充電でき、普段使いにぴったりです。
しっかりとしていながら柔らかいケーブルなので、持ち運びの際にも丸めてコンパクトにできます。端末に付属しているようなUSB Type-Cケーブルだと持ち運びしにくい、短すぎて不便…と悩んでいる方に、Omaker USB Type-Cケーブルがおすすめです。
【2019/01/25追記】
前述の通り規格違反しているため、おすすめできません。
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新品価格 |
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