教育/会議用のデジタルツールを販売されているIPEVO様よりiZiggi-HD ワイヤレス書画カメラをいただいたのでレビューしたいと思います。
コンパクトで持ち運びしやすい
書画カメラは、会議などで資料をプロジェクターに映すときに利用する機器です。USB接続してPCと接続する製品が多いのですが、iZiggi-HD ワイヤレス書画カメラはその名の通りワイヤレス接続が可能な上、バッテリーも内蔵しているため、下の写真の構成だけでも利用できるのが特徴です。ワイヤレス接続できる範囲なら一つの場所に固定せず、自由に移動できます。
iZiggi-HD ワイヤレス書画カメラにワイヤレス接続すると通常はPCと書画カメラとの通信にしか使えなくなるのですが、書画カメラ自体にインターネット接続できる機能が備わっているので、インターネットと書画カメラの同時利用もできます。

もちろんUSB接続でも使える
「社内の事情でワイヤレスはちょっと…」という方もいるかもしれませんが、iZiggi-HD ワイヤレス書画カメラはワイヤレスだけでなく、USB接続でもちゃんと使えます。PCに接続するためのUSBポートだけでなく、直接USBメモリーを挿してファイルを読み込んだり、スナップショットを保存したりするためのポートも用意されています。

USBケーブルは延長ケーブルも同梱されているので、ワイヤレス接続より自由度は減りますが、ある程度書画カメラの位置を変えられます。

回転ヘッドで位置調整しやすい
ヘッド部分は270°回転させられ、アーム部分で角度や高さを変えられるので、映したいものに合わせて柔軟に調整できます。

ヘッド部分にフォーカススイッチや露出調整ボタンもあるので、画質調整も簡単です。オートフォーカスにも対応しており、実際に使用しましたがフォーカス調整はほとんど必要ありませんでした。

会議中の机の上がごちゃごちゃしない
社内でワイヤレスで使っても良いという場合、iZiggi-HD ワイヤレス書画カメラであればケーブルが必要ないので、机の上がかなりすっきりします。下の写真ではUSB接続した上でSkype会議用のスピーカーやカメラをつないでいるのでごちゃごちゃしてしまっていますが…。

iZiggi-HD ワイヤレス書画カメラで映したものを見るときは、専用のIPEVO Presenterを使うと便利です。Chromeアプリが用意されているので、別途ソフトをインストールすることなく、Chromeに追加するだけで使えるようにできます。なお、Windows版アプリやAndroid/iOSアプリも用意されています。
今回、ベトナム支社との定例会議でiZiggi-HD ワイヤレス書画カメラを使ってみました。資料の公開ができないのでぼかしていますが、実際ははっきりと映っていました。

iZiggi-HDを接続したPCからHDMI出力したりプロジェクターを使ったりすれば、会議中の全員にiZiggi-HDで映したものを共有できます。Skypeでベトナム支社のほうに画面共有してみましたが、これまで会議でどの資料について話しているか分かりにくかったのが解消されたと好評でした。
これまでだと資料に何か書き込んだときに後で写真を送る、という微妙にアナログなことをしていたのですが、iZiggi-HDで資料を映すことでその場ですぐ、簡単に共有できるようになりました。

資料の共有を簡単にしたい人におすすめ
ワイヤレス接続もでき、簡単・高画質に資料を映せるので、会議やプレゼンテーションなどで資料を見せたい人にiZiggi-HDはおすすめです。また、タブレットならその場で映したものに絵やコメントを書き込めるので、デモや教育などにも活用できます。
AmazonではiZiggi-HDの他に、カメラ性能などが強化されたZiggi-HD Plusも販売されています。こちらはワイヤレスではありませんが、Sony 製CMOS センサーが搭載されているため、少し暗い場所で使うことが多い人にはZiggi-HD Plusの方が良いかもしれません。
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