いよいよ11月2日に国内発売されるXperia XZとXperia X Compactですが、XZの前機種であるXperia X Performanceとの違いを主にソフトウェア面から紹介したいと思います。
目次
グローバル版はデュアルSIMの場合64GBストレージ
グローバル版はすでに発売されていて、デュアルSIMモデルのF8332の場合はシングルSIM版や国内モデルと違い、内部ストレージが64GBに増量されています。国内モデルでも64GBになればいいのですが…。

ハード・ソフト両面で強化されたカメラ
Xperia XZではレーザーAFセンサー、RGBC-IRセンサーを搭載することで暗い場所でのフォーカス速度やホワイトバランスが改善されています。カメラの設定からタッチでその場所にフォーカスして明るさを調整する機能が追加され、より綺麗な状態で写真を撮影できます。なお、追尾フォーカスとタッチでフォーカスと明るさを調整する機能は併用できませんでした。

マニュアルカメラではホワイトバランス、露出に加えシャッタースピードやフォーカス調整もできるようになっています。CMOSイメージセンサー、レーザーAFセンサー、RGBC-IRセンサーの3つのセンサーもあるおかげで、Xperia史上最高のカメラ性能を誇っています。

Xperia X Performanceでも実は使えるものの隠されていた4Kビデオアプリが復活しています。撮影することはほとんど無いと思いますが、Snapdragon 820と高い放熱性能のおかげで、4K撮影してすぐ発熱で止まってしまう、ということもありません。

また、インカメラでは手をかざすと数秒後にシャッターを切ってくれる「ハンドシャッター」が追加されています。腕を伸ばして震えながらシャッターボタンを押す…ということをしなくてすむので、自撮りする方はよりブレのない写真を撮影できると思います。

細かな所で違いがあるシステム
Xperia XZのセットアップウィザードでは、まず最初の「重要な情報」が違います。以前は「重要な情報を理解しました」というチェックボックスだけで、押しても押さなくても進めるものでしたが、Xperia XZでは三つのチェックボックスが表示され、次に進むボタンが承諾ボタンになっています。

ふたが透明なタッチできるカバー、Style Cover Touchに対応した設定画面も追加されています。通常のフリップカバーを使う時とは違い、画面の明るさを使いやすいように補正してくれるようです。

よりバッテリーに優しいXperiaに
Xperia Z5やXperia X Performanceなどにもいたわり充電が追加されるアップデートが配信されていますが、同じ日本語訳で違う機能であるいたわり充電が「バッテリー」に追加されています。こちらは長時間充電している時間帯を学習して、100%になる時間が少なくなるよう充電量を調整する機能で、オンオフが可能です。Qnovoの最適化技術と合わさり、さらにバッテリーの寿命を延ばせます。

STAMINAモードでは、節電レベルを選べるようになっています。制限される機能がある程度選べるので、節電しつつパワーの要るアプリを使いたい時などに役立ちます。

「電池持ちを優先したい」ではスクロールやGPS、バイブなど様々な機能が制限されます。○%から○%は電池持ち、○%からはバランス、と選べたら良かったのですが、選べるモードは一つだけです。

深みのあるフォレストブルーが最高
ここまでソフトウェア面の違いを紹介してきましたが、やはりXperia XZがX Performanceと最も異なるのはカラーバリエーションです。背面には高輝度/高純度のメタル素材ALKALEIDOが採用され、見る角度によって色味が変わる、とても美しい外観に仕上がっています。

自然光下のほうがより良い色になるのですが、写真ではなかなか映しきれません。ぜひ店頭で触ってみてください。
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