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EXPANSYS様より360度カメラ、GIGABYTE Jolt Duo 360 Cameraをお借りしたのでレビューします。
上下左右、360度を同時に撮影できる
GIGABYTE Jolt Duo 360 Cameraは通常のカメラと違って、一度に上下左右360度すべてを撮影できるカメラです。小型ながら、4.5MP、F2.0で1920 x 960P @30fps撮影ができます。

Jolt Duoは上部が透明な箱に入っており、箱にはカメラ本体、巾着袋、USBケーブル、ピンと説明書・保証書が入っています。カメラ本体のオレンジ色の部分は台座に固定するためのパーツです。

台座につけたまま使うこともできますが、カメラ本体にねじ穴が付いているので、三脚などに取り付けることでより自由に、安定した撮影ができます。

1/4ネジ穴のため、他のカメラに対応しているものならほとんどがそのまま使えると思います。コンパクトカメラ用の三脚があったので取り付けてみましたが、問題なくしっかりと固定できました。

なお、Jolt Duoで動画や写真を保存するにはmicro SDHCカードを入れないといけません。使えるSDカードに指定が有り、Class6、10、U1の8GB、16GB、32GBのSDカードでないと利用できません。動画撮影となるとちょっと撮影しているだけでも結構な容量を食われるので、32GBまでと制限せず、64GB以上の大容量なSDカードへの対応もして欲しいところです。

面倒な設定もなく、撮影はボタンを押すだけ
電源ボタンを長押しして電源を付ければ、右側の赤丸ボタンを押すだけで、すぐに360度写真・動画の撮影できます。一回押しだと静止画、長押しだと動画撮影となります。カメラ本体にマイクが搭載されているため、少し小さいですが音声も記録されます。
Wi-Fiボタンを長押しすれば設定メニューが出ますが、日付設定や周波数の選択、オートパワーオフの設定ぐらいしかありません。一応日本語にも設定できますが、簡単な英語なのでわざわざ切り替えるのが面倒なぐらいです。

近所の古墳で撮影してみた動画がこちらです。最初は竹林を撮影する予定だったのですが、帰ってから静止画しか撮影できていなかったことに気付いたのでやむを得ずこんな地味な動画に…。
三脚を持って撮影しているので、画面が結構揺れています。手ぶれ補正が強ければ良かったのですが、このあたりは自分で気をつけるしかなさそうです。
Jolt DuoはYouTube 360、Facebook 360 Videosに対応しており、撮影した動画はそのままアップロードできるようになっています。メタタグを付ける手間がないので楽で良いですね。
専用アプリで撮影や再生もラクラク
Jolt Duoには専用アプリも用意されており、リモートシャッターや撮影した動画の表示などが簡単にできるようになっています。Android/iOS両方に対応しています。
カメラ本体のWi-Fiボタンを押すとWi-Fiが有効になり、SSIDが表示されます。そのSSIDにスマホ側で接続するとJolt Duoと接続でき、本体のシャッターボタンを押さずにアプリ内で撮影やプレビュー表示ができます。

全天球に加え、ストリートビューのような表示やVR対応表示にもできるので、撮影した動画をアップロードしなくてもアプリ内で楽しめます。用意されているコンテンツだけでなく、自分で撮影した動画でVR体験できるというのはとても良いですね。
活用するにはアクセサリが必須か
Jolt Duoは屋外で使ってこそ真価を発揮するアイテムですが、残念ながらカメラ本体だけでは防水になっていないので、雨の日の撮影などができません。EXPANSYSでは防水ケースやヘルメットストラップ、バイクマウントなどがセットになったアウトドアキットや、三脚やモノポッドがセットになったライフスタイルキットが販売されているので、アクセサリ類が揃っていない方は、用途に合わせて同時購入しておいたほうが良いでしょう。
360度撮影ができるカメラは3万円ほどの製品が多いので、1万8千円程度で購入できるJolt Duoは、360度動画撮影初心者には気軽に扱えるのでおすすめです。前方だけでなく、周囲の状況すべてを記録しておきたい、VRヘッドセットで楽しむコンテンツを増やしたいという方は、Jolt Duoを購入してみてはいかがでしょうか。