Android 4.4 KitKatまでは搭載されていた便利機能
「エリア連動Wi-Fi」はAndroid 5.0 Lollipopになって
予告もなく、突然削除されました。
なぜエリア連動Wi-FiがLollipopで無くなったのか、
公式サポートフォーラムでRickard氏が答えています。
We have made improvements in the Wi-Fi scanning, which made the power saving in Location-based Wi-Fi nearly negligible. Therefore we removed the Location-based Wi-Fi.
要約すると、Wi-Fiのスキャンの消費電力が改善され、
エリア連動Wi-Fiがあってもなくても消費電力が
ほぼ変わらなくなったため、削除したとのことです。
そのため、常にエリア連動Wi-Fiと同様の機能が有効になっており、
接続したことがあるWi-Fiアクセスポイントが近くにあれば
自動接続されるようになっています。
実際、エリア連動Wi-Fiがなくなってから
TaskerでWi-Fi nearを使うようになったのですが、
以前試した時より消費電力がかなり抑えられているように思います。
公衆無線LANを使いたい、という人にとっては
劣悪なアクセスポイントが多いせいで
特定の場所でしか繋がって欲しくない、
という需要が高そうですが、
恐らく復活することはないので
Tasker
や
Wi-Fi Matic
といったアプリを使うしか無さそうです。