1月19日、mineoの発表会で、MWCで発表される予定の5インチスマートフォンを取り扱う予定であることが発表されました。
5インチ/約4万円のスマホを今春発売
mineoと石野純也氏によると、5.0インチディスプレイを搭載した高スペックなスマートフォンを今春発売する予定とのことです。価格は4万円前後となる予定です。
これ、なんだろうか。 pic.twitter.com/RbXfvr7Fnr— Junya ISHINO/石野純也 (@june_ya) January 19, 2017
また、MWCで比較的大きなブースで発表されることも明かされています。
謎の端末、MWCだとどの辺にいけばいい?って聞いたら、結構大きなブースとのお返事が。ソニーかファーウェイかZTEかLGか。
— Junya ISHINO/石野純也 (@june_ya) January 19, 2017
他社がMWCで発表すると予想されている端末は5.2インチや5.7インチが多い中、Xperiaはコードネーム Hinoki が5インチと判明しているため、mineoが新しく取り扱うスマートフォンがXperiaである可能性があります。
価格が高いXperiaで4万円前後となると、おそらくハイエンドではなくミドルレンジでしょう。未発表Xperia、モデル番号 G31XX は720p、G32XXは1080pのディスプレイを搭載しており、CPUにMediaTek Helio P20 MT6757を採用しているという情報がAnTuTuベンチマークで掲載されていますが、これまでのXperiaのパターンから考えるとG31XXは小さめなモデル (Hinoki) で、G32XXが5.2インチモデル (Keyaki) という可能性があります。
AnTuTuベンチマークの情報は偽装しやすいので信憑性に欠けますが、少なくともG3221は4GB RAM/64GB ROMを搭載するとされているので、G31XXも同様だとすると「高スペックなコンパクトモデル」に当てはまります。(5インチで「コンパクト」とは一体…)
WQHDの採用は?
5インチといえば、Xperiaでもよく採用されているディスプレイメーカー、ジャパンディスプレイが5インチクラス向けのWQHD液晶モジュール「Hi-Reso Display」の量産を開始したことが発表されています。「Hi-Reso Display」の特徴として、低周波時のちらつきを抑え、場面に応じて60Hzから30Hzに変えることで電力消費を低減し、従来のWQHD液晶より狭額縁化や黒の表現力向上、濡れた手で触れても誤動作しにくくなっているなどがあります。
量産されてすぐXperiaに搭載される、というのは無いと思いますが、Sony Mobileは過去に消費電力を理由にWQHD採用を見送ったと説明していたこともあるため、「Hi-Reso Display」がXperiaに搭載される日も近いかもしれません。