RAVPower 20100mAh モバイルバッテリーレビュー。USB Type-C・PD対応で高速充電を実現

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RAVPower 20100mAh モバイルバッテリーレビュー。USB Type-C・PD対応で高速充電を実現

RAVPower 20100mAh モバイルバッテリー RP-PB059をいただいたのでレビューします。


USB PDでの高速充電・給電が可能

RAVPower 20100mAh モバイルバッテリー RP-PB059は、USB Power Deliveryに対応したUSB Type-Cポートが搭載されているモバイルバッテリーです。USB Power Deliveryでは、対応する機器で従来の充電規格よりもさらに高速な充電が可能です。

RAVPower 20100mAh モバイルバッテリー RP-PB059
品番 RP-PB059
サイズ 約172 × 80 × 20 mm
重さ 約383g
USB 3.0 出力 公称: 5V/2.4A
USB Power Delivery出力 公称: 5V/3A、9V/2A、15V/2A、20V/1.5A
実際のPDO: 5V/3A、9V/3A12.0V/2.4A、15V/2.1A、20V/1.5A
Micro USB入力 公称: 5V/2.4A
USB Power Delivery入力 公称: 5V/3A、9V/2A、15V/2A、20V/1.5A
ポート数 USB Type-C USB PD対応入出力ポートx1、USB Type-A 出力ポートx2、Micro USB 入力ポートx1

※赤字は公称と食い違う部分

充実の付属品

RAVPower モバイルバッテリー RP-PB059には、USB Type-Cケーブルが1本、Micro USBケーブルが2本、さらに携帯用ポーチが付属しています。

なかなかおしゃれ
なかなかおしゃれ

なお、付属のUSB Type-CケーブルはUSB 2.0対応です。説明書は日本語でも書かれています。

付属品
付属品

USB Type-C規格に不適合

Cold Socket (Vbus Hot) –

USB Type-Cの規格では、機器が接続されたことを確認してからVbus (=電気を供給する配線) に電圧をかけなければならないと定められています。いわゆる”Vbus Hot”とは、規格に従わず、機器の接続を確認せず電圧をかけている、という意味です。

USB Type-Cポートで確認したところ、Vbus Hotでなく、規格に適合した動作をしていました。

Bridged CCs –

RAVPower モバイルバッテリー RP-PB059USB Type-Cの規格通り、それぞれが別個のRpでプルアップされています。

e-MarkedケーブルでもSinkの接続を検出できるため、問題なく使用できます。

PDO –

PDO (モバイルバッテリーから充電するデバイス側に「このバッテリーではどんな出力ができるか」という情報を通知するもの) を調べてみます。

PDOの確認にはKotomi Proを使用しました。

謎の12V/2.4A
謎の12V/2.4A

モバイルバッテリーの外装や商品説明には「5V/3A、9V/2A、15V/2A、20V/1.5A」に対応していることが表記されていますが、実際に通知しているPDOは「5V/3A、9V/3A12.0V/2.4A、15V/2.1A、20V/1.5A」と、ほとんど一致していないことが分かります。

このことについてRAVPowerの担当者に問い合わせたところ、「商品詳細ページに書いていないのは、こちらのミスです。早速修正いたします。」との返事をもらいました。

返事を信じるのであればただの表記ミスなので問題はあまり起きそうではないですが、一般の消費者はメーカー発表のスペックを信じるしかないので、正確な情報を伝えていただきたいです。

また、15V/2.1Aで出力する場合、実際の電圧は15.6Vとなり、2.1Aで充電されれば公称最大値である30Wを超えます。これについては、「最大は30W超えているのは、互換性を向上するためです。ケーブルの抵抗性、充電ロスや安全性など色々も考え含め、実際的に約32Wまで放電できるようにします。」とのことでした。

実際に電子負荷で確認したところ、32Wどころか33Wを超える出力が可能でした。

32Wを超える
32Wを超える

過電流防止機能 – ○

RAVPower モバイルバッテリー RP-PB059には過電流防止機能が付いており、3.3Aを超えると電圧が3.4V程度に落ちた後、さらに上げ続けると3.5A程度の段階で出力がシャットダウンされました。

定格から0.3Aほど上がった段階で電圧を下げてくれるので、故障などのリスクが最小限になって良いと思います。

まず電圧が下がる
まず電圧が下がる

USB PDでの高速な入出力

USB Power Delivery給電を実際にNintendo Switch (携帯モードでのプレイ中) で試してみたところ、15V/0.4A程度で充電されていました。

従来の規格にしか対応していないモバイルバッテリーではNintendo Switchが消費する分を補えず、ろくに充電できないことが多いですが、USB Power Deliveryで給電できるRAVPower モバイルバッテリー RP-PB059なら十分な電力供給ができます。

USBケーブルを挿せば自動的に充電が始まるので、ボタンを押すなどの手間もありません。

15V/0.4A程度
15V/0.4A程度

また、RAVPower モバイルバッテリー RP-PB059はUSB Power Deliveryでの出力だけでなく、入力も可能です。

Nintendo SwitchのACアダプタで充電すると、15V/2A程度で充電されました。大容量のモバイルバッテリーでは5V/2Aでの充電では時間が掛かってしまいますが、USB Power Delivery入力であれば充電時間をかなり短縮できます。

15V/2A程度
15V/2A程度

USB Power Deliveryに対応していない機器に対しては、5V/1.5A程度での給電となります。この場合はUSB Type-Cポートは使わず、5V/2.4A出力ができるUSB 3.0ポートから充電した方が良いと思います。

5V/1.5A程度
5V/1.5A程度

USBハブ機能も搭載…だが相性問題あり

RAVPower モバイルバッテリー RP-PB059には、なんとモバイルバッテリーとしてだけではなく、USBハブとして使用できる機能もついています。

USB 3.0ポートにUSBメモリやUSB OTGに対応したスマートフォンを接続して、PCと接続すればファイルの閲覧ができる…はずなのですが、Dell XPS 15では妙にノイズの混じった通知音がゆっくり流れるだけで、正常にUSBハブとして認識されませんでした。

XPS 15では相性問題が発生することがよくあるようなので、他社製のPCであれば大丈夫だと思います。

ハブ機能は試せず
ハブ機能は試せず

USB PD対応機器の持ち運びに

RAVPower モバイルバッテリー RP-PB059はUSB Power Deliveryでの入出力に対応しているので、USB Power Deliveryに対応したノートパソコンやスマートフォン、Nintendo Switchなどを持ち運びしたい人には便利だと思います。

逆にQualcomm Quick Charge 3.0などには対応していないため、USB Power Deliveryに対応していない機器と一緒に使う場合は充電速度がQuick Charge 3.0対応充電器に比べ遅くなってしまうので、使い分けが必要そうです。

RAVPower モバイルバッテリー RP-PB059は5/27現在、Amazonで6,599円にて販売されています。

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(Amazonでのレビューはこちら)


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