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GearBest様よりTeclast Master T10をいただきました。
10.1インチ、Android 7.0搭載
Teclast Master T10 E3C5 | |
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OS | Android 7.0 Nougat |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
プロセッサ | MediaTek MTK8176 |
ディスプレイ | 10.1インチ 2560 x 1600 (WQXGA) |
サイズ | 239.0 x 167.0 x 8.0 mm |
重さ | 553g |
メインカメラ | 8MP |
フロントカメラ | 13MP |
バッテリー | 8,100mAh |
USB端子 | micro USB |
Teclast Master T10は匠心と書かれたパッケージに入っています。

中には本体の他に、説明書やmicro USBケーブルが入っています。充電器のようなマークが書かれていますが、充電器は入っていませんでした。商品説明にも書いていないので、GearBestで販売されているモデルでは付属していないようです。

背面には指紋センサーが付いています。
指紋センサーはMediaTek傘下のGoodix社製のようですが、他社のハイエンドモデルに使われているFingerprint Cards社の指紋センサーに匹敵するレベルの認証速度でした。指紋センサー付きのタブレットは意外と少ないので、タブレットでもスマートフォンと同じく指紋認証が使えるのは良いですね。

正面左側にはmicro SDカードスロットがあります。イヤホンジャックも付いています。

残念ながらUSB Type-Cではなく、micro USBポートが採用されています。隣にはmicro HDMIポートがあるため、タブレットからの映像出力が簡単にできます。

シンプルなホーム
GearBestで販売されているTeclast Master T10では、Googleアプリがプリインストールされています。
Googleアプリ以外ではOTAアプリ、アプリロック (青い鍵アイコン)ぐらいしか入っていないので、ホーム画面はすっきりしています。アプリロックでは、設定したアプリを使う時にパターンや指紋認証でロック解除しないと使えないようにできます。
ナビバーには戻る、ホーム、アプリ履歴ボタンの他にスクリーンショット撮影や音量ボタン、メニューボタンも置かれています。左右の音量アイコンで音量調整できるのですが、表示される音量バーは音量が変わっても反映されないようで、バーが10%の位置にあるのに実際は100%だった…ということも起きてしまいます。

クイック設定では読書モードやバッテリーセーバーなどのオンオフもできます。読書モードは表示を白黒にするモードです。

Eye Comfortはブルーライトカット機能で、MiraVison内のオプションと一緒です。

カメラはおまけ程度
カメラアプリでは設定・調節できるところは少なく、画質もおまけ程度です。メモを撮るぐらいなら大丈夫でしょう。


指紋認証の設定のところが一部中国語のままになってしまっているのですが、Google翻訳と実際に使ってみた感じだと、カメラアプリを開いているときに指紋センサーをタップすることで写真撮影できる機能もあるようです。カメラボタンの代わりに使えるのですが、ちょうど持ち手のあたりに指紋センサーがあるので、間違って撮影してしまいがちです。
他にも指紋センサー長押しでホームに戻る、ダブルタップでアプリ履歴を表示するなどできます。
Googleフォトの動作に注意が必要
GearBestで販売されているTeclast Master T10にはGoogleアプリが入っていますが、Googleフォトでの動作に問題があるので注意が必要です。
Teclast Master T10のシステム内の/system/etc/sysconfig/nexus.xmlがあるせいで、Pixelを使っていると勘違いされてしまい、元の解像度でのアップロードが強制されてしまいます。
説明では無制限となっていますが当然ながらPixel限定の特典なので、Teclast Master T10からアップロードしたデータはしっかり容量を食います。
容量無制限のG Suiteユーザーなら問題ありませんが、通常のGoogleアカウントだと気付かないうちに容量が一杯になってしまいます。

コスパの良いタブレット
2.5Kのディスプレイはなかなか明るく、高解像度な画像も綺麗に表示してくれます。高解像度な分、カメラで撮影した画像の粗が目立ってしまいますが、写真撮影用途ではなく、メモを撮るためのものだと割り切れば十分満足できる画質です。
格安ながら動作は軽快で、micro HDMIポートからの映像出力や読書モード・ブルーライトカット機能など多機能なので、メディア再生機器として活躍しそうです。