e-Taxソフトでの平成29年度分の確定申告で起きたエラーと対処法

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e-Taxソフトでの平成29度年 (2017年) 分の確定申告をしたときに起きたエラーと対処法をメモしておきます。


e-TaxソフトでXTXファイルを読み込めない

e-Taxソフトで「申告・申請等一覧」の「組み込み」で.XTXファイルを読み込もうとすると、

例外が発生した。型:実行時例外, メッセージ:警告: 最初の文書エンティティが開けなかった。ID=D:\Program

例外が発生した。型:実行時例外, メッセージ:警告: 最初の文書エンティティが開けなかった。ID=(x86)\etax\schema\shotoku\RKO0010-170.xsd

というエラーが表示されました。

原因:
インストーラのデフォルトで指定されているインストール先がC:\Program Files (x86)\etaxのように空白を含んだパスで、e-Taxソフトは空白を含むパスに対応していないことでエラーが起きています。今時ありえない…。

ドライブ直下にフォルダ (etaxなど) を作り、インストーラでインストール先をそのフォルダに変更してインストールすれば解決できます。

ただし、インストール先フォルダにハイフンなどe-Taxソフトが非対応な文字を使っている (例: D:\e-tax) と、インストール先を変更できないばかりか、変更しようとしたフォルダまで一切警告なしに削除されてしまいます。

電子署名をしようとすると、「ICカードを認識できませんでした。ご利用の認証局で必要な設定を確認の上、再度操作を行ってください。・・・」のメッセージが表示される

e-Taxソフトの「署名可能一覧」で「署名」を選び、ICカード→公的個人認証サービス(マイナンバーカード)を選ぶと、「ICカードを認識できませんでした。ご利用の認証局で必要な設定を確認の上、再度操作を行ってください。・・・」のメッセージが表示されて進めなくなりました。

原因:
JPKI利用者ソフトが正しくインストールされていないことが原因でした。動作確認の結果がOKでも実際に動作するとは限らない、という冗談のような現象で、JPKI利用者ソフトを上書きインストールすれば解決できました。

私の場合は違いましたが、ICカードリーダライタのドライバーが正しくインストールされていないことも原因になるようです。

 

去年はウェブ版を使おうとして大量の不具合で断念したのですが、ダウンロード版だと不具合は2つだけだったのでスムーズでした。1つも不具合なく進められるのはいつになるやら…。

確定申告用の会計ソフトはMFクラウド確定申告がおすすめです。

去年はやよいの青色申告オンライン を使っていたのですが、動作が重い、スマート取込のページを開いたら一旦取り込み完了するまで設定ページを開けない、スマート取込の動作が不安定、Firefox・Chrome対応が遅かった、など様々な不満点がありました。

その点、MFクラウド確定申告だと動作がスムーズで、電子証明書が必要なサービス以外はソフトのインストール無くブラウザだけでデータ連携でき、対応サービスもA8.netやAmazon、PayPalなど幅広く対応されているので、仕分けがより簡単になりました。

初期費用・月額無料で月15件の仕訳ができるので、日々の仕訳が少ない人にもおすすめです。毎月15件以内しか取引がない、という人は無料のままずっと使えてしまいます。

月15件というのは取引日ベースなので、例えば取引日が1月の仕訳を16件しないといけない場合、16件目は有料プランに入らないと仕訳登録出来ません。2月になったからと言って取引日が1月の仕訳が登録できるようになるわけではないので注意してください。(一回でも超えたらそれ以降は無料プランでいられなくなる!と勘違いしている人が多いです…)

実際に使ってみないと使い勝手がわかりにくいと思うので、まずは無料登録して試してみてください。

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