HUAWEI P20 Pro HW-01Kのスクショ音無効化など隠された機能を有効化する方法 (非root・Magisk)

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HUAWEI P20 Pro HW-01Kではグローバル版からいろいろな機能が削除されています。一部の機能は復活させられることが分かったので、非rootで復活できるものとroot化してMagiskモジュールで復活できるものをまとめました。


スクショ音無効化は非rootで復活可能

まずHUAWEI P20 Pro HW-01Kでグローバル版から削除されている機能は

  • Huaweiホームのドロワー表示機能
  • ツインアプリ (LINEなどを複製し、2つのアカウントで利用できるようにする) 機能
  • PrivateSpace (メインとプライベートで別々のアプリが使える) 機能
  • マルチユーザー機能
  • スクリーンショット撮影時の音の無効化機能
  • データ通信速度の表示
  • MirrorShare (Miracast) 機能
  • スマートカバー機能
  • Bluetoothテザリング
  • 通知で画面を点灯する機能

などです。

Huaweiホームのドロワー表示機能は個人的にはどうでもいいですが、ツインアプリなどあるとうれしい機能が削除されているのは残念です。

そこで、簡単に復活させられないか調べてみました。

スクリーンショット撮影時の音の無効化機能

上記の機能のうち、スクリーンショットを撮影する時の音を常時無音化する機能は非rootで復活できました。

復活させるには、adb shell (準備方法は検索してください) でsettings put system always_play_screenshot_sound falseと実行し、設定→音で「スクリーンショット」をオフにしてください。

スクリーンショット
スクリーンショット

赤外線リモコン

HW-01Kには赤外線リモコンアプリがプリインストールされていませんが、Playストアで「赤外線リモコン」「ir remote」などと検索してアプリをインストールすれば赤外線リモコン機能を使えます。

ツインアプリ機能

ここからはBootloader UnlockしてMagisk v16.0でroot化しないと復活させられません。(Substratumなどでできるかもしれませんが未確認です)

HW-01K用のMagiskモジュールを作成したので、ここからダウンロードし、Magisk Managerでインストールしてください。(ソースコードはこちら)

インストールして再起動すると、設定にツインアプリが表示されます。

ツインアプリはHuaweiホームでないと正常に動作しませんでした。

ツインアプリ
ツインアプリ

PrivateSpace機能

こちらも上記Magiskモジュールで復活できます。

ただし、少し触った限りだと画面が点滅したり真っ黒のホーム画面になったりと動作が怪しいので、完璧には復活できていないのかもしれません。

マルチユーザー機能

ツインアプリ、PrivateSpaceなどマルチユーザー系のHUAWEI独自機能が消されていますが、Android純正のマルチユーザー機能もしっかり削除されています。

これもMagiskモジュールで復活させられます。

マルチユーザー
マルチユーザー

データ通信速度の表示

ステータスバーに現在の通信速度を表示できる機能です。あまり実際の速度を知られたくないのでしょうが、これもMagiskモジュールで復活できます。(非rootでもadbでできますがコマンドは忘れました)

通信速度を表示
通信速度を表示

MirrorShare (Miracast)

復活させられましたが、対応機器を持っていないので実際に動くかは分かりません。

MirrorShare
MirrorShare

スマートカバー機能

一応Magiskモジュールで設定に出すことは出来たのですが、実際の動作は確認出来ませんでした。

Taskerで近接センサーなどで画面オフするよう組んだ方が便利だと思います。

 

Bluetoothテザリングと通知で画面を点灯する機能については、おそらく復活は可能だと思いますが、HUAWEIの独自仕様により設定のAPKをデコンパイルできないため、修正方法が分かりません。

docomo版で削除された機能も基本的にシステム内部には残っていて、少し弄るだけで復活させられるようです。今後のアップデートで公式に復活させてもらいたいですね。

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root化済み・非rootそれぞれのやり方はこちらの記事を参考にしてください。