Bootloader UnlockedなXperia Z4 Tabletではroot権限が
使えるようになりましたが、TWRPはまだ動きません。
そこで、SuperSUなど数多くの便利アプリを公開している
Chainfire氏のアプリ、FlashFireをTWRPの代わりに使います。
FlashFireとは、リカバリがなくてもアプリから
ZIPをインストールできる、というものです。
現在Betaテスト中で、ダウンロードするには
まずGoogle+コミュニティに参加して、
このページを開き、テストに参加します。
その後、Playストアからダウンロードできるようになります。
[root] FlashFire – Apps on Google Play
…ただ、古いバージョンを使ってバグ報告されても
困る、ということなのか、有効期限が設定されていて、
しかも現在更新が放置されているので起動できません。
端末の時計を8月初めあたりにしたり、
デコンパイルして0x14f86340400Lを探し、
0xf4f86340400Lにでも変えてしまいましょう。
Xposedをインストールするため、
5.0対応版のXposedをここからダウンロードします。
Xperia Z4 Tabletの場合、Android 5.0で64bitなので、
xposed-v73-sdk21-arm64.zipです。
FlashFireを起動して利用規約に同意したら、
右下の+ボタンを押してください。
メニューが現れるので、まずは「Flash ZIP or OTA」を
選び、xposed-v73-sdk21-arm64.zipを選びます。
ZIPを選ぶと、Auto-mount (自動で書き込み可能にする)
オプションが表示されるので、念のためチェックを入れておきます。
最初の画面に戻るので、もう一度右下の
+ボタンを押して、「Wipe」を選んでください。
いくつかチェックが入っていると思いますが、
「Dalvik cache」だけにチェックを入れてください。
一番下の「FLASH」を押し、ダイアログで
OKを押せばインストールが始まります。
しばらく黒い画面が続きますが、
焦って強制電源オフしないでください。
再起動後、アプリの最適化が済めば
Xposedが使えるようになります。
…というわけで、Xposedモジュール、
SystemUI PatcherをZ4 Tablet向けに更新しました。
この記事で紹介していた、キーボードランチャーの
不要な画像を隠すオプションや、
通知領域の横幅を変えるオプションなどを追加しました。
ダウンロードは
SystemUI Patcher for Lollipop | Xposed Module Repository
Change quick settings’s number of rows & columns Enable Close All button in recent panel Hide search widget in recent panel Hide No SIM icon … and more!
や
で出来ます。
ちなみに、FlashFireではバックアップもできます。
TWRPと違ってリカバリではないので、ブートループから
すぐ復旧、というわけには行きませんが、
一応バックアップしておくといいでしょう。