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GearBestより8インチタブレット、Xiaomi Mi Pad 4 をいただきました。
目次
ちょうどいいサイズのSnapdragonタブレット
Xiaomi Mi Pad 4は、Snapdragon 660を搭載したAndroidタブレットです。
安いだけのMediaTek SoC搭載タブレットばかりが増えている中、多少重いアプリも問題なく動かせる上、画面サイズも8インチと持ち運びにちょうどいいサイズになっており、スペックと価格のバランスがいいタブレットです。
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スペック
Xiaomi Mi Pad 4 | |
---|---|
OS | Android 8.1 |
RAM | 3GB/4GB |
ストレージ | 32GB/64GB |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 660 |
ディスプレイ | 8インチ 1920 x 1200 (16:10) |
サイズ | 120 x 200 x 7.9 mm |
重さ | 342.5g |
SIM | Nano SIM (LTE版のみ) |
メインカメラ | 13MP |
フロントカメラ | 5MP |
バッテリー | 6,000mAh |
USB端子 | USB Type-C |
(詳細はこちら)
アンチグレアフィルム貼り付け済み
Mi Pad 4にはUSB Type-A to Type-Cケーブル、5V/2A充電器、SIMピンが付属しています。
Mi Pad 4は最大5V/2Aでの充電にしか対応していないため、Quick Chargeなどでの急速充電が出来ません。

GearBestで販売されているMi Pad 4では、アンチグレアフィルムが貼り付け済みです。タブレットでは画面が反射すると見にくいので、反射を最低限に押さえてくれるアンチグレアフィルムを貼ってあるのは素晴らしいです。どうもショップごとに独自に貼り付けているようで、Mi Pad 4 Plusに貼られていたフィルムと違い、あまり指紋が目立たないようになっていました。
ただ、気泡が入っていてそのまま使うには微妙なので、ミヤビックス ビザビ事業部さんにフィルムを作成していただくことにしました。

アンチグレアフィルム特有のぎらつきもなく、インカメラの切り抜きもきっちりしているので、Mi Pad 4の保護フィルムを探している方には、OverLayシリーズがおすすめです。
10.1インチ版Mi Pad 4 Plusとサイズ比較してみた様子がこちら。Mi Pad 4 Plusにはホーム兼指紋センサーが前面に搭載されていますが、Mi Pad 4ではホームボタンはありません。
今回いただいたのはWi-Fi版のため、Micro SDカードスロットしかなく、SIMカードの部分は埋められています。

残念ながらバックカメラは出っ張っています。
なお、カメラの出っ張りをなくせる上、蓋を閉じるとスリープ/スリープ解除できるフリップケースがGearBestで販売されています。

下の写真のようにそこそこ良い写真はとれますが、ピントを合わせても細部がぼけたような感じになります。とはいえタブレットでカメラを使うのは主にメモ用途でしょうし、特に問題ないと思います。
一応ステレオスピーカーですが、下部にしかスピーカーが付いていないため、あまりステレオの意味がありません。

代わりにイヤホンジャックが上部に付いています。Bluetoothと違って遅延したり途切れたりすることがないので、音楽を聴きながらゲームする人にはぴったりです。

MIUI 9.6 China Stableを搭載
GearBestのMi Pad 4はMIUI 9.6.23.0 China Stableを搭載しています。その後アップデートを確認したところ、OTAで2018-08-01セキュリティパッチアップデートが降ってきました。
言語設定では英語や中国語しか選べず、日本語が選択肢にありませんが、ADBコマンドなどで簡単に日本語設定できます。
ADBの場合、adb shell
でsettings put system system_locales ja-JP
と実行してください。
設定の文言などは日本語になりませんが、アプリの表示言語は日本語になります。フォントも再起動するとちゃんと日本語フォントが選ばれます。
中国版のため、デフォルトではGoogle Playストアなどが入っていません。Google Installerなどを使えばインストールできます。
デレステ、マギレコ、ミリアサなどのゲームも普通にインストール・起動できます。

ナビバー操作がデフォルトですが、より画面を広く使えるジェスチャー操作も用意されています。下から上にスワイプしてホームに戻る、右端からスワイプして戻るなどができます。
横画面にした時にボール型のクイックランチャーを表示する設定にも出来ます。

指定したアプリを起動している時にバックグラウンド通信を制限する、ゲーミングモードが搭載されています。

デレステの判定では3D標準で、タイミング調整の結果は15でした。

32GBの容量の内、システムで約9GB使用されているため、空き容量は21GB程度しかありません。

AnTuTuベンチマークの結果は140979でした。Snapdragon 820/821を搭載したGalaxy S7やLG G6が150000程度なので、格安ながらも2世代前のフラッグシップ端末並のパフォーマンスが出ることになります。

Project Treble対応も、360時間制限あり
Mi Pad 4はProject Trebleに対応しているため、Bootloader Unlockさえできればすぐにカスタムロムを焼いて動かすことが出来ます。
ただ、Redmi Note 5あたりからXiaomiのBootloader Unlockサービスに新たに「360時間経たないとUnlockできない」という制限が加わったため、15日待たないとカスタムロムを焼けない状態になっています。
カスタムロム (China Stable以外のMIUIを含む) で遊びたい方は、できるだけ早くBootloader Unlockできるよう到着してすぐにXiaomiのアカウントを紐付けましょう。

Mi Pad 4向けにカスタマイズを加えたAICP-mordiford GSIはここからダウンロードできます。
他のGSIだとbuild.propにDPIなどの変更を加えないといけませんが、AICP-mordiford GSIでは自動的に変更するようにしています。
TWRPはここからダウンロードできます。
Mi Pad 4は8インチと持ち運んだり手に持ったりする時にちょうど良いサイズで、格安なのにCPUスペックも十分なのでゲームや動画再生を快適に楽しみたい方にオススメです。