Sony MobileがSnapdragon 8150 (SM8150) を搭載したXperiaを開発中であることが判明しました。
S845後継SoCのSM8150
SOMCのファームウェア書き込み用ファイルがアップデートされたことにより、次期XperiaにSnapdragon 8150 (SM8150) が搭載されることが分かりました。
QualcommはAlways Connected PC向けにSnapdragon 850を提供しており、スマホ向けSoCとPC向けSoCでネーミングが同じだと紛らわしくなるため、Snapdragon 845の後継は855ではなく8150になるとされていましたが、確かにSDM855ではなくSM8150になるようです。
これまでの「SDM」と違い「SM」8150となっており、内部的なコードネームはmsmnileだとされています。(SM、nileとどこかで聞き覚えが…)
また、「JP1N1」とコメントが付いているPM-1170-BVの情報もアップロードされています。
これまではG8441などのモデル番号が書かれていたのですが、「JP1N1」はこれまでの法則とは大きく異なっています。
2019年には国内3キャリアで5Gの試験導入が始まるため、そのテスト端末も兼ねたSM8150搭載Xperiaを開発している、という可能性もあります。
- PM-1180-BV
- PM-1181-BV
- PM-1183-BV
- PM-1184-BV
- PM-1190-BV
- PM-1191-BV
- PM-1192-BV
- PM-1193-BV
- PM-1200-BV
- PM-1201-BV
- PM-1202-BV
- PM-1203-BV
についてはXperia Companionで初期化したりデータ転送したりできないよう制限されているのですが、PM-1170-BVについてはブラックリストに入っていませんでした。
まだ社内でのプロトタイプ制作の段階で、外部のテスターには配布していないのかもしれません。
【11/10追記】
SOMCの国内サーバーより、ビルド番号55.0.A.0.298のアクセスがありました。この端末はGPUに未発表のAdreno 640を搭載していることから、SM8150を搭載したモデルと思われます。
Xperia XZ3のビルド番号は52、XA3と思われるモデルは53から始まっているため、L3と思われるモデルは54から始まるのだと思います。
なお、SM8150の他には何もアップデートされておらず、今のところ未発表のものはXperia L3に搭載されると思われるHelio P22 MT6762だけです。Snapdragon 660や710については存在していません。
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