Z2/Z3 5.0がついに国産rootkitでroot化可能に

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rootkitXperia

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あのrootkitXperiaがZ2/Z3の5.0に対応して帰ってきました。

KitKatの頃、Bootloader Unlockなしでroot化できる
rootkitXperiaがキューブキューブさんにより公開されました。
しかし、Z3シリーズではそのときの脆弱性が使えず、
xdaで公開されたツール、giefrootを使うしかありませんでした。

長らくgiefrootのみの状況でしたが、ついに
Z2/Z3/Z3 CompactなどのAndroid 5.0 Lollipopに対応しました。

ダウンロードはキューブキューブさんのツイートより出来ます。

対応している機種、バージョンは同梱されているsupport.txtの通りで、
■Z2&Z3系
国内版
Z2系: 17.1.1.B.3.240 (245) 以前
Z3系: 23.0.B.1.59、23.0.B.1.38、23.0.C.0.350、23.0.H.0.334以前
海外版
23.2.A.1.62
23.1.A.1.28
■Z1系
国内版
14.3.B.0.310以前
海外版
14.5.A.0.270
■Z系 (海外版)
10.6.A.0.454
となっています。(上記以前のバージョンでも可能かもしれません)

使い方は簡単です。
前提として、USBデバッグを有効にしてADB接続でき、
提供元不明のアプリが有効になっていないといけません。

  1. install.batをダブルクリックして実行する
  2. — all finished —と出るまで待つ
  3. 再起動後、root化されていれば完了

なお、rootkitXperiaではric対策を含め
root化以外のことはしていないため、
XZDualRecoveryの導入が必要です。

5.1からの直接のroot化は出来ませんが、
これでBootloader lockedでのroot化がかなり楽になります。
キューブキューブさんに感謝して使いましょう。

ちなみに、キューブキューブさんへの寄付は
キューブ実験室の「お気持ち」のリンクから出来ます。

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技適の無い機器の使用は自己責任です。
中国版デバイスは日本語に対応していないものが多いため、ADBコマンドでの日本語化が必要です。
root化済み・非rootそれぞれのやり方はこちらの記事を参考にしてください。