Androidの共有メニューを非rootで置き換えられるアプリ、Sharedrを紹介します。
アプリの順番や非表示化が可能に
Androidの共有メニューはAndroidバージョン毎に違っていたり、メーカー毎に違っていたりしますが、大概レイアウトが異なるだけで、アプリの並びを変えたり隠したりする機能は付いていません。
また、Android標準に近いタイプだと“Direct Share”と呼ばれる機能が付いているのですが、数秒遅れて表示される上あまり役に立つ場面がなく、邪魔になってしまっています。
この「共有を押す度にアプリの順番が違う」「不要なアプリが出てくる」「Direct Shareが鬱陶しい」という問題を非rootで一気に解決できるのが「Sharedr」です。
Sharedrは非rootでAndroidの共有メニューを置き換えられるアプリで、Direct Share機能は付いていません。
インストール後、Chromeなどで共有を選ぶとAndroidシステムとSharedrどちらを使うか選択する画面になるので、選択を記憶するようにしてSharedrを選びましょう。

残念ながらメーカー側の制限により選択画面が出ない場合もあり、その場合はSharedrを利用できません。少なくともXiaomiのMIUI 10では出せたので、Sharedrが使えないのはMIUIに劣る”カス”ROM、ということになります。
SharedrのデザインはAndroid標準に近いため、Andmade ShareやAppChooserよりも自然な表示になります。

アプリ名などの項目の部分を長押しすることでメニューを表示でき、「Pin app (Unpin app)」でその項目を常に最初に表示したり、「Hide app」で隠したり、「Rename」で名前を変えたり出来ます。
Pin appを複数すると名前順で表示されます。(例えば「Twitter」と「+ Pocket」をPinすると「+ Pocket」→「Twitter」の順になり、「+ Pocket」を「ページ保存」などとすれば「Twitter」→「ページ保存」の順になります)

よく使うアプリがあるのに勝手に順番を変えられてしまって困る、数秒遅れで出てくるDirect Shareが大嫌い、という方は一度Sharedrを試してみてはいかがでしょうか。