忘年会のビンゴの景品にUSB PD 45W出力出来るOmars USB-C モバイルバッテリー20000mAhを入れておいたところ、首尾良く手に入れられたのでレビューします。
目次
入力も出力も45W対応!
Omars USB-C モバイルバッテリー20000mAhは、バッテリーから端末への給電も、バッテリー自体の充電もUSB PD 45Wに対応しているパワフルなモバイルバッテリーです。
Omars 20000mAh | |
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品番 | OMPBPW40GYCJNL |
サイズ | 約180 x 80 x 22 cm |
重さ | 558g |
USB Power Delivery出力 | 商品説明: 5V/3A、9V/3A、15V/3A、20V/2.25A 実際のPDO: 5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/2.25A |
ポート数 |
USB Type-Cポートx1 |
本体以外にUSB Type-C to Type-Cケーブル、USB Type-A to micro USB (Type-C変換アダプタ付き) の2本のケーブルが付属しています。説明書も日本語に対応しています。

USB Type-Cポートでは最大45W、QC3.0対応のUSB Type-Aポート単体では最大18W、USB Type-Aポート二つ合計では15Wまで、3ポート合計で63Wまで対応しています。
仕様面にはPSEマークがありません。今のところはモバイルバッテリーではPSEマークは不要ですが、2019年2月から必須となります。

バッテリー残量はLEDインジケーターの数値で確認出来ます。点が付いているだけの製品より分かりやすくて良いですね。

問題なし
Cold Socket (非Vbus Hot) – ○
USB Type-Cの規格では、機器が接続されたことを確認してからVbusに電圧をかけるよう定められています。
この充電器では機器が接続されていない状態ではVbusに電圧をかけておらず、規格に適合した動作をしています。
Bridged CCs – ○
この充電器では別個のRpでプルアップされています。
e-MarkedケーブルでもSinkの接続を検出できるため、問題なく充電できます。
PDO – ○
USB Type-Cポートの出力は外装では5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/2.25Aとなっていますが、Total Phase USB Power Delivery Analyzerで確認したところ、実際に通知されているPDOと一致しました。 (ログはこちら)
9Vを使うスマホや15Vを使うNintendo Switchの他、12Vを使うGPD Pocketに45W以上必須なMi Notebook Airなど幅広い機器を高速充電できます。
接続した時点で上記のPDOを通知していたため、Split PDOではありませんでした。
高速充電規格 – ○
急速充電規格については、Apple 2.4A、Samusung 5V/2A、USB DCPに対応しています。
過電流防止機能 – ○
過電流が起きると出力が制限・シャットダウンされる機能が搭載されています。
5VのPDOで確認したところ、3.3Aほどから電圧が下がり、どれほど高い電流を要求しても3.3A以上出力されないよう制限されました。

20VのPDOでは、2.8Aほどで出力がシャットダウンされました。
558gとなかなかの重さなのがネックですが、入出力がかなり速く、これ一台でコンセントがない場所でもMi Notebook AirやMacBookなどノートパソコンでもスマートフォンでも急速充電できてしまう、というのは素晴らしいです。
Omars USB-C モバイルバッテリー20000mAhは2018年12月10日現在、25%オフクーポンが配布されています。
USB Type-C製品のレビューが役立った場合、私のほしい物リストから何か贈っていただけると嬉しいです。