aptX LLで低遅延。ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン、MOMENTUM True Wirelessレビュー

当サイトで紹介するMODやアプリなどの内、システムファイルの改変やシステムに深く関わるものはroot化やリカバリが必須となります(root化の必要なしと明記している場合は除く)。導入は自己責任で行ってください。また、技適の無い機器の使用は自己責任です。

aptX LLで低遅延。ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン、MOMENTUM True Wirelessレビュー

ゼンハイザー MOMENTUM True Wirelessを買ったのでレビューします。


aptX LLでBluetoothなのに遅延が気にならない

ゼンハイザー MOMENTUM True Wirelessは完全ワイヤレスイヤホンの中でも高級な部類に入るイヤホンで、TWS以外のBluetoothイヤホンでもまだまだ採用が少ない低遅延重視のコーデック、「Qualcomm aptX Low Latency (aptX LL)」に対応しています。

MOMENTUM True Wireless

イヤーピースはXS,S,M,Lの4種類が付属しています。

イヤーピース付属
イヤーピース付属

ケースへの充電はUSB Type-Cに対応しており、付属のケーブルはもちろん、USB Type-C to Type-Cケーブルを使っても問題なく充電できます。

イヤホンは約4時間、ケースで充電すれば約12時間の再生が可能です。

スマートフォンと同じUSB Type-C / USB PD充電器・ケーブルで充電できるので、スマホと一緒に使うことが多いBluetoothイヤホンでは特に嬉しいですね。

ただし、他社のTWSイヤホンでもよくある問題ですが、ケースへの充電が終わったり、ケースのバッテリーが切れたりすると、「イヤホンをケースから取り出した」と見なされてしまうため、使っていない間に勝手に放電されてしまいます。

日常的に使う人ならケースの充電もこまめにするはずなので良いのですが、土日しか使わない、一週間に一回使うかどうか、という人には不便です。

USB Type-C
USB Type-C

イヤホン自体の重量は約13.2g、ファブリックケース込みの重量は約72.3gです。

イヤホンが結構大きいので、歩きながら・走りながらの使用では耳から外れて落ちそうな感じがしてしまいます。(気がするだけで落ちたことはないですが)

Bluetooth 5.0に対応しており、イヤホン本体はIPX4の防水です。

京都→梅田間の通勤ラッシュで混雑している電車でも途切れることはありませんでした。店舗など防犯センサーのあるゲートを通るとセンサーの磁場と左右のイヤホンの接続に使われている電波が干渉してしまい途切れてしまいますが、これは他のTWSイヤホンでも共通なので仕方が無いでしょう。

イヤホンにはタッチパッドが付いており、右イヤホンの長押しで音量アップ・左イヤホンの長押しで音量ダウンなど、それぞれのイヤホンに別々のアクションが設定されています。

音量調整は接続元の機器とMOMENTUM True Wirelessの両方、またはどちらか一方で調整できます。

イヤホンがでかい

ケースはマグネット式で、取り出すときも入れる時も特に苦労しません。

他社のTWSイヤホンではケースがぎりぎりのサイズで作られていてイヤーピースを交換すると入らない、ということがありますが、MOMENTUM True Wirelessのケースではコンプライ Tsx-200など他社のイヤーピースに替えていてもちゃんと入りました。

マグネット

Sennheiser Smart Controlアプリを使うと、イコライザーやトーンなどオプション設定が出来ます。

ただし、一度アプリでペアリングしてしまうと、Androidの設定からペアリングしようとしても「MOMENTUMに接続を拒否されました」のようなエラーが出てペアリングできなくなってしまいました。アプリを開いて接続するかイヤホンを初期化 (ケースを充電した状態でイヤホンをケースに入れ、両方とも30秒以上長押しする) してアプリを使わないようにすれば対処できますが、この不具合は直してもらいたいところです。

Transparent Hearingという外音取り込みで周囲の音を聞きやすくする機能もありますが、カナル式なのも相まって遮音性が高くて聞こえにくいので、周囲の音を聞きたければ片方のイヤホンを外した方が良いです。

アプリ

片方のイヤホンを耳から外すと自動で一時停止する「Smart Pause」、イヤホンをタッチして音声アシスタントを起動する機能のオンオフなどもできます。

ファームウェアに更新がある場合もアプリ経由で更新することになります。

オプション

デフォルトではちょっとなまった感じの女性の声で「Connected」など案内が流れますが、トーン音のみに変えたり何も鳴らさないようにしたり出来ます。

トーン

イコライザーは独特なスタイルで、細かな設定は出来ません。

イコライザー

aptX LL対応製品で真価を発揮

完全ワイヤレスイヤホンとはいえaptXに対応しているので、音質は普通に良いです。aptX HD対応ではないためハイレゾ楽曲がメインの人には物足りないかも知れませんが、完全ワイヤレスイヤホンでハイレゾ再生するとバッテリー消費が大きいですし、そこは従来式のイヤホンとの使い分けが必要でしょう。

MOMENTUM True Wirelessを使う最大のメリットはなんといっても「遅延を40ms未満に抑えたaptX Low Latency対応」です。

aptX LLは送受信ともに対応機器が必要になりますが、現状では対応機器が少ないため、Bluetoothトランスミッターを使うことになると思います。

上記のUSB Type-C Bluetoothトランスミッターなら、Nintendo Switchやデスクトップ/ノートパソコンはもちろん、USB Type-C採用スマートフォンやタブレットでもaptX LLで音声送信できます。

テレビ・映画など人がしゃべっているときに音声と口パクが遅延でずれていると違和感を感じるものですが、aptX LLで接続した状態では音ずれがないので全く違和感なく聞けます

音楽再生でも曲を切り替えたときの冒頭の途切れなどもないですし、音楽再生からゲーム、動画再生でもあらゆるシーンで活躍できます。

 

ゲーム中はイヤホンケーブルに邪魔されたくないけれど遅延するのは嫌だ、という人や、普段よく映画やドラマを見る、という人にMOMENTUM True Wirelessはおすすめです。

はてブ Pocket Mastodon タイトルとURLをコピー

カテゴリ: ,
コメントフォーム右上の「ログイン」メニューで各種SNSアカウントでログインできます。
匿名でコメントしたい場合は、名前とメールアドレスを入力した後「アカウントを作成せず投稿する」にチェックを入れてください。Disqusに登録すると、返信通知を受け取れます。