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OnePlus 7 Pro GM1917を購入しました。
正当進化した2019年のフラッグシップスマホ
フラッグシップスマートフォンは年々差別化が難しくなってきており、画面占有率を上げようと穴あきディスプレイにしてみたり、それほど大容量バッテリーというわけでもないのにスマホから他の機器を無線充電できるようにしてみたり、とまるでガラケー末期のようなユーザーが望んでいない進化をとげ始めています。
そんな中登場したOnePlus 7 Proは、他社フラッグシップよりは安くしつつも、スマートフォンとして日常的に使う部分の機能や性能が強化されています。
90Hz・QHD+のAMOLEDディスプレイに世界初の超高速 UFS 3.0 ストレージ、48MP IMX586 トリプルカメラなどを搭載した、まさに2019年を象徴するフラッグシップスマートフォンです。
OnePlus 7 Pro GM1917 | |
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OS | Android 9.0 |
RAM | 6GB/8GB/12GB |
ストレージ | 128GB/256GB UFS 3.0 2-LANE |
プロセッサ | Snapdragon 855 (SM8150) |
ディスプレイ | 6.67インチ QHD+ 3120 x 1440 (19.5:9 / 516ppi Fluid AMOLED) |
サイズ | 162.6×75.9×8.8mm |
重さ | 206g |
SIM | Nano SIM Dual SIM |
メインカメラ | 48MP (Sony IMX586) + 8MP (望遠) + 16MP (超広角) |
フロントカメラ | 16MP Sony IMX471 |
バッテリー | 4000mAh |
USB端子 | USB Type-C (USB 3.1 Gen1・Warp Charge 30 5V/6A) |
ネットワーク | FDD LTE: B1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,18,19,20,25,26,28,29,32,66 TDD-LTE: B34,38,39,40,41 TDS: B34,39 UMTS: B1,2,4,5,8,9,19 CDMA: BC0,BC1 GSM: B2,3,5,8 |
今回私はNebula Blue 8GB RAM + 256GBストレージをOnePlus公式ストアで購入し、スピアネットで転送しました。
5月17日に注文し、5月20日にスピアネットへ到着、5月21日にヤマトで発送されました。到着は5月26日 (日) で、消費税は3,500円でした。すべて合計で8.3万円ぐらいです。
荷物状況 | 日 付 | 時 刻 | 担当店名 | 担当店コード |
海外荷物受付 | 5月21日 | 11:23 | 米国ヤマト運輸 ポートランド支店 | 81270 |
海外発送 | 5月22日 | 14:00 | 米国ヤマト運輸 ポートランド支店 | 81270 |
国内到着 | 5月25日 | 10:33 | YGL羽田クロノゲート支店 | 541720 |
発送 | 5月25日 | 17:42 | 国際宅急便サービスセンター(羽田) | 29970 |
作業店通過 | 5月25日 | 17:47 | 羽田クロノゲートベース | 32990 |
作業店通過 | 5月26日 | 04:29 | 京都ベース店 | 62990 |
依頼受付(日・時間帯変更) | 5月26日 | 08:09 | 京都主管支店 サービスセンター | 62005 |
配達完了 | 5月26日 | 09:25 | センター |
コミュニティ重視を貫いてきたOnePlusらしく、帯にもコミュニティについて書かれています。
私の個体は5月9日に品質検査が完了したばかりのものでした。
OnePlus 6Tまでは本体を持ち上げると充電器がすぐ見えていましたが、OnePlus 7 Proではフタが付いています。地味に豪華になりました。
付属充電器とUSB Type-A to Type-CケーブルはOnePlus独自規格の高速充電、Warp Charge 30に対応しています。
USタイプなので日本でも問題なく使えます。
Warp Charge 30を使うと最大5V/6Aでの急速充電が可能で、実際計測してみるとバッテリー残量50%程度のときに4.48V/4.8V = 21Wでの充電がされていました。
バッテリー容量は4,000mAhですが、最大30Wでの急速充電のおかげで20分で50%まで充電可能です。
これまでOnePlusはかたくなに独自規格以外の急速充電に対応してきませんでしたが、OnePlus 7 ProではついにUSB PD 5V/3A = 15Wでの充電もサポートされるようになりました。
充電速度はWarp Charge 30には劣りますが、家などコンセントに余裕があればWarp Charge 30を使う、外出先では他の機器と共用できるUSB PD充電器を使う、という使い分けが出来ます。
透明なソフトタイプのカバー、SIMピンやステッカーなども付属します。
ステッカーは残念ながら (?) Warp Chargeロゴはなく、OnePlusロゴとNEVER SETTLEロゴのみです。
保護フィルムは本体にあらかじめ貼り付けられています。光沢タイプでいい人なら別途購入する必要がなくなるので良いですね。
メタリックでマットな青色
Nebula Blueの背面はメタリックな深い青色で、指紋が付きにくいマットな処理がされています。
Xiaomi Mi 9でも青色がありますが、虹色の余計なエフェクトが付いていました。OnePlus 7 Proの青色は自然な青のグラデーションで、本当に美しいです。
背面のカメラは48MP (Sony IMX586) + 8MP (望遠) + 16MP (超広角) のトリプルカメラ構成です。
OnePlusカメラでは超広角モード、ズームモードを簡単に切り替えられます。
通常は48MPを12MPに合成・出力しますが、プロモードにすると48MPのJPGで保存することもできます。ただし、48MPモードでは自動補正などは効かなくなるので、夜景など暗い場所での撮影には向いていません。
夜景モードで撮影すると4秒ほど処理をするのに待たされます。通常モードでもきれいに撮影できるので、連写したい場合は通常モードで十分だと思います。
右側面にはOnePlus恒例のアラートスライダーがあり、マナー・サイレントモードに簡単に切り替えられます。
左側面は音量キーです。
下部にSIMスロットとスピーカーが搭載されています。
フロントではないもののステレオスピーカーで、画面を回転すればちゃんとその向きに合わせてL・Rが入れ替わります。音響効果を強化するDolby Atmosにも対応しており、スマートフォンのスピーカーとしては十分なレベルです。
USB Type-CポートはUSB 2.0からUSB 3.1 Gen1にアップグレードされ、なんとDisplayPort Alternate Mode (DP Alt Mode) もサポートしています。
モニター・ディスプレイ側が対応していればUSB Type-C to Type-Cケーブルで、対応していなくてもUSB Type-C to HDMIケーブルなどで画面を映せるようになるので、不安定で遅延のある無線でのキャストを使わずとも、安定した品質で見られるようになります。もちろん音声もUSB Type-Cケーブル経由で送られるので、モニターに繋いだスピーカーから音を再生させることができます。
10万円以上するスマートフォンですらDP Alt Modeに対応している製品は限られていますし、約7万円~なのにDP Alt Modeに対応するという進化は素晴らしいです。
画面比率はOnePlus 7 Pro側のままになるので大抵のモニターでは黒帯が出ますが、デレステなど大画面でスマホゲームを楽しみたい、という用途にも使えます。
モニターに繋がないときの動画再生も、邪魔なノッチがないベゼルレスなので、ノッチ有りの端末に比べると没入感が全然違います。
ゲーミングスマホ並のディスプレイ
最近流行りだしているゲーミングスマホでは90Hzや120Hzに対応していることが当たり前になっていますが、OnePlus 7 Proはゲーミングスマホではないのに90Hzに対応しています。
60Hzを超えるフレームレートに対応したゲームはPokemon GOやデレステなどに限られていますが、システムUIは90Hzで動作するのでスクロールなどが残像感がなく、ヌルヌルで気持ちいいです。
デレステの場合、3D標準にて90FPSを維持したままプレイできました。
インカメラをポップアップ式にしたことでノッチなしになっており、通知領域もフルに使えます。
両端は2.5Dのエッジになっています。保護フィルムが貼りにくい上、光を反射したり、表示が歪んで見えたり、とノッチ以上にメリットがない無駄でしかないものですし、次のOnePlus機では廃止して欲しいです…。
ポップアップ式カメラは正面左側の上部から出てきます。
モーターで動くので、「シャッー」という音とともに昇降します。顔認証でもインカメラを使いますが、かなり速いです。
※黒い縞模様が出ているのはおそらく90Hzディスプレイを60fpsで撮影したためです。
カメラアプリでフロントカメラを使っている最中に手から落としてしまっても、自動的に落下を検知してフロントカメラが収納されます。
手で押し込んだときも自動収納されたあと「手で押さえないでください」と注意が出ます。
ディスプレイ解像度はQHD+ 3120 x 1440と高く、シーンに合わせて自動で切り替える機能も用意されています。個人的には常時QHD+にした方が良いと思います。
Samsung製ディスプレイなので品質も高く、鮮やかな発色で屋外でも見やすいです。
設定では鮮やか、自然の他、AMOLED Wide Gamut (旧NTSC)、sRGB、Display P3モードを選んだり、好みに合わせて寒色・暖色寄りにしたり出来ます。
画面内指紋認証はOnePlus 6Tに比べて若干センサーのエリアが大きくなったようです。
雑な当て方でも認証されていた従来式の指紋認証に比べるとまだまだ判定がシビアですが、十分日常使用できるレベルの認識・認証速度になっています。
認識されにくいときは、暗い場所と明るい場所 (屋外) 両方で指紋を登録すると、より認識されやすくなります。
ゲームモードも用意されており、ゲームプレイ中は通知をブロックしたり、細部の明暗を明確にしたり、一部のゲームでバイブの動作を改善したりする機能があります。
Fnatic Modeというモードもあり、CPU、GPUやRAMの最適化が出来ます。
一部ユーザーからゴーストタッチが起きるという報告が出ていますが、私の個体では出ませんでした。
リフレッシュレートを90Hzに設定、かつNFCをオンにしたままだと発生するようなので、正式に修正されるまではNFCをオフにしておけば問題ないでしょう。おサイフケータイに対応していないので、NFCを常時オンにしておく必要もないでしょうしね…。
世界初のUFS 3.0高速ストレージ
OnePlus 7 ProはSamsung端末に先駆け、市販スマホでは世界で初めて次世代規格のUFS 3.0ストレージを採用しています。
AndroBenchの結果ではSequential Readが1497MB/s、Sequential Writeが403.13MB/s、Random Read 178.78MB/s・Random Write 29.25MB/sという結果になっており、特にSequential Readでの速度は他社を圧倒しています。
USB Type-CポートがUSB 3.1 Gen1に対応したこともあり、2GBのZIPをPCからOnePlus 7 Proに転送するときも12秒程度で済みました。
90Hz・QHD+固定にした状態でのAnTuTuベンチマークでのスコアは375047でした。ベンチマークなどで負荷が掛かると、背面カメラの左側のあたりが暖かくなります。
他のゲーミングスマホは価格が高いことも相まってカスタムロムの開発があまり活発ではありませんが、開発者の多いOnePlusなら心配は無用でしょう。
OxygenOS自体のアップデートも迅速で、暗所でのちらつきを押さえるDC Dimmingを追加したり、ゲーム中のBluetoothイヤホンの遅延を低減したりとフィードバックを元にした内容が多くあるので、カスタムロムを使わなくても便利に使用できます。
少しでも高性能なスマートフォンを使いたい方、大画面で遅延無く動画やゲームを楽しみたい方にOnePlus 7 Proはおすすめです。
OnePlus 7 Proは6 GB RAM + 128 GB (Mirror Gray) が$669、8 GB RAM + 256 GB (Mirror Gray・Nebula Blue・Almond)が$699、12 GB RAM + 256 GB (Nebula Blue)が$749です。公式サイトで購入する場合は、この招待リンクからだとアクセサリに使える$10クーポンをもらえます。
日本への直接の発送はしてもらえないため転送業者 (住所に#が入る場合は弾かれるので.に置き換える必要あり) を使う必要がありますが、スピアネットであれば紹介特典で$5として使える500ポイントがもらえるので少し安く済ませられます。興味があればお問い合わせください。ポイントは1年間有効と書かれていますが、実際は無期限です。
ProでないほうのOnePlus 7も販売開始されており、イギリスAmazonでは日本発送可能で約7.2万円で販売されています。日本のAmazonでも販売されています。
【10/14追記】
GearBestのクーポンでお得な価格で購入できます。
6GB RAM + 128GBストレージ版…クーポンGBOP7P128GSW
で61318円 ($559.98)
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で66575円 ($607.99)
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で66245 円 ($604.98)