クラウドファンディング Kickstarterで出資していたELECJET Apollo Travellerが届きました。
目次
小さくてもUSB PD 45W出力
ELECJET Apollo TravellerはUSB PD 45W出力とQuick Charge 3.0出力に対応した、スマホサイズの5,000mAhモバイルバッテリーです。
入力はなんとUSB PD 60Wに対応しており、たった18分でフル充電できます。
ELECJET Apollo Traveller | |
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サイズ | 約145 × 73 × 10 mm |
重さ | 約195g |
USB Power Delivery出力 | 商品説明: 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A 実際のPDO: 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A |
USB Power Delivery入力 | 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A |
ポート数 | USB Type-C x1 USB Type-A x1 |
クラウドファンディングで目標達成したため、ポーチが付属しています。
日本では販売されていないため、PSEマークはありません。
USB Type-Cポートは入出力兼用となっています。
バッテリー残量は4つのLEDで表示され、急速充電している時は緑のLEDが点灯します。
側面のボタンを二回押すとLEDを点灯・消灯出来ます。
重さは195gと、最近のスマートフォンと同じぐらいです。
サイズ感もスマホと同程度なので、大容量バッテリーと比べて持ち運びやすくなっています。
問題なし
Cold Socket (非Vbus Hot) – ○
USB Type-Cの規格では、機器が接続されたことを確認してからVbusに電圧をかけるよう定められています。
この充電器は機器が接続されていない状態ではVbusに電圧をかけておらず、規格に適合した動作をしています。
Bridged CCs – ○
USB Type-Cポートは別個のRpでプルアップされています。
e-MarkedケーブルでもSinkの接続を検出できるため、問題なく充電できます。
PDO – ○
仕様とTotal Phase USB Power Delivery Analyzerで確認した実際に通知されているPDOは一致しました。(ログはこちら)
接続した時点で上記のPDOを通知していたため、Split PDOではありませんでした。
高速充電規格 – ○
USB Type-CポートはUSB PD以外の急速充電規格に対応していません。USB DCPには対応しているため、USB PD非対応の機器にも充電できます。
過電流防止機能 – ○
20VのPDOでは、2.7Aで出力がシャットダウンされました。
分解してみました。青いカバーの下にバッテリーがあります。
CapXon、KRCONNなどの製品が使われています。
大きさも重さもスマートフォンと同じぐらいなので、ちょっとした外出時に持ち運ぶのにちょうどいいです。
iPhoneやXperiaといったスマートフォンはもちろん、MacBook Airなどノートパソコンも急速充電できるので、「重たいモバイルバッテリーを持ち運ぶほどではないけれど、ピンチのときにすぐ充電できるようにしておきたい」という方におすすめです。
公式ストアでは現在プレオーダー受付中で20%オフクーポンが配布されており、日本へも送料無料で配送してくれるので、軽量かつパワフルなモバイルバッテリーが欲しい方はApollo Travellerを購入してみてはいかがでしょうか。
USB Type-C製品のレビューが役立った場合、私のほしい物リストから何か贈っていただけると嬉しいです。