Ulefone Armor 6EをGearBest様にいただきました。
防水防塵、MIL規格準拠で性能も十分なタフネススマホ
Ulefone Armor 6Eはゴツい見た目の通り、IP68 / IP69K / MIL-STD-810G規格に準拠した、約2.1万円の防水防塵タフネススマホです。
タフネススマホでは耐久面のスペックばかりが優先される傾向にありますが、Ulefone Armor 6Eではタフネススマホでは世界初とされるMediaTek Helio P70を搭載し、RAMも4GBと十分です。
防水性能を高めるため、USB Type-Cポートでの急速充電以外に10WのQi無線充電にも対応しています。
Ulefone Armor 6E | |
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OS | Android 9.0 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB (microSDXCカード256GBまで対応) |
プロセッサ | MediaTek Helio P70 (2.1GHz) |
ディスプレイ | 6.2インチ 2246 x 1080 |
サイズ | 166 x 83 x 13.3mm |
重さ | 267.5g (実測273.1g) |
SIM | Nano SIM Dual SIM |
メインカメラ | 16 MP + 2 MP |
フロントカメラ | 8MP |
バッテリー | 5,000mAh |
USB端子 | USB Type-C |
ネットワーク | 2G GSM: B2/3/5/8 2G CDMA: BC0/BC1 3G WCDMA: B1/2/4/5/8 3G TDSCDMA: B34/B39 4G FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66 4G TDD-LTE: B34/38/39/40/41 |
格安ながら付属品は充実しており、EU向け充電器の他USB Type-C to Type-Aケーブル、USB Type-C OTGアダプター、USB Type-C to 3.5mmイヤホンジャックアダプター、保護フィルム、蓋を開けるスティックなどが付属しています。
説明書は一応日本語でも書かれていますが、免責事項が「あきらめる」になっているなど安定の機械翻訳です。
Gorilla Glass 5の6.2インチディスプレイ
Ulefone Armor 6Eはノッチ付きの19:9、6.2インチ FHD+ディスプレイを搭載しています。
Corning Gorilla Glass 5が採用されており、耐衝撃性能が高められています。
明るさの自動調整があまりうまく動かないため、別途アプリを入れるか明るさを固定して使った方が良いでしょう。
TPU + メタルフレームのケースが最初から付けられているような状態で、360°すべて保護されています。
電源オフ時は-40℃から80℃、稼働時でも-20℃から60℃の環境でも問題なく動作する、とされています。
道に落としたり、タイヤで踏んだり、火であぶっても大丈夫なようです。実際に試す勇気は無いですが…。
背面には16MP+2MPのデュアルカメラ、指紋認証センサーにUVライトセンサーまで搭載されています。
指紋認証センサーの精度はそこそこで、センサーのサイズが小さいこととカメラレンズに近いことが相まって少し触りにくいです。
あくまでタフネスさがメインなので、デュアルカメラといっても画質は価格なりです。
とはいえ薄暗い夕方でも極端に悪い写真になるわけではないので、ちょっとした写真撮影ならこれで十分でしょう。
UVライトセンサーでは紫外線のレベルをチェックできます。他にも「ツールボックス」アプリではコンパス、騒音試験、高さ測定、空気圧など様々な数値を確認できます。
山登りやキャンプをする際には役立つと思います。
底面のUSB Type-Cポートも防水対応のためキャップが付いています。
バッテリー容量は5,000mAhで、USB Type-CポートではPumpExpress対応充電器を使えば9V/2Aでの急速充電ができます。
キャップは何回も開け閉めしているとどうしても緩んでくるものですが、Ulefone Armor 6Eは10Wでの Qi ワイヤレス充電に対応しているので、別途Qi充電器を買えばキャップを開けなくても充電できます。
Xiaomiの20W Qi 充電器でも問題なく充電できました。
電源ボタン周りはメタルフレームになっていて、WATERPROOFとわざわざ書かれています。
左側面はSHOCKPROOF…。SIM・microSDカードスロットもUSB Type-Cポートと同じくキャップ付きです。
DSDS・VoLTE対応で、LTE B19などプラチナバンドにも対応しています。
左側面は右側に比べて少しへこんだ形状になっていて、大柄であるものの握りやすくなっています。
やたらと充実したジェスチャー操作
Ulefone Armor 6Eは日本語対応でAOSPに近いのですが、クイック設定のデザインは独自のものになっています。
カスタマイズしている割に、ステータスバーのアイコンが微妙に画面の角丸に被ってしまっているのが少し残念です。
ジェスチャー操作は3本指でのスクリーンショット、音量調整やダブルタップで画面オンなどに対応しています。
さらに上下左右のスワイプやM、Cなど文字を描くことでアプリを開いたりメニューを開いたり出来るジェスチャーにまで対応しています。
ここまで幅広いジェスチャー操作に対応しているのはなかなか珍しいです。
画面オフの状態からすぐに目当てのアプリを起動できるので、操作の手間が減って良いですね。
AnTuTuベンチマークの結果は137621でした。
Helio P23のUMIDIGI F1で144041だったので、それほど大きくスペックアップしているわけではないようです。
Ulefone Armor 6Eは$199.99、約2.1万円という低価格ながら高い耐久性に十分日常使用できるレベルの性能を備えています。
多少雑な扱いをしても壊れないタフネススマホが欲しい、けれどもあまりスペックが低すぎるのは嫌だ、という方におすすめです。
GearBestでは6月13日現在$199.99でセール中です。