ELECJET様より、Apple MagSafe 1・2充電器をUSB PD充電器へ変換できるアダプター、AnyWatt MSをいただきました。
MagSafe充電器を有効活用
USB Type-Cへの切り替わりで切り捨てられた、Apple独自規格のマグネット式コネクタ、 「MagSafe」。古いMacBookとともに物置で眠っている、という人も多いのではないでしょうか。
ELECJET AnyWatt MSを使えば、そんなMagSafe 1・2充電器をUSB PD 45W充電器として再利用できます。
もちろんMacBookだけでなく、USB PDに対応したスマートフォンやタブレット、ノートパソコンも充電できます。
Anywatt MS | |
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型番 | AWMS831 |
サイズ | 約2.3 x 6.6 x 1.6cm (本体) |
重さ | 約30.3g |
USB Power Delivery出力 | 商品説明:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、12V/2.25A 実際のPDO:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、12V/2.25A |
約30gのコンパクトなアダプタです。コレ一つでMagSafe 1と2どちらにも対応しています。
黒、シルバー、赤の3色が用意されています。
USB-IFにも認証されているとのことです。(Test ID:1000168で検索しても出てこないですが…)
Apple純正MagSafe 1充電器を接続した様子はこちらです。USB PDに対応したスマートフォンを問題なく充電できています。
MagSafe 2充電器がないので変換アダプターを使いましたが、こちらも問題なく接続できます。
DELL XPS 13のようなノートパソコンでも充電できます。バッテリーの状況にもよりますが、20V/1A程度での充電を確認出来ました。
USB Type-C充電器だとケーブルに引っかけてしまったときPC本体まで引っ張られてしまいますが、マグネットなAnyWatt MS + MagSafeならMagSafe充電器側が外れるだけで済みます。
問題なし
Cold Socket (非Vbus Hot) – ○
USB Type-Cの規格では、機器が接続されたことを確認してからVbusに電圧をかけるよう定められています。
この変換アダプターは機器が接続されていない状態ではVbusに電圧をかけておらず、規格に適合した動作をしています。
PDO – ○
仕様とTotal Phase USB Power Delivery Analyzerで確認した実際に通知されているPDOは一致しました。(ログはこちら)
12Vにも対応しているので、OneMixシリーズなどUMPCでも充電できます。
接続した時点で下のPDOを通知していたため、Split PDOではありませんでした。
高速充電規格 – △
USB Type-CポートはUSB PD以外の急速充電規格に対応していません。
USB DCPにも対応していないので、残念ながらUSB PD非対応のUSB Type-C機器には充電できません。
過電流防止機能 – ○
20VのPDOでは2.3A程度でシャットダウンされました。
古いMagSafe充電器を最新のUSB PD充電器として有効活用できますし、MagSafe充電器が余っている方におすすめです。
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Amazonも転売ですが、1,000円オフクーポンが配布されているので公式と同じぐらいの金額になります。
USB Type-C製品のレビューが役立った場合、私のほしい物リストから何か贈っていただけると嬉しいです。