評価： 4
Baseus SiMU S1 Proをいただきました。
ノイキャン・無線充電対応で便利
Baseus SiMU S1 Proは低価格ながらもアクティブノイズキャンセリングやAACコーデック、ワイヤレス充電など便利機能が搭載されている完全ワイヤレスイヤホンです。
Baseusは日本ではUSB PD充電器などが有名ですが、完全ワイヤレスイヤホンをリリースするのは初です。
世界初QC5対応！Baseus GaN2 100W USB PD充電器レビュー。スマホもPCも1台で急速充電 – AndroPlus
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付属品はUSB Type-A to Cケーブル、イヤーピース、説明書等です。
メタリックな色合いで、指紋はあまり目立ちません。
底面にUSB Type-Cポートがあります。
Qiワイヤレス充電にも対応しており、置くだけで充電することもできます。
ワイヤレス充電する際はBaseusロゴがある面を充電器側に接触させないといけません。
充電中は認証マークの間にあるインジケーターが赤く光ります。
イヤホン単体で約7時間、ケースで再充電すると約28時間の再生が可能です。
イヤホンの重さは両耳で8.2gと軽量です。
付けていても特にずれ落ちたり耳が痛くなったりすることはありませんでした。
イヤホン込みのケースの重さは45.8gです。
コンパクトなので持ち運びの際に邪魔になりません。
低音が強めなドンシャリ気味音質
Baseus SiMU S1 Proは低音が強めに出ておりドラムやベースなどは迫力があり、ボーカルの定位感が良く目の前で歌っているように聞こえます。
高音部分は少し苦手なようで、曲によっては聞こえにくかったりのっぺりとした印象になったりすることがあります。
ノイズキャンセリング
Baseus SiMU S1 Proは最大35dBのアクティブノイズキャンセリングに対応しています。
エアコンや扇風機の音などは打ち消してくれますが、人の声やキーボードの打鍵音など高めの音には弱いようです。
この価格帯としてはアクティブノイズキャンセリングが付いているだけでも凄いぐらいですし、価格を考えれば十分だと思います。
定位感・低音域周波数
バイノーラル音源などで特に重要な定位感は、Baseus SiMU S1 Proの場合特に問題なく、近い音は大きく聞こえ上下左右の動きもはっきり感じられました。
低音域では20Hzの再生が可能でした。
低音
Baseus SiMU S1 Proは低音が強めのドンシャリ気味な味付けです。
Billie Eilishのbad guyのように低音が強い曲でも音がこもったように感じることはなく、低音を強調しつつもささやくようなボーカルはクリアに聞こえてきます。
TRN VXイヤホンに比べると少しボーカルがわずかに小さめに聞こえるという印象です。
解像感・音の広がり
The BeatlesのBlackbirdでは、透明感のあるアコースティックギターとともにボーカルも近くで聞こえてきます。
左イヤホンから聞こえるタップ音も、確かに靴底で床を叩いている感じが伝わってきます。
ギターが強めのMeredith Brooks – Bitchでもボーカルが楽器に埋もれるようなことはなく、しっかり前に出ているように聞こえます。
エレキギターの和音は弦が響くような音がしており、そこそこの解像感があります。
高音
TRN VXイヤホンに比べると少し鮮明さに欠けるように感じますが、ソプラノボイスはキンキンとした声には聞こえず綺麗に聞こえます。
靴音や笑い声の定位感も良いです。
BUMP OF CHICKENのアカシアでは高音のハイハットが鳴り続けていますが、低音やボーカルに少し押され気味で聞こえにくくなることがあるように感じました。
低音が強い分高音は少し弱い感じですが、全体的に見れば極端に偏っているわけではなく、バランスは良いと思います。
まとめ
Baseus SiMU S1 Proは格安ながらもアクティブノイズキャンセリングやワイヤレス充電など普段使いに便利な機能を備えており、音質面でも中高音が若干苦手なこと以外は満足できるレベルです。
特に迫力ある低音を楽しめるため、ドンシャリ気味な味付けが好きな方におすすめです。
Baseus SiMU S1 Proは2021/09/08現在Amazonにて5999円で販売されており、20%オフクーポンが配布されています。