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評価: 4
Black Shark Magnetic Coolerをいただきました。
MagSafe / Qi対応機器ならくっつけるだけ
最近のスマートフォンは処理性能が高くなっていますが、やはりその分発熱も大きくなってしまいます。
冬ならカイロ代わりでマシですが、夏に熱いとなると持ちにくいですし、端末への負担も増えてしまいます。
そこで役に立つのがBlack Shark Magnetic Cooler スマホ用クーラーです。
Black SharkはXiaomiが出資しているゲーミングブランドで、パッケージもゲーミングらしくデザインされています。
付属品はUSB Type-Cケーブル、プレート、フィルムと説明書です。
マグネットが内蔵されているためMagSafe、Qiワイヤレス充電に対応しているスマートフォンであればこのように背面にくっつけるだけで設置できます。
がっちりアームでホールドするタイプだとプレイ中に目障りになることがありますが、これなら正面から見たときに目立ちにくいです。
Qiワイヤレス充電用のコイルだけだとくっつく力が弱かったり、そもそもMagSafe / Qi非対応の場合はくっつけられなかったりしますが、そんな時のためにメタルプレートが用意されています。
背面やケースなどに貼り付けておくとBlack Shark Magnetic Coolerをどんなスマホにもくっつけられるようになります。
コンパクトで持ち運びしやすい
Black Shark Magnetic Coolerはバッテリー式ではなく、常にUSB Type-Cケーブルで給電することで動作するタイプです。
USB Type-C to Type-Cケーブルでもちゃんと給電できます。
ヒートシンク112本の放熱フィンが使用されているそうですが、かなりコンパクトです。
7200 RPMでファンが回転し、360°どこからでも空気が出入りできるため向きは気にしなくても大丈夫です。
底面の中央部は高性能TEC (ペルチェ) で、この部分がキンキンに冷えます。
温度計で測るとすぐ10℃以下になりました。
使用中は緑色のLEDが光ります。
ファン音はそこまでうるさくなく、ゲームの音楽の邪魔にはなりにくいです。
少し角度が急ですがスマホスタンドっぽく使うことも一応できます。
重さは76gです。
発熱を抑えてスロットリングを低減する効果も
実際にOnePlus Nord 2で原神を60FPS・最高画質に設定してプレイしてみました。(プロ向けベンチマークソフトGameBench Proにて計測しています。詳細な結果はこちら)
Black Shark Magnetic Coolerを付けずにプレイするとロードを始めた時点から急激に温度が上がり最大47℃、とかなりの熱さになってしまいますが、Black Shark Magnetic Coolerを付けていると温度上昇が抑えられ、最大で43℃ほどになりました。
体感的には触っている部分が熱くならないので数値以上に快適さが増します。
発熱が低くなったことでCPUのスロットリングも抑えられ、本来の性能を発揮できる時間が長くなったため、クーラーなしの時よりもFPSが安定していました。
まとめ
Black Shark Magnetic Coolerはホルダーなしで見た目が良く、コンパクトながらも十分な冷却性能を持っています。
MagSafe対応機種以外だとメタルプレートを付けないとくっつきにくいところがデメリットといえばデメリットですが、こればかりは仕方がありません。
Black Shark Magnetic CoolerはAmazonにて2022/04/24現在3,980円で販売されています。