Dangbei Mars Proを貸し出していただきました。
レーザー光線タイプの4Kプロジェクター
Dangbei Mars Proは4K解像度、200インチまでの投影に対応したプロジェクターです。
付属品はリモコン、ファイバークロス、電源アダプター、説明書です。
リモコンは単四電池2本を使います。
アルミニウムボディで天板は2.5Dガラスとなっています。
3200ANSIルーメンでALPD技術も採用しており、光がある部屋でも問題なく映せるほど明るく投影できます。
光源寿命は30,000時間 (一日4時間使用だと20年以上持つ) と長持ちです。
Dolby Audio・DTS-HD対応の10Wデュアルスピーカー搭載です。
音質は微妙で、音量はそこそこ出ているものの高音が弱く、低音の迫力もありません。
音にこだわりがあれば別途スピーカーを接続したほうが良いと思います。
イヤホンジャック、USBポート、HDMIポート、S/PDIF端子があります。
S/PDIF端子を使う場合は設定 → 音 → 音声出力方式 → eARC/SPDIF を選ばないといけません。
HDMIでは、設定で遅延が20msになるというゲームモードをオンにできます。
Wi-Fiのほか有線LAN接続することもできます。
天板はガラス製で、電源ボタンが一つあるだけです。
操作はすべてリモコンで行います。
底面のゴム脚部分は回して高さ調節できます。
三脚や天井取り付けができるネジ穴があります。
ちょっとあやしいが日本語対応
Dangbei Mars Proは日本語対応です。
…誤訳がいくつもありますが、雰囲気で分かる範囲なので致命的ではありません。
ネットワーク接続では2.4GHz・5GHzどちらのアクセスポイントでも接続できるようになっています。
ストリーミング再生には外部機器がほぼ必須
Dangbei Mars Proはプロジェクターとしての機能に特化しているため、そのままではYouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどのストリーミング再生はできません。
2023/03/19現在Dangbei Mars Proとストリーミングドングルを同時に購入するとドングルが無料になるキャンペーンが開催されているため、Fire TV Stickなどを持っていない方はもらっておきましょう。
プレイヤーを開くとローカルファイルやFTP・SMB・NFSでネットワーク上のファイルを投影できます。
MiracastでスマートフォンやPCの画面を投影することもできます。
プレゼンテーションなどに使う場合には問題ないものの、動画は30FPS程度のカクカクとした表示になるため向いていません。
ストリーミングドングルHAKOを接続すると、このようにAndroid TVでNetflixやYouTube等の動画を簡単に投影できます。
明るさや彩度は十分で、真っ暗な部屋にしなくても綺麗に映してくれます。
投影中のファンの音はうるさくなく、静かで動画を邪魔しません。
MEMC フレーム補間にも対応しているため、特にアニメなどパン・ズームがある場面で滑らかに動いている様子が分かります。
フレーム補間は「動き補償」と翻訳されています。
低・中・高の三段階で選べます。
フォーカスは起動時に自動実行
Dangbei Mars Proを立ち上げた際は自動的にフォーカス調整してくれるため、面倒な操作は必要ありません。
リモコンで微調整したり、設定で手動フォーカスしたりすることもできます。
また、台形補正も自動で素早く実行してくれます。
明るさは自動調整や省エネ、カスタマイズなどを選べます。
個人的には標準でも十分なぐらいの明るさで、ハイライトにすれば明るめの部屋でもはっきり映りました。
冷却ファンを回して内部のほこりを出してくれる機能も用意されています。
Dangbei Mars Proは明るく綺麗に200インチまでの投影ができるため、大画面で映像コンテンツを楽しみたい方におすすめです。
それほど暗くしていない部屋でもはっきり分かるぐらいの明るさなので、スマートテレビの代わりに使っても良いかもしれません。
2023/03/20現在Amazonでは199,900円で20,000円オフクーポンが配布されています。